つれづれに

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どうぞよろしく。

お勧めします。28日午後NHK教育テレビ

2011年05月27日 | Weblog
 とにかく、東電の原発事故に関する報告は
嘘か隠すかのどちらかで、ほとんど信用できない。

書くのもいやになるほどだけれど、
東電は海水注入を一時中断したのは官邸からの要望に応えたものだといい、
そこを自民党が政府の失態として国会で追及していた。
そのことが今回の原発事故にどれほどの意味があるのか
全く理解できなかったけれど。

そしたら、翌日東電は実は中断はありませんでしたと訂正した。
???????なぜ?????
斑目?原子力委員長に「私は一体何なのでしょう」と言わしめたほど
事実を知らされていないということが明らかになった。

これに限らず、データー隠し、事実隠しは目を覆うばかり。
国民はほとんど東電のことを信用できなくなっている。
子どもを育てているお母さん達は、怒って霞が関まで抗議行動を起こしている。
被害を受けた東北地方の農業、漁業、酪農家、多くの県民達の怒りはは、言うまでもない。

なのに、マスコミには東電のデーター隠し、事実隠しへの怒りの報道が、ない。感じられない。実に淡々と記事を読み上げるだけ。

放射能汚染の実態についても然り。
同心円でその汚染を表示するのはほとんど意味がないにもかかわらず
表示し続けた。国はそれを元に避難対策を決めていた。

実際は天候、地形、風向きなどを汚染地図の作成には入れなくてはいけなかったのに、それを入れてつくった放射能濃度の分布地図の発表を禁止さえした。こちらは国公立の研究機関でのこと。

どんな風に汚染がもたらされたのか、解明する手がかりになる信頼に値する
放射能汚染地図の作成の経過とその結果を示す番組が再放送されるというです。
ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」というNHK教育テレビの番組。
28日に再放送されます。時間は午後3時から4時半です。
まだ見ていない方がいらしたら、是非ご覧ください。

3000キロにわたる現地の大切なサンプリングや測定は
放射線量測定の大御所といわれる研究者が同行のうえ、放射線衛生学者の木村氏らによってなされたとある。

そしてデーターの分析には、京都大や広島大、長崎大などのその分野で生え抜きの研究者が参加しているそうである。
彼らは原発の危険性を指摘し続けた故に、レッテルをはられ、助手などの低い身分に据え置かれながらも、研究を続けてきた人たちだ。
テレビに出て、原発の安全性を語り、今回の事故にあたっても淡々と経過報告を繰り返した学者達とは違う。

放射能汚染の実態を知るためにどのように測定がなされるべきなのか知るうえでは必見の番組になるように思うのです。


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