神融心酔 

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得雨活茶

2004-11-13 | 緑茶(中国茶)
おとといの『XiangLe中国茶サロン』茶芸コースで「得雨活茶」をいただいた。
数年前から龍井茶に替わって人民大会堂の国宴茶として供されているお茶だそうだ。
江西省景徳鎮市で作られているとのこと、江西省九江市の廬山雲霧茶に形状が似ているが、葉がもう少し真直ぐ処理されている。
味も雲霧茶に似て、甘さと渋さが共存している。芳醇で深みがある。
入れ方を間違うと渋みが目立ってしまうので茶葉は心持ち少な目にしてキレよくいれるのがいいと思う。
グラスで飲んだら葉が立ち上がって(旬菜のような感じ?)綺麗だろうと思う。

しかしこの得雨活茶、「中国茶文化大辞典」にも載っていないし、日本で出版されているお茶の本にもあまり見られない。
比較的新しいブランド名なのかもしれないとネットで検索してみた。
どうやら景徳鎮市を本拠地とする江西徳宇集団というかなりやり手の企業が販売元らしい。
「得雨活茶」というネーミングもいいではないか。
北京市のある企業がこの名前にあやかって「得雨生茶」というブランドを売り出し、今年初めに徳宇集団から訴えられるというエピソードもあったようだ。

国宴茶ということで箔のついたこのお茶、『赤坂璃宮』でも飲めるが、ちょっとお高いらしい。
私の師である中国茶サロンの工藤先生のお話ではそれほど値段の張るお茶ではないはずとのこと。
国宴茶になったのも最初は経費節減の意味合いがあったのではなかろうか?
そうは言ってもブランドが一人歩きを始めると価値は上がっていくもの。
話の種としては面白いお茶かもしれない。
コメント
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