6月29日(日)に栃木県総合文化センターで開かれた「骨髄バンク『命のつどい』チャリティコンサート」にご出演された皆様、大変お疲れさまでした~
そして会場にお越しくださった皆さまもありがとうございました
骨髄バンクのイベントは出演人数・グループ数ともにスタジオM最大規模のイベントでして、ウチのプログラム全体の割合から考えると自分自身の出演は決して多くないんですが、やはり主宰者として生徒さん達が快適に本番までのひとときを過ごし、ステージで楽しく踊れるように心を配らねばなりませんし、予想しなかったトラブルが起きたりもしますので、朝から夕方まで気の抜けない数時間でございました。
ある時は舞台袖から、ある時は着替えながら楽屋のモニターで全クラスの生徒さん達のステージを見守りました。
皆さんとても美しかったですし、今まで練習してきたフォーメーションなどもきちんとこなしていて、今回が初舞台だった方々も含め、存分に日頃の練習の成果を発揮できていたように思います
来年もまた骨髄バンクのイベントにみんなで楽しく参加しましょうね
さて、終わった余韻に浸る間もなく次に参ります
早速レッスン再開初日の明日から新曲に入ります
スタジオで新しく始める曲は、来年2月の大きなイベントを見越して取りかかる大作です。
ハワイ王朝後期の王族の女性によって書かれた、美しくも切ないラブソングです。
スタジオ以外のクラスも一斉に新曲に入りますので、どこかのクラスに入って新しく始める方はこのタイミングがオススメです
新曲に取りかかりつつ、夏以降のイベントに向けた練習も徐々に始めていきますぞ~。
そのうち一つは今年初めて開催されるイベントです。
主催の方々の意気込みがとても感じられます。是非とも応援しちゃうわよ。
出演はもちろん、ただ参加するだけでも楽しそうです
詳細が告知されたらこのブログでも紹介しますね。
あ~そうそう、その主催の方にも言われたんですが、どうも「スタジオMは滅多なイベントには出てくれない」なる誤解がまかり通っているんですがそんな事は無いです(笑)。
ワタクシ共、楽しいイベントでしたらどこへでも参上しますことよ。
まあ確かに「ガツガツとすべてのイベントにしゃしゃり出る」って事は無いわな、ウチの場合。
イベントも量より質でございますからね。
衣装や装飾品を酷使して傷むのイヤだし…というのは半分冗談にしても(笑)、真面目な話、前から言っているようにあんましイベントばっかりやってると肝心の上達が疎かになってしまうのです。
もちろん、イベント(およびそのための練習)を経たからこそ上手くなる部分もあるんですけど、それは綺麗に整列して踊る・巧みにフォーメーションを行うといった仕上げ部分に限られるものであって、基本動作の正確さ・美しさみたいな根っこの部分は、イベントばかりに偏るとむしろレベルダウンしてしまう場合もあります。
ようはバランスの問題ですね。
そんなわけで、根っこ部分の育成に支障が出ない範囲内であれば、我々は喜んで様々なイベントに出演しとります。
出るにあたって決して欠かせない条件は、もちろん楽しい事!
美味い飯や酒があればなお良し!まあ無きゃ自分達で調達するからオッケー!(笑)
あとハワイアンイベントに限って言うと、ものすごく重要(だけど見落とされがち)な条件として、「ハワイやフラを良くご存知の方が主催していること」というのが挙げられます。
地元の小さなイベントから、ハワイのゲストを何人も呼んで催される大規模なものまで、すべてのハワイ関連のイベントにおいてこれは絶対に譲れない条件です。
「よくご存知」って、財力なりコネなりがあってハワイからゲストが呼べるとかそんなんじゃないですよ(笑)。
少なくとも、フラの本物と偽物、ハワイらしいのとそうでないの、一流とそれ以外を見抜けるくらいの見る目はそなえている事がハワイアンイベント主催者の最低レベルです。
もちろん、主催者の方が確固とした見る目を持ち、そのお眼鏡にかなった人しか出しちゃダメって意味ではありません。
というか、そうなさっている主催者の方もいらっしゃいますが、私の知る限り日本でそれを成立できているのは企業としてイベントを主催している所だと一カ所くらいしか思い当たらない。
それに、レベルや年代に関わらず、フラを愛するすべての人(こないだのNHKニュースでの「フラダンス愛好家」って言い回しは美的ではないけれど的を射ている気はする)みんなが等しく出演して楽しめるイベントも、フラ人口総カラオケ化の日本にあっては必要だと思います。
それでも絶対に主催者は見る目がなくちゃいけません。
「最近フラ流行ってるからとりあえず乗っかっとこ」で何とか出来るほど生易しいものではないのです。
まして、どっかのホテルだかスパだかの人が「いつかウチは福島の某所を超える!」なんて息巻いたって、見る目を持ってなきゃまず無理です。
福島の某所は今から50年も前、ハワイのイリマフラスタジオで学んでいらした早川先生と佐竹先生を招聘した、つまり「最初から本物を分っている人材を起用した」事が成功の秘訣です。
半世紀前など今よりもっと本物のフラやタヒチアンがどんなものか日本人に知られていませんでしたし、今と違って宝塚以外にも日劇や松竹などのダンサーやその志望者が大勢いたのですから、彼女達にそれっぽい格好でそれっぽい事をやらせれば誤魔化せるだろうなどと考えなかった事が、あの施設の創業に携わった方々の賢明な点です。
そういう先人の成功を見て、何故安易に「自分達があの施設を超える」などと思えるのか。おめでたいにもほどがあります。
それでフラとは名ばかりのアレ過ぎる代物を平気でお客様の前に晒しているのですから笑止千万です。
おっと。もう少しで裏部屋に書くべきレベルまで突っ込んでしまう所だった(笑)。
すいません、この話題になると色々思い当たるフシがあるもんでつい。
ともあれ、もちろん「フラ歴10年以上」「ハワイ在住経験が云々」なんてベラボウな事を主催者に求めているわけではないです。
今言った福島の某施設の方々だって、プロである先生方以外は何がハワイのフラだか分ってない、そもそもハワイにすら行った事がないって方がほとんどだったでしょう。
でも幸い、50年前と違ってネットだけでも玉も石もあらゆるフラを観られる時代になったのですから、せめてまず見る目を養った上で取りかかる事がとても大切です。
本物のフラがどういうものか分っていれば、そうそうピントのズレた事にはならないはずですし、出演する「フラダンス愛好家」のニーズにもしっかり応えられるイベントが作れると思うのです。
第一、主催者自身がフラを愛していて初めて愛好家を心から楽しませられるハワイアンイベントを生み出す事が出来るものです。
主催者の方がフラに対して真摯に取り組んでいるイベントならば、ワタクシ一切の助力を惜しみませんぞ
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かえるさんじゃなくなって寂しいけど、とりあえずハワイっぽいバナーを貼っとこう(笑)。
よろしければクリックをお願い致します。
そして会場にお越しくださった皆さまもありがとうございました
骨髄バンクのイベントは出演人数・グループ数ともにスタジオM最大規模のイベントでして、ウチのプログラム全体の割合から考えると自分自身の出演は決して多くないんですが、やはり主宰者として生徒さん達が快適に本番までのひとときを過ごし、ステージで楽しく踊れるように心を配らねばなりませんし、予想しなかったトラブルが起きたりもしますので、朝から夕方まで気の抜けない数時間でございました。
ある時は舞台袖から、ある時は着替えながら楽屋のモニターで全クラスの生徒さん達のステージを見守りました。
皆さんとても美しかったですし、今まで練習してきたフォーメーションなどもきちんとこなしていて、今回が初舞台だった方々も含め、存分に日頃の練習の成果を発揮できていたように思います
来年もまた骨髄バンクのイベントにみんなで楽しく参加しましょうね
さて、終わった余韻に浸る間もなく次に参ります
早速レッスン再開初日の明日から新曲に入ります
スタジオで新しく始める曲は、来年2月の大きなイベントを見越して取りかかる大作です。
ハワイ王朝後期の王族の女性によって書かれた、美しくも切ないラブソングです。
スタジオ以外のクラスも一斉に新曲に入りますので、どこかのクラスに入って新しく始める方はこのタイミングがオススメです
新曲に取りかかりつつ、夏以降のイベントに向けた練習も徐々に始めていきますぞ~。
そのうち一つは今年初めて開催されるイベントです。
主催の方々の意気込みがとても感じられます。是非とも応援しちゃうわよ。
出演はもちろん、ただ参加するだけでも楽しそうです
詳細が告知されたらこのブログでも紹介しますね。
あ~そうそう、その主催の方にも言われたんですが、どうも「スタジオMは滅多なイベントには出てくれない」なる誤解がまかり通っているんですがそんな事は無いです(笑)。
ワタクシ共、楽しいイベントでしたらどこへでも参上しますことよ。
まあ確かに「ガツガツとすべてのイベントにしゃしゃり出る」って事は無いわな、ウチの場合。
イベントも量より質でございますからね。
衣装や装飾品を酷使して傷むのイヤだし…というのは半分冗談にしても(笑)、真面目な話、前から言っているようにあんましイベントばっかりやってると肝心の上達が疎かになってしまうのです。
もちろん、イベント(およびそのための練習)を経たからこそ上手くなる部分もあるんですけど、それは綺麗に整列して踊る・巧みにフォーメーションを行うといった仕上げ部分に限られるものであって、基本動作の正確さ・美しさみたいな根っこの部分は、イベントばかりに偏るとむしろレベルダウンしてしまう場合もあります。
ようはバランスの問題ですね。
そんなわけで、根っこ部分の育成に支障が出ない範囲内であれば、我々は喜んで様々なイベントに出演しとります。
出るにあたって決して欠かせない条件は、もちろん楽しい事!
美味い飯や酒があればなお良し!まあ無きゃ自分達で調達するからオッケー!(笑)
あとハワイアンイベントに限って言うと、ものすごく重要(だけど見落とされがち)な条件として、「ハワイやフラを良くご存知の方が主催していること」というのが挙げられます。
地元の小さなイベントから、ハワイのゲストを何人も呼んで催される大規模なものまで、すべてのハワイ関連のイベントにおいてこれは絶対に譲れない条件です。
「よくご存知」って、財力なりコネなりがあってハワイからゲストが呼べるとかそんなんじゃないですよ(笑)。
少なくとも、フラの本物と偽物、ハワイらしいのとそうでないの、一流とそれ以外を見抜けるくらいの見る目はそなえている事がハワイアンイベント主催者の最低レベルです。
もちろん、主催者の方が確固とした見る目を持ち、そのお眼鏡にかなった人しか出しちゃダメって意味ではありません。
というか、そうなさっている主催者の方もいらっしゃいますが、私の知る限り日本でそれを成立できているのは企業としてイベントを主催している所だと一カ所くらいしか思い当たらない。
それに、レベルや年代に関わらず、フラを愛するすべての人(こないだのNHKニュースでの「フラダンス愛好家」って言い回しは美的ではないけれど的を射ている気はする)みんなが等しく出演して楽しめるイベントも、フラ人口総カラオケ化の日本にあっては必要だと思います。
それでも絶対に主催者は見る目がなくちゃいけません。
「最近フラ流行ってるからとりあえず乗っかっとこ」で何とか出来るほど生易しいものではないのです。
まして、どっかのホテルだかスパだかの人が「いつかウチは福島の某所を超える!」なんて息巻いたって、見る目を持ってなきゃまず無理です。
福島の某所は今から50年も前、ハワイのイリマフラスタジオで学んでいらした早川先生と佐竹先生を招聘した、つまり「最初から本物を分っている人材を起用した」事が成功の秘訣です。
半世紀前など今よりもっと本物のフラやタヒチアンがどんなものか日本人に知られていませんでしたし、今と違って宝塚以外にも日劇や松竹などのダンサーやその志望者が大勢いたのですから、彼女達にそれっぽい格好でそれっぽい事をやらせれば誤魔化せるだろうなどと考えなかった事が、あの施設の創業に携わった方々の賢明な点です。
そういう先人の成功を見て、何故安易に「自分達があの施設を超える」などと思えるのか。おめでたいにもほどがあります。
それでフラとは名ばかりのアレ過ぎる代物を平気でお客様の前に晒しているのですから笑止千万です。
おっと。もう少しで裏部屋に書くべきレベルまで突っ込んでしまう所だった(笑)。
すいません、この話題になると色々思い当たるフシがあるもんでつい。
ともあれ、もちろん「フラ歴10年以上」「ハワイ在住経験が云々」なんてベラボウな事を主催者に求めているわけではないです。
今言った福島の某施設の方々だって、プロである先生方以外は何がハワイのフラだか分ってない、そもそもハワイにすら行った事がないって方がほとんどだったでしょう。
でも幸い、50年前と違ってネットだけでも玉も石もあらゆるフラを観られる時代になったのですから、せめてまず見る目を養った上で取りかかる事がとても大切です。
本物のフラがどういうものか分っていれば、そうそうピントのズレた事にはならないはずですし、出演する「フラダンス愛好家」のニーズにもしっかり応えられるイベントが作れると思うのです。
第一、主催者自身がフラを愛していて初めて愛好家を心から楽しませられるハワイアンイベントを生み出す事が出来るものです。
主催者の方がフラに対して真摯に取り組んでいるイベントならば、ワタクシ一切の助力を惜しみませんぞ
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