ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のゾイドジェネシス

2005-10-30 19:37:46 | アニメ
ゾイドが踊るわ、師匠が相変わらず無言&シャキーン効果音で謎会話するわで一見変な話でしたが、中身は結構濃かったような。
なにげに量産型バイオメガラプトルも初登場。デッドリーコングの大鎌とソウルタイガーの……ブースター? でも何か砲撃してなかった? も初お披露目。

そして分散後初の新メンバーGet。
ダンブルさんと師匠の前歴がやたら似ているのは、意図的にやっていることでしょう。だからこそ、あの二人は無言で妙に分りあっている部分がある。
一方ガラガは、気付いていないからこそのルージを引き合いに出したお説教が、思わぬ効果を上げている。中々上手いですね。
でも師匠のリアクションが薄いのは、いつも冷静だからっていうより単に自己表現が下手なだけだと思うぞガラガ……。

ともかく、ガラガも師匠もルージくんのことが可愛くて仕方ないんだというのはよく分りました。
「失敗しても挫折しても、諦めずに立ち向かって乗り越える」
確かにね。自分の非を素直に認めて改めようとするから成長も早い。単に可愛いだけでなく、そういう前向きさや伸び代の大きさをかいま見せるからこそ、老若男女から多方面に好かれるんでしょう。今はまだ未熟でも、将来はきっと化けるぞ、みたいな。
……今は挫折に弱い子がやけに多い気がします。こんな御時世だからこそ、ルージくんみたいなヒーローは貴重だと思います。

それにしてもカッコ良かったな、ケーニッヒウルフ。あの照準器とか、如何にも歴戦の勇者!って感じでシブいですね。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-10-30 19:36:30 | 特撮
■マジレン
1週間見逃してる間に、ン・マ様とメーミィとウルザードことブレイジェルこと勇パパがまとめてお亡くなりになってました。
……ま、今週が総集編も兼ねた作りになってたお陰で、何があったか大体分かったのは助かったんですけどね。

……けど、新敵か……微妙に超星神テイスト入ってる気がして、期待より不安が先行します。超星神でさえ、色々試行錯誤してるのにね。
なんていうか、ン・マ様はサウロン様だと思ってたのにあれじゃ湖の番人じゃんとか、しかもお父さんが1人で倒しちゃうし、今までの三冥獣とか四底王とかから察するに、今度出て来た神様も、いざ戦ってみたら「ちょっと強い怪人」レベルなんだろうなとか、その他色々。
戦闘の、流れと言うか駆け引きというか、そういう部分で「燃える」展開を見せるという点では、マジはちょっと弱いのかも知れません。

あとね、本当にね、麗を「お母さん」扱いするのはやめて下さい。そういう話を考える男って、マザコンぽくて気持ち悪いから。

■ヒビキ
今週の脚本は初めて見る人です。井上氏みたいな派手濃いケレン味は感じられなかったけど、なんていうかものすごく分かりやすい。
こういう流れにするためにこういう風にキャラを配置して、こういうプロットを立てて……というのがとてもよく分るお話でした。
これは新体制になってからずっと言えることですが、脚本家が自分の個性を発揮してるというよりは、チーム全体で立てた方針や方向性にかなり忠実に脚本を書いてる感じがします。

明日夢の挫折、明日夢につきまとうことで、明日夢が事件に絡むように持って行く桐矢、叱咤するみどり、挫折から立ち直るためのヒントを与えるヒビキ、それらがあって、壁を乗り越えようと努力する明日夢。

挫折を知らないイブキは、挫折感に苛まれるあきらの気持ちを理解してやれずに悩み、ザンキはイブキを叱咤する。ザンキにいつまでも頼ってしまい、一人立ちできないトドロキはザンキが抱える胸の傷を知らない。

挫折と成長の物語にピンチを絡めて、燃える展開になってますね。やっぱりヒーローはピンチがあると燃える。

でも個人的にはこの話、もっと早く、6~7月くらいにやっておけばもっと良かったのにねと思いました。ブラバンの全国大会は8月だから、そういう意味でもタイミング合うし。その後の展開も、色々じっくりやれそうだし。今となってはどうにもならない事ですが。

しかし、明日夢に先回りするために、影では必死でチャリ爆走し、何食わぬ顔で待ってる桐矢くんは妙に可愛かった。大きな荷物持って合宿に付いて来る所と言い、いいキャラだと思います。たまに明日夢がツッコミ役に回ってるのも面白い。

で、今回いちばん驚いたのは、素人目にも分るくらいきれいなみどりさんの回し蹴り。