すさまじい題名です。
菩提樹の別名とも言われます。「絞め殺しの樹」の由来は
栄養を吸い取り元の木を枯らしてしまうことから言うようです。
インドでは菩提樹は聖なる木と言われ,その木の下で
お釈迦様が悟りを開かれました。
そんな菩提樹に似つかわしくない由来です。
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著者は北海道出身、この物語の舞台は根室である。
幼い時から他家で育ち、それも女中としてこき使われる。
娘の自死にも遭い心身共に疲れ果てるが、立ち直る。
「不屈の精神」とはこの人のためにあるような言葉です。
苦労の末、保健婦となったミサエは地元根室のために尽す。
第二部ではひとり息子雄介を描いています
壮絶な「女性の一代記」。長編ですが惹きつけられて
わりに早く読み終えました。
「艱難汝を玉にす」こんな古い言葉も思い出しました
英語の「逆境は人をかしこくする」の意訳です。