
先週のチケットつきピカソのレクチャーを無駄にしないため、展覧会を見に行った。
天下のピカソも食べるため版画を手がけ、またキャンバスが買えなくて、
描いた絵の上に重ねて描いたりと恵まれない時代が長かった。

「扇子を持つ女」 桃色の時代、青い色調ながら顔の色に明るさが見える。
左手に扇子を持ち、右手を挙げている。右手は何を意味するのだろうか。
青の時代の絵は全体に暗く重く、見る人にも重いものを感じさせる。
10階ピカソ展ギャラリーの中庭。

見終わったら二時、お昼をオアシス21でと物色、ラーメンが食べたかったが、
この看板に恐れをなして食欲を失い、隣のスターバックスで好みのパンとコーヒーにした。


前日の体力温存の効果が出て疲れなく帰宅できた。
覚束ない足取りは変らないが、体力は確実に戻っているように思う。