神融心酔 

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73青餅 7542プーアル茶

2005-09-10 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comから届いた今月のお試し茶は「73青餅7542プーアル茶」。

HPの説明によれば、73青餅の「73」は1973年という意味ではなく、民国73年の意味だそうです。
民国という年号は台湾で使っているもので、中華民国元年は1912年。
つまり民国73年は西暦1984年ということ。
この73青餅は1984年に第一回目が出荷されたのだそうです。
有名な熟茶の73厚磚の「73」とは全然意味が違うのですね。初めて知りました。

5gの茶葉をプーアール茶用の茶壷で。
洗茶してから一煎目をいただきます。

20年ちょっとの生茶とは思えないまろやかさにびっくり。
おとなし過ぎるという気もしますが、穀類のような甘みは品の良ささえ感じさせます。

五煎目あたりからグッと味に落ち着きが出てきてより一層美味しくなります。
十煎を超えるとさすがに少しずつ薄くなってきますが、それでも余韻は続きます。

私が飲んだことのある20年物のほかの生餅と比べると飲みやすさが格段に違いますね。
上質な茶葉で作られているというのもあるかもしれませんが、
ここまでバランス良く熟成が進んでいるというのは保存された状態の違いから来るものなのでしょうか。
HPによれば、この73青餅は出荷後すぐに香港乾倉に持ち込まれ、そこで数年保管されていたそうです。
この香港乾倉については、プーアール茶.comの「茶商の倉庫が味を作る」のページに詳しい説明がされています。

同じ年に出荷された同種の生餅が、違う方法で保存された場合、どのような味の差が出てくるのか、いつか試飲できたら楽しいかもしれないな、などと考えました。
ああ、プーアル茶って本当に奥が深い・・・。
コメント (2)
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