つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

今頃、恥ずかしいことですが・・・。

2010年09月13日 | Weblog
 正式には千鳥ケ淵戦没者墓苑というのですが、 私は 千鳥が淵霊園について、ほとんど知りませんでした。。

毎年 遺族だけではなく天皇も参加して
大々的な慰霊祭?が開かれているのをテレビで知っていただけでした。

先日「千鳥が淵へ行きましたか」という石川衿子さんの詩の朗読に心動かされて
千鳥が淵霊園についてインターネットで調べてみました。

それでわかったことを少しだけですが書かせていただきます。

この霊園は
第二次世界大戦の折に海外(いわば戦地でしょう)死亡した日本の軍人・一般人の内、身元が不明の遺骨を安置するため、1959年(昭和34年)につくられたのだそうです。

設立に当たっては、かなり社会的に議論をよんだのではないかと推測されます。
海外の国にある「無名戦士の墓地」に似ている面がありそうです。

確か現在36万余の身元不明の遺骨が6つの地域に分かれておさめられています。
満州、中国、フィリッピン、東南アジア、太平洋、ソ連。
身元不明の遺骨が収集されればこれからも増え続けることでしょう。

現在でも、その存在や閣僚参拝が問題になる靖国神社に比べて、こちらで素直に慰霊祭が執り行われるのは、
戦争責任を問いようもない、無名戦士の墓苑であり、戦争開始の原因とも無縁(戦争開始の時には無かったのですから)の墓苑だからなのでしょう。

いったいあの世界第二次大戦で亡くなった人はどれだけいたのでしょう。
兵士は、民間人は?

情けないことにすらすらと答えられません。
きっとどこかで読んだでしょうに。

これまた引用(英タイムズ社の第二次世界大戦歴史地図、東京新聞2006)ですが

日本では兵士230万、民間人80万
ソ連では兵士1450万以上、民間人700万以上
中国では兵士132万、民間人1000万まで

ソ連、中国の民間人が多いのはそれぞれドイツや日本に攻め込まれた国だからでしょうか。

こうたどってくると、戦争という武力による物事の解決は決してあってはならないと、強く思えます。

戦争によって守ろうとするものより、はるかに多くの犠牲が戦争によって生じるのですから。





ご存知ですか?「千鳥が淵に行きましたか」

2010年09月13日 | Weblog
 実は私も初めて聴きました。
石川逸子という詩人が書かれた詩です。
その詩の朗読を聴く機会がありました。

その詩についてamazonに書かれている紹介の言葉を転用させていただきます。

千鳥ヶ淵へ行きましたか―石川逸子詩集: 石川 逸子: 本. ... 千鳥ヶ淵で、ふつふつときこえてきた死者たちの声を、ほんの少しでも掬いあげたくて―と著者はいう。千鳥ヶ淵戦没者霊園に眠る32万余の人々の慟哭を、詩に昇華させた感動の詩

戦没者の慟哭は
心に迫り、身動きすることもならず、音を発することもならず、みな聞き入りました。

この春、千鳥が淵の桜を見に行ったのでした。

この詩を知っていたら、霊園にまで足をのばしたことでしょう。

機会があったら一読をお勧めします。




今日は胃カメラ。

2010年09月07日 | Weblog
 今日は午前中に胃カメラがあるので、起きても特にすることがありません。

庭に出てみたいけれど、どうせ藪蚊が襲ってくるだけだし。

とにかくすごいのですよ、その蚊が。
出て10秒以内、蚊がどこかにとまるのだから。

まず、藪か退治のスプレーをして、、
手足にムシコナーズを塗って、
勿論 長袖、帽子。
どんなに短い時間でもこうしないと出られません。

動けばお腹すいちゃうし。
カメラの時間は11時。

うれしいような、ひもじいような
自由時間です。

お待ちしていました!

2010年09月05日 | Weblog
待ち焦がれていた人に会えた、そんな一瞬を
味わうことが出来ました。

いつになく早く目覚めた朝。
見下ろした庭に、その女性は静かに佇んでいました。
そんな物語を書いてみたくはありませんか・・・。

私には、待ち焦がれている花が幾つかあります。
好きで植えたのに、いつの間にか咲かなくなってしまった花。
何度も植えるのに、年を越えられない花。

その一つが酔芙蓉なのです。
今回で3回目でした。植えても植えても1年限り・・。

それがその朝、淡いピンクの花が飛び込んできたのです。
楚々とした風情で。

photo by kosumosu from OCNフォトフレンド


photo by kosumosu from OCNフォトフレンド


photo by kosumosu from OCNフォトフレンド

 酔芙蓉は、時間とともに、赤みをまし、夕方にはくれない色になる事で知られています。
我が家の酔芙蓉は最初から淡いながらピンクがかっていて、前の株のようには白くありませんでした。
やっぱり、白い色からのスタートがいいですね。