第一日目、ホテルにチェックインしてからまずは茶葉市場へ。
中国最大級のお茶の問屋街です。
地下鉄1号線の芳村駅からバスで二つ目、歩いて20分くらいだそうです。
私たちは三人だったし、ホテルから近かったので、タクシーを使いました。
あまりにも広くて一日では把握できず、結局最終日までに三回も行ってしまいました。
それでも多分全体の十分の一も歩いていないと思います。
陸羽さんと噴水が迎えてくれます。
こちらは広東芳村茶業城。
茶葉市場と言っても巨大なビルの中に小さな店がひしめき合っています。
イメージとしてはニュー新橋ビルをもっと大きくしたような感じかな。
そういうビルが何棟もあって、それぞれ茶城の名前がついているようですが、
規模が大き過ぎて、全体像はつかめませんでした(笑)。
大通りに面して平屋建ての店も並んでいたりして、
初めて来た人はどの店に入ったらいいのか確実に迷うでしょう。
さすが広州、やはりプーアル茶のお店が多いですが、
単そう、岩茶、鉄観音、台湾茶、緑茶、白茶などの専門店も種類が豊富です。
一日目は鳳凰単そうに照準を合わせ、
YUIちゃんオススメのお店で7種類ほど試飲させていただき、気に入ったものを購入しました。
パッキングしていただいている間に啓秀茶城に移動し、こちらでは茶器を中心にリサーチ。
一日目はここで時間切れ。
二日目は啓秀茶城で前日にチェックしていた茶器や茶服、布などを購入しました。
出発前は広州では茶葉以外の買い物はきっとしないだろう、なんて思っていたのですが、、、
、、、、、スミマセン、広州を侮っていました!!
最近の中国のお茶事情はものすごい速さで変化しています。
大陸の茶藝道具や茶器はちょっと古臭いなんて考えていたら、もう付いていけませんね。
三人がまず引っかかったのは茶服。
11月はちょうどセール時期ということもあり、嬉々として試着しまくり、お気に入りを見つけました。
茶道具は高級なものにはなかなか手が届きませんが、ガラス製のものなどはお手頃値段で手に入ります。
センスもかなりいいものが増えています。
それにしてもこれだけの数のお店があれば、新陳代謝も激しいのではないでしょうか。
次に行ったときには同じお店があるのかどうか?
茶器の場合はウィンドウショッピング的に選ぶことはできますが
茶葉を買いたい場合は試飲も必要ですから、信頼関係を築くのも短時間では難しいですね。
一見の旅行者にはハードルの高い仕組みではありますが、お茶好きにはたまらない空間と言えるでしょう。