舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

寒いですね。

2007-10-16 02:56:05 | 徒然話
昨日から一段と冷えてきて、今日など後半から天気も崩れはじめ、いよいよ秋めいてきたようです。
こうもいきなり寒くなると、まだあちこちにいるかえるたちがとても心配です。

今日から始まった今市のフラレッスンに行ったら、駐車場から会場まで行く途中でかえるさんに会いました。
暗がりにピョン!と跳ねるものがあったので慌てて避けました。うわあ、踏まなくてホントによかったああ。暗いとこ歩くのは危ないよ~。

この時期になると、かえるたちも衣替えをします。
まわりの景色にあわせてシックな色彩に変貌するのですね。今日会った子も、茶系のからだをしてました。かえるは何色でも可愛いけどね。


かえるさんに会ったのが縁起良かったのか、今市の初レッスンも無事成功しました。
聞いていた通り、生徒さんはすごく大勢!!それも、募集開始早々に埋まってしまったとのことで、実際には集まった人数の数倍の申し込みがあったのだそうです。
入れなかった方は本当にごめんなさい!!キャンセル待ちとかにすればよかったと係の方もおっしゃってました。
今回定員の都合でご参加いただけなかった方のために、ぜひ第二弾もできればと思います。

今回の講座は6回コースです。
一回ポッキリの講座じゃなにひとつ教えられないに等しいけれど、6回もあると段階を踏んで説明していけますね。
だから初回である今日はまずフラがどんなものか体験していただくところからはじめました。初心者の方も多かったようですし。

そして次回からはいよいよ本格的なハワイ語の曲に入ります。
5回レッスンするうちにマスターできますので、どうぞお楽しみに♪

新クラス&新メンバー

2007-10-14 00:52:33 | ダンス話&スタジオM
発表会が終わった節目に、新しいクラスがいくつか始まっています。

先週から始まった毎週土曜日の新クラスは、「初心者」と「経験者」の二つのクラスにわかれてレッスンしています。
とはいえ基本的にまったく初めての人や今まで本格的にやっていなかった人を対象にしているので、どちらのクラスも基礎から説明し直すつもりで進めております。
というのも、「(フラはやっていたけど)基礎はほとんど教えてもらえなかった」という声が予想外に多く聞かれたのです...!!

し、ししし、シンジラレナ~~イ。「良いダンサーとはすなわち良いベイシック・ダンサーである」と頑なに信じて生きてきた私としては、基礎をやらずに踊ろうとするのは卵の割り方を知らずに卵焼きを焼こうとするのと同じくらい困難なことだったのではないかと思われます。

ぶっちゃけた話、基礎を真面目にやるなんてかったるいわと思う方もいらっしゃるかもしれませんし、確かにそんなことを考えずに踊った方が最初は楽に思えるかもしれません。
でもはじめの一歩からしっかり基礎をやってきた人とそうでない人(つまり基礎の習得よりレパートリーを増やすことに力を注いできちゃった人などですね)とでは、半年先いえ3か月先の上達度がまったく違います。
さらに、基礎を軽視したまま踊る期間が長くなればなるほど、健康への悪影響が強まってきてしまうという危険もあります。

逆に、まず基礎ができてしまえばあとはとてもスムーズに踊れるようになります。
今日からうちのスタジオに親子3人で入った生徒さんたちがいらっしゃるのですが、そのお嬢さんたちは二人ともかつて小中学生くらいまでうちに通っていた生徒さんなのです。
前に来ていた頃からだいぶブランクがあったはずなのですが、すでに基礎が出来上がっているので、今回そうとうひさしぶりに始めたのにまったく無問題で一回目からばっちり踊れてました♪
いちどちゃんとした基礎を身に付ければいくらブランクがあっても失われることはないのねえ、と嬉しく思いました。

ビデオ試写後

2007-10-13 01:18:58 | スタジオM発表会
発表会が終わったら少しは時間ができるだろうと思っていたら、とんでもありませんでした。甘く見ていたようです。

まず発表会終了の翌日からすべてのクラスで新曲が始まっている上、新しいクラスもいくつか出来ました。
それぞれのグループにふさわしい新曲を決めるというのはこれでなかなか大変なのですが、行く先々の皆さんが「発表会楽しかった!!」と言ってくださるのがせめてもの救いです。
発表会の翌日「大ミスしちゃった」と落ち込んで電話してきた生徒さんも今ではもうすっかり立ち直れたようで、楽しそうにレッスンに来てくれたのでうれしかったです。

まあ、ビデオをよ~く見るとたいがいの人は何かしら間違えているんですよね(笑)。
でも一生懸命練習を積んできた人がやる間違いは(本人には大ミスに感じられても)あんがい全体から見ればほんの些細なミスに過ぎなくて、自分が憂慮しているほどには目立たないです。

そんなことよりも重要なのは「基本がきちんとできているか」ですね。
慣れで踊っているとつい基本がおろそかになってしまいがち。ビデオを見るとそのことがものすごく実感できたので、しばらくはどのクラスでも基本をしっかり練習したいと思います♪

現況報告。

2007-10-10 00:28:51 | 徒然話
す、すみませぬ。ここ数日、忙しいところへもってきて疲れがドドッと押し寄せて思うように書き込めませんでした。

けっきょく発表会の疲れがまだ完全には抜けてないんですな。それは生徒さんも同じようで、我々に負けず劣らず燃え尽き症候群とおぼしき状態で来ている方もチラホラ見受けられます。

あ、「燃え尽き症候群」てのはほんとは「目標が達成できなくて力が抜けちゃう状態」なのだとどこかで聞いた気がしますが、ここではそうじゃありません。
どちらかといえばあしたのジョー的な燃え尽き方、やるだけやってスカッとしちゃった状態といえましょうか。
それなりに清々しい心地はしますが、いかんせん力が入りきらなくてなあ(笑)。


なんてことを言ってる場合じゃないですね。発表会という一区切りが終わるや否や、すでに新たなステージは始まっております。
各クラスで新曲に入っている上、新クラスも各地でスタートしています。

今日はさっきまで来週始まるクラスのためのレジュメを作ってました。
レジュメを作り出すと私などは持てる知識を最大限動員してちょっとした論文に仕上げたいという衝動がきまって襲ってくるのですが(←つーかそれ最早レジュメとは云わんだろう)、初心者の方に対してそんな代物をお渡ししてしまうと荷が重すぎて嫌になっちゃうのではないかと懸念されますので、レッスンの楽しさをさらりと紹介するくらいのつもりで書いてます。
だから書きたいことを考え出すよりも、書きたいことをいかに絞るかの方がずっと大変ですね。

ちなみに昨日は、某タレントが結婚式を挙げた場所の至近距離におりました。
といっても他人の(しかもタレントの)結婚式なぞ欠片も興味がないので、それを知ったのは翌日になってからですが。
しかしえらい規模の結婚式だったそうですね。みんな、そのときは今回一度限りだと思ってあらん限りの力を振り絞っちゃうんだろうなあ。

栃木よみうり

2007-10-06 23:44:07 | スタジオM発表会
今日出た「栃木よみうり」一面に、発表会のことが載りました♪

この写真は一部のラスト、読売文化センターのメンバーによるフラのひとコマです。
この状態で見ても充分可愛いですが、回ったりするとアンダーがチラ見えしてさらに萌えるドレスです。
皆さん、タイトルに相応しく優雅な笑顔で写ってますね♪

それでは全文をご紹介しましょう。


「ダンス20団体が優雅に

【宇都宮】読売・日本テレビ文化センター宇都宮などでフラダンスやベリーダンスを教えているスタジオMダンスアカデミー(福田真澄さん主宰)の第14回発表会が9月30日、県教育会館で開かれた。

20団体の総勢300人が参加。美しい調べに乗って、ほほ笑みと優雅な演技で客席を魅了した。

ベリーダンスを踊った那須塩原市の窪田奈々さんは「2年前から習い始め、今回が初参加。緊張しましたが、それでもストレス発散できた気がします」と笑顔で話していた。」



キャプションには「客席を魅了したダンス」と書かれていました。
ちなみに前列右側がマミちゃん、中央が私です。偶然ちょうど月・木・金の全クラスのメンバーが各1~2人ずつ写ってますね。
普段は別のクラスで練習している生徒さんたちですが、こういう大きなイベントの前には必ず合同でレッスンしているので息を揃えるのには慣れてます。

栃木よみうりの方はお忙しい最中に取材に来て下さいまして、フィナーレの時に少しお話しすることしかできませんでしたが、どうもありがとうございました!!

続・発表会写真

2007-10-05 23:42:11 | スタジオM発表会
今日載せたのは、今回の発表会写真の中でもなかなか躍動感があってお気に入りの一枚です。
発表会の写真を眺めていると、照明の問題だけでなくダンサーの仕上がりという点でも、前のイベントよりタイミングが揃っていたりポーズや立ち位置の入り方が正確だったりといった向上点が見られることがあって嬉しいですね。

しかしイベントに出れば出るほど上達するかというと、そうではないんだな。ここでもときおり言ってることですが。
確かに適度のイベントは上達を早めるし、一生懸命練習するモチベーションになるため、良い作用をもたらします。
でもそれはあくまでも「適度」。度を超えてイベントに出まくっていると、基本のレッスンがおろそかになり、振付けの精度も下がる一方で、むしろレベルダウンにつながります。

ましてや次々やってくるイベントのためにどんどこ新曲を覚えるようになったら、美しいダンスのためにはもう致命的です。最初に覚える段階から雑になり、けっきょく永遠に(本当の意味で)マスターすることのないままその曲をスルーすることになります。
技術を上達させる間もないほど振り付けに追われている限り、いつまで経ってもダンスそのものは一歩たりとも向上しません。
よくテーマパークのダンサーのレベルが低いといわれる所以はここにあると私は思います。
一流のプロのダンサー(に限らず歌手も俳優も)が本番の何倍何十倍もの時間を練習に費やしているのにはそれなりの理由があるのです。

もちろん趣味で踊っている人がそこまで練習に打ち込む必要はないけれど、レパートリーを増やしたり我武者らにイベントに出たりするよりも、一曲一曲を自分の上達のためのステップと思って大切に踊ってほしいと思います。

今回の発表会を見ても、素晴らしい出来だったと思うグループは、やっぱりずいぶん前から発表会のための練習をコツコツ積み重ねてきた人たちでした。
そういうグループがほかのクラスの人からも褒められたりすると、なんだか我が事のようにうれしいです。積み重ねてきた練習は確かに役立ったんだなと実感します。

うちのスタジオも今週からさっそく新曲に入っております。次なるイベントに向けて、今のうちからじっくり時間をかけて踊り込んでいきたいですね。

アーユルヴェーダ

2007-10-04 23:45:15 | 徒然話
発表会の翌日、コリコリの頭をほぐすべくヘッドスパに行くことにしました。
選んだのは今月号のクーポンマガジンに載っていたお店の「アーユルヴェーダ・シロダーラ」。
何やらエキゾチックですごそうな名前です。

お店に行ってみると、隣のテナントが品位を落とす感じの飲食店なのは残念ですが、肝心の美容院じたいは綺麗でしたし、中もわりかし居心地の良い空間だったので安心しました。

私はすぐに奥の専用部屋に案内され、早速アーユルヴェーダに突入しました。
ひとまずマミちゃんはお留守番です。専用部屋のスペースの関係で二人同時にはできないようです。二人で来るときは、カラーとか他の用事と組み合わせた方が効率的かもしれません。

でもその部屋は薄暗いし、オリエンタルなムードだし、ほかに人はいないし、スペースは広々取ってあるし、そんな静謐な空間にかすかにBGMが流れ、つくづく私好みでした。
そうそう、美容院のBGMはとても大切です。世の中の万人に好まれる音楽というものが存在しない以上、なるたけ会話や読書を邪魔しないシンプルな音楽(インストじゃなくてもいいけど、歌詞はなし)を小さめのボリュームでかけるのが一番いいと個人的には思います。

もっと大切なのは美容師さんの接客態度です。具体的にいえばトークです。
トーク、いえいえ、私達客は...少なくとも私自身は、必ずしもトークを必要としておりません。そういう客はたぶん、私一人ではないはず。
うちのスタジオの生徒さんなら誰も信じないでしょうが、私は打ち解けていない人と喋るのがおそろしく苦手です。店員さんに商品の在庫を訊くこともできなくて、訊かずに済ますためなら、1時間でも2時間でも平気で店内を捜索し続ける人間です。そうしない時というのは、横でマミちゃんに睨まれているか、絶望的に時間がないかのどちらかです。
それがなぜ生徒さんには大丈夫かというと、ダンスという共通の言語があるからですね。あとディズニー好きの人と、言語マニアの同志と、東京女子大の同窓生と、かえる友の会の会員さん、アニメ・声優ファンなども無問題です。

美容師さんにはなぜかディズニー好きが多く、TDRネタなどを振ってくれれば会話が弾むのですが、初めて会った美容師さんにもっと一般的な話題...これからの予定とか趣味や仕事についてなど...を振られると、それに答えるのはもう拷問でしかありません。
最悪なのは現実世界の恋愛ネタに持ち込まれたときで、こんなときはもうたとえシャンプーの真っ最中であろうとお店から脱走したくなります。
癒されたくて美容院に行ったのに、会話で拷問されるんじゃ厳しすぎます。

そこで美容師さんたちに提案です。夢中になって本を読んでいる客、眠そうな客、一言話題を振ってもかんばしい答えを返せない客などに対しては、それ以上無理に会話を続行するのをやめるというのはいかがでしょうか。
客が喋りたい人であればたった一言のきっかけでスムーズな会話が始まるはず。話したいけれど話し下手でという人もいるかもしれませんが、そこを見極めるのがプロの眼力ってことで、ひとつよろしくお願いします。


うおっとと。また話題が派手に逸れてしまいました。
ともかくここの美容師さんは、アーユルヴェーダ専用部屋にいる間はそのムードに相応しくいたって物静かに接客してくださって、このうえなくありがたかったです。

まずは楽なシャンプー台で髪を軽く濡らし、それから背もたれを起こしてあるベッドに移って頭皮のマッサージです。
これが最高でしたね。頭の凝りも頭痛もまたたくまに癒されていくようでした。
マッサージが終わるとベッドが倒され(つまり普通のベッドの形状になり)、額と前髪の生え際が接するところにオイルをたらし、頭皮と髪全体にしみわたらせてゆきます。
これまたあまりにも気持ち良くて、横たわった楽な姿勢のせいもあって(というより連日の寝不足で)途中ぐっすり眠りこけてしまい、正直何が行われていたのかよく分かりません(笑)。
しかし、さっきのようにしっかり力を入れたマッサージでなく、オイルを揉み込んでいくようなソフトな感触であったような気がします。

これに十分な時間をかけた後、普通の部屋に戻ってよ~~く洗い流して終了です。
オイルのおかげで髪へのトリートメント効果もあり、しばらくツヤツヤが持続していました♪

ブローし終わったのち、一歩あとに終了したマミちゃんと合流してお店を出ました。
二人とも担当の方がとてもよくやってくださって、トリートメント+マッサージと考えるとかなりお得なメニューで、満足して帰りました。

ただ、続けてすぐそばの「一番カルビ」の焼肉で過剰に満足してしまうことが、ある意味一番の問題かもしれません。

大盛況!!

2007-10-03 02:13:44 | about スタジオMダンスアカデミー
といっても今度は発表会の話題ではありません。
いよいよさ来週から始まる、日光市主催のフラ教室のことです。

先月初旬に募集を始めたこのたびの講座は、あれよあれよというまに定員を超え、最終的に当初の定員の倍に達したのでいよいよ打ち切ったのだそうで。
したがって当初の予定より少し長めにレッスンすることにしました。

こんなに多くの方がフラを始めようと思ってくださるなんて、フラが「ド」マイナーだった頃からやっていた身としてはとても嬉しいかぎり!!
私たちはもちろん、日光スタジオでのキャリアが20年前後に達している生徒さんたちも、こんな時代がくるなんて思いもよらなかったことでしょう。よくみんなでそんなことをしみじみ話します。

でもね。
率直に申し上げて、残念ながら現在は偽物のハワイや間違ったメソッド、二流の踊りが数多く蔓延っています。それらばブームの負の財産ともいえます。ブームにこれらの負の遺産がついて回るのは古今東西変わらないですね。

こんな時代だからこそ、我々は長年にわたって本物を追及してきた責任とプライドをもって、確実に「本物とは何か」をお伝えしてかなきゃなりません。

まあ、そうはいっても、生徒さんに難しいことを要求しようとしているわけではないのでご安心くださいね。
楽しいレッスンの中でどれだけ「本当のこと」をわかりやすく生徒さんたちにお伝えできるか、それが我々の永遠の命題といっても過言ではありません。

でも生徒さんのレベルが上がり、もっと難しくて微妙なことを知りたいと思ったときも、その場で十分に応じられるキャパを持っていたいと思います。
「そ、その答えは次回にね(うろたえ)」じゃダメなんだってばよ(笑)。

プロのお仕事

2007-10-02 23:57:58 | スタジオM発表会
優秀なプロのお仕事が大好きなマミちゃんは、発表会の音響照明もずっとプロの方にお願いしています。
もちろん初の教育会館での開催となった今回も例外ではありません。

プロのお仕事が如実にお分かりいただけるのがこちらの写真です。
上の写真が今回の発表会で、下のが以前やったほかのイベントのものです。
同じ衣装、同じ人数、同じ構図のシーンを同じカメラマンの方に撮っていただいたところ、その違いは一目瞭然!!衣装の色がひときわ鮮やかに浮かび上がり、背景も複雑なグラデーションをなしています。
ちなみにこの時踊っている曲は「寒い夜のロマンティックな場面」を歌っているのですが、ちょうどそんなシーンにぴったりの背景色になってますね♪

本当はもっと激しい違いが見られる写真もあるのだけど、「あまり比べるとほかのイベントに悪い」とマミちゃんに止められました(笑)。

どれを見ても衣装が引き立つような照明になっていて、絵的にとても綺麗です♪
ありがたいことに今回も衣装を褒めてくださる方が多いのですが、照明の力によるところも大きいのでしょうね(そのためには、前提として「間近で見ても充分鑑賞に堪えうる衣装」であることも重要ですが)。
それもこれも前日と当日朝に分けて行われたリハーサルを照明さんが逐一チェックし続けてくださったおかげです。
だから、リハーサルの際にグループの一部または全部のメンバーが衣装を着ていたところは、とりわけ照明との相性が良かったみたいです。

忘れちゃならないのが音響!!
発表会の音響は、ほとんど20年来同じ方にお願いしています。
いつも巨大なトラックでやってきては、これまた男性でも一人じゃ動かせないような巨大なスピーカーを何台もステージに持ち込んで、ライブ会場さながらの大迫力サウンドを実現してくださいます。
するとただのMDの音源が、ハワイアンはあたかも生演奏のように澄みわたって美しく、ベリーダンスはビートが強調されてより官能的な音に変身を遂げ、最高に臨場感があって気持ち良いステージとなるわけです。
「選曲がすごく素敵!!」と言って下さったお客さまもいらしたと聞いてますが、これまた音響さんのプロのお仕事にも起因しているように思います。

今回の教育会館はどちらの業者さんにとっても必要な機材が著しく不足していたそうで、たくさん持ち込まなくちゃならないとおっしゃってまして、ご苦労かけてしまいました
「今回は今までの会場と比べて機材に限界があるから...」とクオリティーを心配していた皆さんでしたが、実際の舞台を見たらまったく無問題、いつもどおり素晴らしいステージになってましたね♪

その違いは確かにお客さまや出演者にも実感できたようで、「教育会館がほとんど別物になっていた」なんて嬉しいお言葉もありました。
普段シルバー大の学校祭などで見慣れている方にとっては確かに驚きの「華麗なる変身」だったのじゃないかと思います。

こうしてみて改めて思うのは、「ダンスは総合芸術である」といういつもの信念です。
選曲から振付け、踊り方、フォーメーション、衣装とレイやアクセサリーのコーディネイト、そしてそれらを彩る舞台演出。これらすべてが揃うことによって初めてお客さまにお見せするに値する美しいダンスが完成するのです。
すべてを高い水準に持っていくのはとてもとても難しいですが、発表会はもっとも妥協せず取り組めるステージなので、ものすごくやりがいがありますね。
その妥協のなさが自分達を窮地に追い込んでるって説もありますが。

発表会終了!!!

2007-10-01 23:31:53 | スタジオM発表会
はいっ、昨日「スタジオM 第14回発表会」が無事終了しました!!

って必ずしも「無事」とは限らなかったけどねえ。まず何よりツラかったのは、教育会館は座席数が限られているために、生徒さんに配る分だけで券がなくなってしまい、一般の方にお分けできなくなってしまったことです。
見たいとおっしゃってくださった皆様には、本当にご迷惑をおかけいたしました
やっぱりウチの規模になると座席数1,000じゃ足りないですね。あるいは開催方法を練り直した方がいいのかも。一部の席を前後半で入れ替え制にするとかね。

14回もやってきたのに、運営方針については未だに暗中模索状態です。
一度やるとなにかしら反省点が出てきて、次の会でそれを改善したつもりになっても、また別の問題が発生したりします。

しかし、発表会になると楽しさが一般のイベントの比ではないので、どんなに大変でもやめられませんね。
今日さっそく出演した生徒さんから「ますますダンスに恋しそうですという、めっさ嬉しいメールをいただきました♪うふふふ
そういうことに単純に喜んで調子づき、もうすでに次回の発表会(※注:2年後)の構想を妄想している我々です。
ならもっと早くから準備してけばいいのにねえ。学習能力がないとはこのことだ。

これだから発表会前日もまるっきり徹夜でした(笑)。
最後の掲示物づくりに時間がかかり、あっという間に夜が明けたときはちょっと泣きそうでした(←だからもっと早くやれっての)。

みなさん、踊りっぱなしの私を見て「疲れるでしょう」とか「倒れるんじゃないかと思った」などと心配してくださるのですが、実は踊っているのはひとつも大変じゃないです。歩けるようになった時分からこういう感じなので、もう慣れてます。
しかし準備はそうはいきませんものね。慣れだけでしのげるものではないです。だから、始まってからはむしろ気楽に楽しく踊れました。

だいいち、どうやら発表会における満足度は、出演曲の多さと比例しているようです。
出演曲の多い人ほどテンション上がって張り切ってましたから。今日のレッスンでも7曲踊ったという生徒さんにお会いしたけれど、疲れた様子など微塵もなかったですね。当日も今日もコーフンして発表会ネタをお話ししてました♪

でも今日写真を見せてもらったかぎりでは、何曲踊った人もみんな楽しそうで、特にフィナーレなんかはどの顔を見ても満面の笑みで、楽しんでもらえたようでホッとしております。
まだ詳しいことは書けないけれど、これからもっと楽しい企画を考えておりますので、そちらの方もどうぞよろしく~!!

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