つれづれに

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冬季オリンピックをみながら

2006年02月13日 | Weblog
 あまりにしつこい事前番組の放映にうんざりして、私自身は冷めたところがありました。
 でも今年の冬季オリンピックはこれまでになく平和をめざしたものだったようです。
会場全体で歌われたジョンレノンの「イマージン」もその象徴でした。

 いざ実況をみますと、その能力の限界に挑戦する選手たちの魅力にひきつけられます。
 もうひとつ印象的だったことがあります。
女子モーグルというのでしょうか、決勝戦で、上位3人が椅子に座ってゲームを見守っていました。
記録に応じて、椅子を異動します。上村選手は2位から3位へ、ついに4位へと外れていきました。
ずーと1位の椅子にいた選手が最後の最後に1位の席を明け渡していました。
このスタイルはそこに先に座った選手にとって精神的にきついものではないかしらと
思うのですが、ちょっと驚きの光景でした。
メダルについて、日本とは違った価値観があるのかもしれませんね。

最後に原田選手の失格、これはさすがにいただけません。
一体、これまで費やしてきたエネルギー、時間、お金、その他すべては何だったのでしょう。選ばれた男のあまりのケアレスミスに憤りを覚えてしまいます。
これってやさしくないかしら。