神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


東京浅草近くにて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

2023年5月台湾の旅

2023-05-31 | 茶旅
5月22日から26日まで、3年半ぶりに台湾に行ってきました。
今回は茶旅というよりは、久しぶりの台湾を味わう旅。
旧友と会って、美味しいものを食べて、買物を楽しんできました。
やはり台湾は穏やかで親切で落ち着きます。

台湾茶は今年は雨があまり降らず、春茶はかなり遅れていました。
例年であればこの時期、高山茶の清香はだいたい出揃っていたはずなのですが、
今回手に入ったのは阿里山のみ。
新茶の収穫は少なかったです。



九壺堂にて。
詹老師にはお会いできませんでしたが、
スタッフの皆さんと談笑しながら
8種類ほどお茶を飲ませていただきました。





2日目は迪化街近くに移転した鴻徳茶業行へ。
2019年に麗茶ツアーで凍頂に案内していただいて以来お世話になっています。
10年物、20年物の老茶や特別に仕入れたという岩茶をご馳走になりました。



3日目は台中へ。
台中に行くと必ず立ち寄る才青さんに今回もお邪魔しました。
こちらではいつも茶道具を購入させていただいています。
オーナーの王さんの旦那さまは陶作家の康嘉良氏。
硬質で朽ちた金や鋼のような茶器が格好いい。



今回台中で初めて訪れたのが、才青にほど近い菩提寺という場所。
ネパールに本院のあるこじんまりとした寺院ですが、
都市部の真ん中にあるとは思えないような静寂さと佇まい。
今回は時間がありませんでしたが、座禅や写経も人気とのこと。


4日目は15年来の茶友、C小姐夫妻に車で
陽明山~金山~石門~淡水に連れて行ってもらいました。
昼食は陽明山の山中レストランで地元の食材を使った料理をいただき、
その後北の海の方へ下りて、金山の海沿いのカフェでひと休み。

C小姐がブレンドした東方美人を潮風を浴びながら飲ませてもらいました。
彼女はどこへ行くにも必ずお気に入りの茶葉を携え、
お湯さえあれば飲めるように準備しています。
彼女は本当に'茶人’なんだなあ。


台湾は変わらず優しく、温かく、美味しかった。
でも、変わったことも結構ありました。
(コロナ中の変化ということではなく、今回私が初めて気付いたこととして)
まずは台北では横断歩道の無い場所で横断すると罰金!
それから、かなり歩行者優先が浸透してきた様子。
台北は交通網も整備されて、住宅地が広がりました。
淡水には淡海ライトレールという路線ができて、タワーマンションが建ち並んでいます。
一番驚いたのは台中駅前の変化。渋谷のように分からなくなってしまった(笑)。

さて、次に行くときにはどんな風に変化しているかしら?

  (トップ写真:石門からの夕日)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年6月の茶会@自宅サロンのお知らせ

2023-05-07 | お茶会
自宅での台湾茶会のお知らせです。
この2月に開催する予定でしたが、事情により延期しておりました。
今月末に台湾へ3年半ぶりに参ります。
台湾茶と台湾のお菓子を中心とした茶会を開こうと思います。

生徒さま優先で募集しましたので、
残席はわずかですが、キャンセル待ちも承ります。
ご興味ある方はご遠慮なくお問い合わせください。

全日程満席となりました。
お申し込みありがとうございました。
引き続き、キャンセル待ちも承っております(5月8日追記)。

日時・募集人数:13:00~15:00
  • 6月7日(水)満席
  • 6月8日(木)満席 
  • 6月13日(火)満席 
  • 6月15日(木)満席
  • 6月20日(火)満席 
  • 6月22日(木)満席
  • 6月28日(水)満席
  • 6月29日(木)満席

場所:Salon de Leecha 麗茶
   常磐線・新京成線松戸駅より徒歩12分

会費:5,000円 (お申し込み後、指定口座にご送金いただきます。)

キャンセルについて:
今回の茶会は基本的にキャンセルはご遠慮いただきます。
キャンセルとなった場合、代理の参加者が見つかった時のみ会費をご返金いたします。
ご欠席で会費が返金されなかった場合には、後日プレゼントの茶葉を郵送させていただきます。

✯お申込み方法✯
お名前、電話番号、参加希望日を明記の上、
chosi@goo.jp 宛にメールをお送りいただくか、
(@を半角に替えてご使用ください)
このブログあるいはHPの通信欄からメッセージをお送りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの茶会@JMTカフェ

2023-05-04 | お茶会
4月27日から5月3日まで、代官山のJMTカフェにて
茶壺天堂主催で『プーアル茶を楽しむ会」が開かれました。
プーアル茶の販売と試飲があり、全国からのお客さまで賑わったようです。


(茶壺天堂店主による試飲コーナー)

5月3日には、カフェのスペースをお借りして、
「世界のお茶を楽しむ会with茶壺天堂」を開催、
茶席5テーブルを4回、中国茶、台湾茶、日本茶、ネパール紅茶など
バラエティに富んだお茶を楽しんでいただきました。


(第一回の茶席の様子)

Salon de Leecha 麗茶も第一回の茶席に参加。
二種の東方美人を召し上がっていただきました。



茶譜:
①東方美人(定美) 大慢種 2013年 石碇産 高定石茶師
②東方美人 青心大冇種  2015年 峨眉産 徐耀良茶師

高茶師の定美は開封後10年経って、
さすがに香りは飛んでいましたが、
身体にスーッと染み入る優しい味はそのまま、戻り香も爽やか。
女性陣にも好評でした。

徐さんの美人はまだまだ現役の華やかな香り。
購入当初はともすれば派手過ぎるくらいの味わいが
8年目になり、少し落ち着いて、しっとりいい感じです。

コロナの影響で、私自身も東京都内で茶席を持つのは久しぶりでした。
ご無沙汰していた茶友にもご挨拶ができました。
お茶イベントの活気が少しずつ戻ってきているようで嬉しかったです。

茶会の素晴らしいところは、皆さんとお茶を分かち合えること、
そして、新しい出会いがあることですね。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。
主催の皆さま、スタッフの皆さまにも感謝申し上げます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JMTカフェで東方美人をご一緒しませんか?

2023-04-18 | お茶会
新緑の季節となり、今年の新茶も上市され始めましたね。
新型コロナの脅威はまだまだ収まったとは言えませんが、
お茶のイベントも今年は再開されるところが多そうです。

私も東京での茶会はしばらくご無沙汰しておりましたが、
4月27日(木)~5月3日(水)に
代官山のJMTカフェで開かれる茶壺天堂さんのお茶イベントにて、
5月3日(水)11時~12時の茶席を担当します。

イベント内容

「プーアル茶を楽しむ」
4月27日(木)~5月3日(祝・水)
11:00-17:00
場所:代官山 JMTカフェ
期間中、プーアル茶の試飲、ワークショップ、お茶や雑貨の販売があります。

「世界のお茶を楽しむ会with茶壺天堂」
5月3日(祝・水)
1) 11:00〜12:00  2) 12:30〜13:30  3) 15:30〜16:30  4) 17:00〜18:00
茶席4テーブル 各席3~5名 1席1,000円 
場所:代官山 JMTカフェ
留香茶藝のお茶席、抹茶席、ジュンチャバリ紅茶席、
武夷岩茶席などバラエティに富んだ茶席を楽しんでいただきます。
事前予約は受け付けておりませんので、お気軽に遊びにいらしてください。

■麗茶茶席■
日時:5月3日(祝・水) 11:00-12:00
茶席料:1,000円(2種類のお茶とお茶請け)
司茶:富田直美(Salon de Leecha 麗茶)
茶譜:
①東方美人 2013年 石碇 高定石茶師
②東方美人 2015年 峨眉 徐耀良茶師
名茶師の熟成の味を堪能していただきます。
※今年に入って茶棚の整理をしていて、奥から発掘した茶葉たちです。
 2013年の東方美人は一回分しかありませんので、一期一会!?
 (美味しければいいのですが・・・笑)

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶話② 茶器

2023-04-14 | 茶話
先日、拙ブログの蔡暁芳工房訪問の記事を読んで
問い合わせをくださった方がいた。
もう10年前に行ったきり訪れていないので、
お役に立てるようなお返事ができず申し訳なかったのだけれど、、。

久しぶりに暁芳窯の茶器を出してみた。
これはクコの実柄。

私が中国茶の勉強を始めた2000年ごろは
台湾茶器の最高峰といえば暁芳窯だった。
造形も磁器土も絵付けもほかの器との違いがはっきりしており、
茶も美味しく入る、との評判で、台湾茶ファンの憧れだった。

その後中国での中国茶ブームが始まると、
値段も上がり、品薄で手に入りにくくなった。
同時に日本でも茶器を制作する陶作家さんが増え、
個性や多様性を求めるユーザーの目はそちらへと向かっていく。

茶器は使い勝手の良さや好みから
一軍選手が自ずと決まっていくもので、
教室でも普段使いでもよく使うものは
茶棚の一番取りやすい場所に置かれている。

暁芳窯の茶器はそれよりも少し高いところから見下ろしていて、
初めてのお客さまやスペシャルな茶会の時などにお目見えする。

当時は清水の舞台から飛び降りるような気持ちで購入したが、
もうなかなか手に入らない今となってみれば
あの時買っておいて良かったのかもしれない。


飲んだお茶は祥泰茶業の東方美人2018年。
最後に馮さんご兄弟にお会いしたのはコロナ前の春だった。
そろそろまたお会いできるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする