舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

昨日も今日も

2009-08-10 22:29:13 | ダンス話&スタジオM
昨日は8月22日(土)の「いかんべ祭」に向けた合同リハーサルをしました

そうそう、同じく昨日代表者会議が行われまして、正式な時間も決まったそうです!

(1) 午後6:25~
(2) 午後8:20~


というわけで、今回も例年どおりの2ステージとなります。

1ステージあたりの時間が短いので、ほとんど途中で着替えはせず、交代で踊ります。
正確には1カ所だけ途中で着替える所があるのですが、うちは「各自出たいものに出る」というスタンスをとっているため、着替えの要らない楽な道を選ぶ人が多かったです(笑)。
私含め一部の人は早変りをしますけどね。

本当に問題なのは早変りではなく、今回初めて踊るフラの新曲です。
お蔵出しのピカピカの新曲が2曲。前から踊ってるけど変則バージョンのフォーメーションをするのが1曲。あんのじょう、昨日のリハーサルでもこれらが一番大変でした
生徒さんたちも、さぞ大変だったでしょう。ホントにお疲れさまです

オリエンタルの方も、読売の皆さんにとってはピカピカの新曲ですから、なかなかに大変だったと思います。
でもこちらの場合は振り付け練習の時点で入場とかフォーメーションを少しやっていましたから、その分はたしょう楽だったのではないでしょうか?...え、楽じゃなかった?

...ともかく。お蔵出しっつーのは、えてして大変なものでござんす。
特に今回は、来月に発表会も控えていますから、ここでお祭り気分でお蔵出ししておけば、きっと発表会でのプレッシャーが和らぐ筈ですよ。


とはいえ、発表会でお蔵出しとなる曲も沢山あります。
グループの場合、何を踊るかもメンバーの皆さんに完全にお任せしておりまして、そうするとグループによって「率先して新曲を踊ろうとする所」と「慣れた曲にしておく所」にハッキリ分かれて面白いほどです。
一応、どのグループも発表会で余裕を持って発表出来るように計画的にレッスンしているのですが、そっちはとりあえず蔵に仕舞っておいて、発表には以前の曲を使うグループもあんがい多いです。
もちろん「出演者が楽しいのが第一の発表会」ですから、何を踊ってもオッケーなんですけどね。
かと思えば、発表会に照準を合わせてレッスンしてきた曲を、1ヶ月も前にお蔵出しする果敢なグループも...(笑)
ま、そういう個性豊かな所が面白いといえば面白いのです

スタジオMは逆に、いかんべ祭でお蔵出ししようと思っていた或る曲を、発表会に延期しました。
道具モノなのでなかなか難しいということと、何よりも適切な衣装が決まらなかったというのが最大の理由です。

ってことで、今日は衣装を探しに東京へ行きました。
と言ってももちろん既製品は着ませんよ。この春日...じゃなかった、このスタジオMが既製品をそのまま着るなぞ、ユニ●ーサルスタジオでミッキーが出稼ぎするくらい有り得ないことです(笑)。

理由は簡単、マミちゃんが既製品に100%満足することはほとんどないからです。
もし満足するものが見つかったとしても、それは大抵一点モノだったり、何着かあっても同じサイズは置いてないモノだったりするため、お揃いには甚だ向かないのです。

そんなわけで我々は生地屋さんに参りました。
生地屋さんったって、お店によって扱うものが違うので、一軒ですむことは先ずありません。あっちでこの生地、こっちであの生地という具合に、寄せ集めて初めて1着分の生地が集まるのです。

今回、非常にマズいことに、送っていただいた見本だけではマミちゃんのインスピレーションが湧くものが見つかりませんでした。
そこでいろんなお店を巡って探すことになったのです。

そういう時、マミちゃんはしきりに私の意見を求めますが、迂闊なことを言うとダサ女扱いを受けるだけなので、正直あまり意見は述べたくありません。
私はひたすらマミちゃんにインスピレーションの下ることを祈りながら付き従うしか無いのですね(笑)。

祈りが天に通じたとみえ、有難くも、とても良い生地に巡り合うことが出来ました。
ひとつ良い生地が見つかれば、あとは芋蔓式に良いアイディアが連なって出てまいりますので、もう無問題です。既に合わせる生地も選び終わりました。
今までのとはまた違った趣の衣装になる筈です。どうぞお楽しみに

よかったよかったと言いながら帰路につこうとしたら、なんと大雨で冠水し電車が鬼怒川まで行かなくなってしまったのです
我々の最寄り駅はギリギリ手前なので大丈夫でしたが、鬼怒川まで行く人達は、そこで臨時バスに乗り換えて移動しなければならず、とても大変そうでした。
うわわわ...。ちょっと最近の天気、ヤバすぎやしないですか。これ以上、被害が広がらなきゃ良いんだけど...

拾う神発見

2009-08-09 21:58:13 | 徒然話
昨日、10月に行われる米米CLUBのコンサートチケットの一般販売日でした。

私は非常に愚直な人間なので、チケットの入手方法にはいろいろあるということを考えもせず、無鉄砲にも一般電話販売にトライ。
どれだけリダイヤルし続けても繋がらず、発売時刻の28分後にやっと繋がったと思ったら、「予定販売枚数が終了しました」という無情なアナウンスを聞くハメになりました。

う~、米米なんて激戦必至のチケットを、こんな真っ向勝負で何とかしようとした私が莫迦でした...。
つーか、妻子持ちには手を出さないという事故ルールを破ろうとした(※注:石井竜也さんは妻子持ちです)のがいけなかったんだね。

私には自ら課している「越えてはいけない一線がいくつかあり、「人の物を盗らない」「ライスの大盛り・お代わりはしない」と並んで、妻子持ちには絶対に手を出さない事にしています(笑)。

「盗まない」というのと同様、人間としてやってはいけないからではなく、生理的に自分がこれをやることが絶対にイヤなのです。
例えば盗むことに関しては、店員さんに誤解されることにも耐えられないので、お店に入るときは絶対に口が開いてないバッグを持って入るとか、小さな物をレジまで持っていくときは上に高く掲げて持つとか、いつも何かしら持ち歩いている本も車に置いていくとかしています(←ただの小心者?)。

またまた余談が長くなってしまいました。
とにかくそういうわけで、石井さんのファッションセンスとか音楽性には深く共感するものがあるにも関わらず、絶対にCDも買わないしコンサートにも行かないことにしていました。
それが今回、マミちゃんが私の好きなものに興味を示す(米米のコンサートに行くのが満更でもない様子を示す)という非常に珍しい現象が起きたので、思わずトライしてしまったのですね。
んで玉砕。ま、そらそうですわな。

しかし、どうせダメだとトライ前から分っていたのに、ダメになったらなったでけっこうテンションが下がるし、怒濤のリダイヤル作業のやり過ぎで腕肩は痛いし、ちょっと後味の悪い気分でした。
そこで、今度は深夜(いかんべ祭の立ち位置が決まり終わった頃)にビヨンセ様のコンサートチケット奪取にチャレンジしました。
やはり「電話が混み合っております」の防壁に阻まれまくりましたが、今度こそ電話が無事繋がり、無事チケットをゲットしてリベンジに成功したのでした。

捨てる神あれば拾う神あり。人間、何事も諦めずにトライしてみるものですな。

ついに逮捕

2009-08-08 23:06:18 | 徒然話
今夜最後のレッスンが終わったあと、携帯にニュース速報が届いており、酒井法子さんが出頭し逮捕されたことを知りました。

私は別段酒井さんのファンというわけではなかったのですが、それにしたってまさか酒井さんが覚醒剤をやっているとは夢にも思いませんでしたよ。
少なくとも、彼女の夫君と同じ日に逮捕された「例のあの人」よりはだいぶそういったものとイメージの繋がりにくいキャラだったと思います。

でも、何日も行方をくらましていたのは正直言ってどうかと思いましたね。
たとえ彼女が100%被害者だったとしても、ご家族やお世話になった事務所の人達に捜索願まで出させるのは尋常じゃありません。
「被害者だったとしたら失礼だけど、こんなに周りに心配をかけて、ちょっと責任感無さ過ぎやしないか」と思ってました。
まさか、そんな逃げなきゃならない退っ引きならない事情があったとは想像もできなかったもので。

最悪の事態も考えて心配していた事務所の人達や、「来たと言ってくれれば匿ったのに」と言っていた親戚の人などの心情を考えると、酒井さんのやっちゃったことはそうとうマズいと言わざるを得ません。
とりわけ、10歳のお子さんに対してですよね。何も分らないほど幼くはないし、かといって覚醒剤で捕まった両親のことを吹っ切れるほど大人でもないし。
いえ、いくつになってたって、親が覚醒剤で捕まったら立ち直れないですよ。

何より、酒井さんと同居していたという息子さんが、母親が覚醒剤を吸っている所を目撃したり、現場を直に見ていなくても覚醒剤によって人格が豹変したりするのを日常的に見ていたのかと思うと、やりきれない気持がしますね。

あと、清純派のイメージからかけ離れた罪を犯してしまった酒井さんについて、不幸な生い立ち(幼い頃に母と死別し、父も交通事故で亡くすなど)が取り沙汰されていますが、マスコミの皆さんには、是非とも「不幸な家庭環境のせいでこんなことになった」的な報じ方をしないでくださるよう、くれぐれもお願いしたいです。
罪を犯すのは個人の責任であり、どんな家庭環境でも真っ当に生きている方は大勢います。

また、「清純派のイメージが堕ちた」というのは確かですが、前述の「例のあの人」のように常日頃から悪ぶっていようと、酒井さんのようにもともとはクリーンなキャラで売っていようと、罪の重さは同じです。
だから、罪が明らかになった今となっては、もはや元来の(しかも芸能界という色眼鏡の世界での)イメージに左右されるのではなく、彼・彼女がどんな罪を犯し、その罪を今後どのように償っていくのか、その過程を丹念に(なるべく公正に)報道していってもらいたいです。
その姿からこそ、彼・彼女の真の人間像が見えて来るのですから。

この点、例のあの人も酒井さんも、最初の「自分の罪との向き合い方」がいけませんでしたね。
あの人は(おそらく自己保身のために)命の危機にあった女性を放置して逃げ出し、結果的に死なせてしまった。酒井さんはすぐに自首して罪を償う機会があったのに、あらゆる人に心配をかけながら逃亡することを選んでしまった。
どちらも非常に恥ずべき行為です。罪自体ももちろん悪いけれど、それを償おうとしないで保身をはかるのは、遥かに重い罪です。

のりピーは夫君が目の前で捕まった際に警察に向かって「こんな辱めを受けて...」などと言ったそうですが、「辱め」というのは本来、自分に誇りを持っている人間が使う言葉です。
自分の罪と向き合おうとしない人間に矜持があるとは、僭越ながらちょっと思えません。

あの人も酒井法子さんも、多くの人から人気を博した著名人だけに尚更、矜持をもって償っていただきたいと思います。

もうすぐ学校祭

2009-08-07 02:32:47 | ダンス話&スタジオM
シルバー大学の学校祭が間近に迫っております。

矢板にある北校では今回、隣にある文化会館を使わず、いつもレッスンに使っている校舎内の広い部屋を使って学校祭を行うそうです。
今日レッスンに行ったら、既にステージや座席なども学校祭モードにセッティングされていて、本番とまったく同じ環境で練習することが出来ました。

もっとも、そのセットがあるため通常レッスンは出来ない状態になっており、OB会の皆さんや一般向けサークル「プアナニ」のレッスンはいつもと違う2階の教室を使いました。
しかしその教室も充分に広く、その上普通の学校と同じような作りになっており、特に教室入口の引き戸など学生時代を思い起こさせて懐かしかったです。
小中学校よりはだいぶゴージャスですけどね。

最後の現役さんの時間だけいつもの部屋に移動して、前述の学校祭の練習をしました。
本番とまったく同じステージが出来上がっているというのは非常に有難いですね。おかげで、移動の練習もキッチリすることが出来、特に重点的にやった一番大規模な移動に関しては、最終的にとても良い仕上がりになっていました。
これで、本番の発表もばっちりですね

実は今回、シルバー大の学校祭や2年生の卒業の時期がうちの発表会とかなり近くなってしまい、現役さんにはとても慌ただしいスケジュールになってしまって申し訳なかったのですが、そんな状況にも関わらず、嬉しいことに北校の現役さんは皆さんで発表会に参加してくださるそうです。
それなので、今回折角練習した学校祭での発表曲やフォーメーションを、きょくりょく発表会でもそのまま活かせるように考えたいと思っています。
もちろん、今日のレッスンで現役さんの練習に付き合ってくださったOBの方にとっても、出来る限り踊りやすい構成にしたいですね。


矢板は我々がレッスンに出向いている県内各地の中でも遠い方ですが、皆さんとても楽しんで頑張ってくださっています。
だから、どんなに遠くても無問題。これからもよろしくお願いしますね。

そんな矢板の生徒さんからのリクエストで、秋に行われる矢板市のイベントで我々二人が踊らせていただくことになりました。
その生徒さんがおっしゃるには「是非、こっちの人にもちゃんとしたフラをお見せしたい」とのこと。
もう、そういうことならひと肌でもふた肌でも脱いじゃいます(←要らんて)。
確かに、矢板ともなると我々の踊りを生徒さん以外の方にお見せする機会って、滅多に無いですものね。

詳細が決まり次第、こちらでもお知らせします。
きっとエレガントで質の高いフラをお見せすると約束しますよ。と、今流行り?のマニフェストで締めるのでありました。

エレガンスは些細な所に

2009-08-06 02:30:39 | ダンス話&スタジオM
私がハワイ語講座でピン芸を披露(違)する27日のコンファレンスのチラシを見ているうちに、気づいたことがありました。

それはこの画像です。手前に写っているのは、昨年このコンファレンスでフラ指導をなさったマヌ・ボイドさんです。
マヌ・ボイドさんはロバート・カジメロ師の教えを受けたクムフラの一人で、「ホオケナ」のメンバーとしても有名な美声の持ち主です。

私はマヌさんに直接教えていただいたことは無いのですが、まことに失礼ながら、この写真を見て初めて気づきました。
流石女性のみの教室を開いているだけあり、素晴らしくエレガントなポーズではないですか。

いえ、「ポーズ」というのは正確ではありませんね。たぶんこれはレッスン中の風景を撮ったものだと思いますので、踊っている最中を捉えた姿なのでしょう。
この何気ない姿に宿る、このエレガンス。これぞマヌ・ボイドさんの踊りがとてもエレガントであることを何より雄弁に物語っています。

何気ない一瞬からどこまで感じ取れるかということは、そのまま「見る目」を測るバロメーターともなります。
マヌ・ボイドさんのこちらの写真を例に、学習指導要領風(笑)に到達度を測るなら、

レベル1:何も感じない。
レベル2:この一枚で「踊りの美しい人だ」と分る。
レベル3:上記に加え、何故美しいのか具体的な説明が出来る。

...って感じでしょうか。

レベル3は確かになかなか難しいです。敢えてここでは解説しませんので、レッスン時の我々のコメントをお聴き下さい(笑)。
でも、フラをやっている限りレベル1だと若干マズいです。静止画から始めるのは難儀ですので、ぜひメリーモナークなどの映像で見る目を養うことをお勧めします。あ、でも、レッスンビデオとかじゃなくて(笑)。

私がこの写真を例にしたのは、「何気ない一瞬」だからこそ被写体(ここではマヌさん)の真の力が分りますし、見る人の力量も試すことが出来るためです。

静止画に限らず踊っている所を見ていても、踊り手の真の力がハッキリするのは、腰がぶんぶん振られているときでもなければ、ハデバデしいポーズを決めたときでもありません。
そういう姿って、ダメな部分は目につく(というより鼻につく・笑)のですが、踊り手の実力は見えてこない姿です。

本当に上手い踊り手を、本当に見る目のある人間が見たのなら、もう踊りだす前に最初のポーズをとっただけで美しさが分ります。
畑違いなんでよく分らないけど、ひょっとしたら剣道とかも本当はそうじゃないのかな。向かい合って最初の構えを見れば、ある程度の実力がうかがえるのではないでしょうか。

マヌ・ボイドさんのこの瞬間は、フラの中でも最もシンプルな型(と言っていいかしら)の一つですが、この僅かな情報から、片手で数えたのでは足りないほど「彼の踊りがエレガントな理由」を見つけることが出来ます。
マミちゃんなど、この写真一枚ですっかり感動し、「よもやこれほどエレガントな先生だったとは。存じ上げずに失礼しました~~」と恐縮する始末です。
確かに、ロバ様率いる「ナー・カマレイ」の地元発表会でチケットのもぎりをされていた姿からは、このエレガンスは想像出来なかったなあ(笑)。

こういう写真を見ると、私なんてまだまだだと思いますな。
これでも精一杯神経を行き届かせているつもりですが、その「精一杯」感が仕舞い切れてない辺りがダメだと思います。
流石に、ムダに力んでいるのとは違うけどね。それはレベル1の段階なので、20世紀のうちに卒業しておきました。

ちなみに、ムダな力みが取れないままでレベル2や3に行った(と自分で思い込んだ)りすると、非常にイタいことになってもう取り返しがつかなくなってしまうので、そこらへんは注意が必要です。
ぜひとも、マヌ・ボイドさんのエレガントにリラックスした立ち姿を見て、見習いたい所ですね。

ピエール・マルコリーニの美味しい頂き方

2009-08-05 00:28:58 | 美食礼讃
ショコラティエ「ピエール・マルコリーニ」の、非常に美味しいアイスクリームを頂きました

フレーヴァーはチョコレート、バニラ、キャラメルの3種類です。
チョコレート職人のアイスクリームだけあって、どれも非常に濃厚。それなのに甘さが上品なため、後味がまったくしつこくなく、最後まで美味しく頂けます。
特にキャラメル味は、最近増加傾向にあるキャラメル味の甘味の中でも最高峰と言っていいでしょう。

あとのチョコとバニラも非常に美味しいのですが、今述べたように濃厚なため、単独で頂くより他のものとコンビネーションにした方が更にイケる事に気づきました。

まずバニラには断然苺です。生の苺のヘタを取り、細かく刻んでアイスのカップに入れたら、苺用スプーン(我が家にはそういうものがあるんです)で丹念にマッシュします。
つまり東武の物産展で時々出合える「おとめミルク」の状態にするわけですね。おとめミルクよりもクリーミィなアイスを使っているため、味わいは更にリッチです。

そして今日はチョコ味にもアレンジ(ってほどでもないけど)を加えました。
スーパーで製菓コーナーのタルトカップ(一口サイズ・6個入)を入手し、これにアイスを入れてみたのです。
チョコ味の風味を活かし、なおかつしつこくなり過ぎないためには、クラッカーのように塩辛くてもいけないし、ケーキスポンジなどでは甘くなりすぎてしまいます。
そこで思いついたのがタルト台だったわけですね。

タルトのカップは乾きもので硬めなので、アイスを入れてすぐに食べてしまうのではなく、アイスが少しタルトに浸透して柔らかくなった辺りが食べごろです。
あるいは、一度カップに乗せたアイスだけを掬って食べ、もう一度乗せたアイスをタルトごと頂くと、丁度いい食感になりました。

ま、どんな頂き方をしても、ピエール・マルコリーニのアイスクリームが至福の美味しさであることは変らないんですけどね。

救世主あらわる

2009-08-04 03:15:17 | ダンス話&スタジオM
私が初めてピンでハワイ語講座を担当する事になった「ハワイ カルチュラル コンファレンス」の話を、いろんなクラスでネタにしております。
何しろ会場が大阪なので、まさか誰かが来てくれたりはしないだろうと思い、本当にネタでお話ししていたのですが...
なんと、生徒さんがわざわざ大阪まで出向いてくださるそうなのです!!!

うわあぁぁん、有難いぃぃぃぃ
慣れないピン芸(違)だし、行動圏内からは遠く離れてるし、母は来てくれないし、一体どうしましょうと思っていたところだったので、一緒に来てくださる生徒さんの存在がどれほど心強いことか

もっとも、母マミちゃんにはその日レッスンがありますし、たとえレッスンが無かったとしても、一緒に来たってどうせ私のハワイ語講座など覗きにも来ず、フラのレッスンばかり受けて歩くんでしょうから、ぶっちゃけ母に来てもらうよりずっと頼もしいです

今回のイベントはもちろんハワイ語だけではなく、充実したフラレッスンやディナーショーなどが朝から晩まで目白押しですから、わざわざ遠方からお越し頂く甲斐のある一日を過ごしていただけると思います。
...って、他のプログラムを売り込んで自分を棚に上げとる場合じゃないな(笑)。私も頑張らなくちゃ。ああ、なんかそればっかり言ってる気が...


さて、ついつい27日の話ばかりしておりましたが、実はいかんべ祭も間近に迫っております。
こちらは8月22日(土)。我々が踊らせていただくのは前夜祭ではなく、花火のある本祭の方です。
時間割もまだ確定ではありませんが既にだいたい出ており、夕刻に1stステージ、遅い時間に2ndステージを踊ります。

本番までは日にちがあるけれど、間にお盆が入ってしまうので、リハーサルはもう少し早めに行います。
その関係で、既にプログラムを作ってあります。

フラもベリーダンスも、9月13日のスタジオM発表会に照準を定めて新曲を練習してきたため、いかんべ祭の時にそのうちのいくつかをお披露目出来ることになりました。
いかんべ祭に向きそうなテンションの曲もあります。毎度おなじみ、祭バージョン特別編集ものもありますよ。

ファイト、おーなのです...ってこれも昨日言ったぞ(笑)。

この顔にピンときたら110番(ウソ)

2009-08-03 01:43:46 | ダンス話&スタジオM
8月27日に行われる「ハワイ カルチュラル コンファレンス」の顔写真部分をアップで掲載してみました。


ああしかし、こうして改めて見るとつくづく思うけど、生花をつけている写真にしておいて良かった...。
生花か造花かというのは、あんがいこのくらいの写真でも分るものです。
ハワイの人はクムフラでもダンサーでもミュージシャンでも当然のように生花のレイや髪飾りをつけているので、こういった顔写真では是非とも本物を使いたいところです。

しかもこの写真のときは丁度ハワイでさえもなかなか手に入らないという「アークリクリ」のレイ(首元に見えてるオレンジとマゼンタの花)をしている時だったので、写真に撮っておいて良かったです。
まさかこんなシチュエーションで役に立つ事になろうとは、夢にも思ってなかったけどなっ。
あまりに見事なレイなんで、重ねてつけてるマイレがよく見えん...。

このレイをつけてメリーモナーク会場にいたら、中継のカメラがアップで映してくれました。
しかし、その映像を見たら我々の化粧がすっかり飛んでおり、お風呂上がりかと見紛うばかりの超絶に恥ずかしい顔になっていたため、それを見た日を境に我々の化粧が更に厚みを増したわけですが...それはまた、別の、話。

折角チラシを送っていただいたので、各クラスに持参してお見せしているわけですが、あまりに唐突なのでピンと来ない生徒さんも多いみたいです。
一番多いのは「ラナちゃんがフラレッスンの通訳をやるの?」という誤解です(笑)。

ち、違います違います。私は通訳ではありません。っつーか、通訳だったら私などがわざわざ関東から馳せ参じなくても、適任の方が他にいくらでもいらっしゃるでしょう。
私がやらせていただくのはハワイ語講座です。講座を私が担当するのです。ピンで。

チラシには詳細が書いてありませんが、この講座は「meleで覚えるハワイ語」と銘打たれております。
つまり、たんにハワイ語の基礎や文法を解説するのではなく、課題曲をベースにハワイ語のレクチャーを行うのですね。
しかも、その課題曲はクムフラのレッスン曲と連動しております。フラレッスンとセットで受ければ歌詞への理解も深まるというわけですね。

ハワイ語講座はお昼と夕方の2クラス設けられており、それぞれ別の曲を解説します。
します。って、するのは私だよ。他人事みたいな言い方してどうする。
頑張ろー。ファイト、おーなのです。みー。


ともあれ、「ハワイ カルチュラル コンファレンス」にご興味をお持ちの方は、事務局0120ー37ー0223までお電話下さいまし。
こないだご紹介したような著名クムフラのレッスンはたっぷりありますし、ハワイ語以外のハワイ文化講座も充実しており、一日の締めくくりにはディナーショーも堪能出来る、非常に贅沢なイベントです。

郷里の香り

2009-08-02 22:56:08 | ダンス話&スタジオM
昨日のレッスンに、新しく入った生徒さんのご主人が一緒にお越しになっており、レッスンを最後までご覧くださいました。

レッスン中からとてもあたたかく見守っている感じがして、皆で1曲踊ると拍手してくださったりもしてとても嬉しかったのですが、レッスン終了後、マミちゃんのもとにやってきたそのご主人のひと言に衝撃を受けました。

英語です。それもばりばりのハワイアン・イングリッシュです。

英語を100%ハワイで身につけたマミちゃんはもちろん、そんな母に連れられて幼少時からハワイに行っている私にとっても、ハワイの英語には実に耳慣れた心地よい響きがあり、まるで母語のようにスルスルと入ってきます。
渋谷の某ビジネスホテルでも、朝食時に近くのテーブルについた一家を、アクセントだけでハワイからのお客さまだと即座に見抜くほど、我々に親しんだ英語なのです。

だから、ご主人が開口一番におっしゃった事は"I'm from Hawai'i!"という十分衝撃的な内容でしたが、それはもう言葉を耳にした瞬間に分った事でありました。
そのご主人は長くこちらにお住まいで、英語を教えていらっしゃるとの事でしたので、ハワイ英語と言っても非常に美しく洗練された発音でした。

同じハワイ英語でも、もっと地方のとりわけ年配の方はアクセントが非常に強く、私あたりだと聞き取るのにちょっと苦労します。ハワイ語や他の外来語がぽんぽん混ざりますし。
ちなみに私にとって英語を聞き取りやすい順に並べると、(1) ハワイ英語、(2) アメリカ英語(ただしブッシュさんとかの南部の発音は若干難儀)、(3) イギリス英語 となります。
イギリス英語はひとえに大学教育のおかげですね。でも、イギリス英語(イングランド英語というべきか)が発祥のオーストラリアの人のアクセントはちと辛い。

一方、マミちゃんはほぼハワイ英語しか聞き取れないくせに、ハワイの方の言葉であれば前述のような非常にアクセントの強いアンクル&アンティの言葉も無問題です。
しかも、よく聞くとマミちゃんの言ってる事は文法なんて有って無いような代物を喋っているにも関わらず、相手にもばりばりと通じます。なんでだろ。

ともあれ、昨日お会いした生徒さんのご主人が素晴らしく耳に快い発音だったため、マミちゃんなどウッカリ今耳にしているのが英語である事を忘れ(笑)、思いっきり日本語で返してしまっていましたが、ご主人はちゃんとその美しい英語で返してくださるという、凄いコミュニケーションが成立していました。

そんなカンバセーションのなかでご主人は、今のレッスンがとても良かったとおっしゃってくださいました。
特に「あなたのフラが、笑顔が、姿勢が、Hip moveが、とてもハワイを思い出させて、ホームシックになりました」とおっしゃっていただいたのには感激!!
ハワイの方に「ハワイらしさ」を感じていただけるなんて、これ以上の栄誉がありましょうか?

もちろん、ハワイに住んでいたマミちゃんもこの出会いに感激してました。
ご主人の出身地は、マミちゃんの住んでいた界隈やダンス教室があったところとは離れているそうなので、あいにく地元話は出来ませんでしたが(そもそも今住んでる今市の事さえよく分ってない母には縄張り以外の事は分らなかろう)、もっと時間があればぜひまたお話しさせていただきたいです。

ハワイ カルチュラル コンファレンス<うら>

2009-08-01 01:30:16 | ダンス話&スタジオM
こちらの画像は、先ほど掲載した「ハワイ カルチュラル コンファレンス」のチラシの裏側です。


上部に載っているのが、4人の先生方の写真です。
上から順にナニ・リム・ヤップ先生、ヘアラニ・ユン先生、スノーバード・ベント先生、そしてロバート・ウルヴェヒ・カジメロ先生ですね。

写真の横には、当日の指導楽曲ととご本人の略歴(主宰する教室名など)が載っておりまして、ロバ様はアウアナを1曲、ほかの3人の方はアウアナとカヒコを1曲ずつ教えてくださるそうです。

一番下の時間割を見ると、被っている時間帯もあるため流石に全クラスを受ける事は出来ませんが、朝からフルで受ければ最大4レッスン受講する事が可能です。
もちろん、上手くスケジュールを組めば贅沢な事に4人の先生全員に教わる事も出来るのです。

そして、フラのクラスと平行して、あるいは間の時間帯を使って、フラ以外のハワイアンカルチャーの講座も開かれます。
生花の髪飾り、ハワイアンキルト、リボンレイ、そしてハワイ語のクラスです。


でもってハワイ語のクラスを担当するのが私なわけです。


あああああ。上記4人の名だたるクムフラと一緒に私の名前が書いてあるなんて、チラシの実物を見た今でも信じられない....
あまつさえ、名前のみならず顔写真と略歴まで...。お、おそれいります。

ちなみに略歴には以下のように書いていただきました:

<福田 良奈>
東京女子大学言語文化学科を総代で卒業。エギル・マグネ・フセボ講師のもとでハワイ語を学び、ハワイ語歌詞の解説・指導を担当している。


おお、私がお送りした取り留めの無いプロフィールを、綺麗にまとめてくださってありがとうございます

それにしても。
なんかプロフィールの毛色が他の先生方と違い過ぎやしないか。

いえ、いいのです。これこそ私の理想だったのです。
私の母はダンスを踊るために生まれてきたような人間です。これで私までダンスしか能が無いんじゃ、あまりにも芸幅が狭すぎです。
「ダンスバカ一代キャラ」は母一人で十分なので(笑)、私は何か異色の経歴を持ちたいものだとつねづね思ってきたのです。
医師免許を持つ漫画家(といえばもちろんあの巨匠ですね)みたいに、激しいギャップのある二つの肩書きを持つ人って、素敵じゃないですか。
そんなわけで、私はダンスとはまったく無関係の言語畑の大学に行きました。

私が行った大学というと、ハナからダンス関係の学校(東京女子体育大と勘違いする方が最も多い)と思われがちなんですが、全然関係ないです。っつーか前も言ったけど、私みたいな壮絶運動オンチが出身だと思われたら、東京女子体育大の人に対して失礼ですってば(笑)。

ダンスに対して母ほどの天賦の才がない分、私としては持ち前の言語能力と知識でもってダンスに貢献していきたいと、常日頃から考えているわけです。
そんな私に対し、天からの授かり物を持つ人間特有の残酷さで、母は「どんなに頭でっかちでも踊りが素敵じゃなかったら意味なしなし」とのたまうものですから、私はダンスと能書きの両面を研鑽していかなければならないんですね。こりゃ厳しいぜ。せめてダンスを1歳から始めてなかったらどうなっていた事やら...。

でも、こうして二足の草鞋を履いている人間にしか出来ない事が、きっとあるんじゃないかしら。
今度の講座でも、私のそういった特殊な部分でもって生徒さんたちのお役に立つ事が出来れば良いなと考えております。

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