お会いしとうござりました、政宗様。
仙台と言えば政宗様です。NHK大河ドラマの最高傑作「独眼竜政宗」で渡辺謙さんのファンになったのは私だけではないはずです。
という訳で、3日目は仙台市内観光です。
仙台には「るーぷる仙台」という観光客向けの路線バスがあるんですが、これは是非1日乗車券(600円)を買って乗りましょう。
1区間250円なので2カ所(3区間)乗れば元が取れる上、各観光地の入場料もコレを見せれば割引になるのでとてもお得。仙台近郊の主要な観光地ならこれ1本で行けるし、車内放送で観光ガイドまで流れるし、木を基調にした車内のインテリアも雰囲気が出るしで至れり尽くせりでした。
行ったのが月曜日なので瑞鳳殿と仙台城跡以外は残念ながら休館だったのですが、それでも十分楽しめました。
■瑞鳳殿
仙台駅前からるーぷるに乗って、政宗を初めとする仙台藩主三代の廟所である瑞鳳殿へ。
結構急な坂を登って廟所へ向かいます。
今年は夏が長かったせいか丁度紅葉の季節でした。
紅葉の色が鮮やかで美しい! 常緑樹の緑も紅葉の赤や黄色も、関西で見るのより色が濃い印象。
そんな中に立つ瑞鳳殿は、色とりどりの彩色を施した美しい建物でした。
■仙台城跡
瑞鳳殿から更にバスに乗って仙台城跡へ。
城跡というと、平地にどーんと天守閣が建ってるイメージがあったのですが、全然違うんですね。
仙台市街地を一望出来る小高い山の上にあって、元々天守閣はなかったんですね。
実戦を睨んで建てられた城塞でもあり、同時に文化の粋を集めた宮殿でもあった。将軍や天皇を迎える門や席を特別にしつらえながら、遂に誰も迎えることがなかったというのも何やら感慨深い。
ここから見下ろす仙台の街はとても自然が多い印象で、「杜の都」と呼ばれる理由が分かるような感じです。自然の地形そのままに流れる広瀬川が見てて気持ち良い。
もともと何もなかった所へ政宗様が街を作ったというだけに、政宗様の思想による都市計画が分かるような。
ちなみにここの青葉城資料館には、仙台城復元CGシアターというのがありまして。この映像のナレーションが伊達政宗:永井一郎&片倉小十郎:青野武という豪華キャストでした。
お昼ご飯に牛タンを食べて再びバスに。
■定禅寺通り~仙台駅
けやき並木が有名な定禅寺でバスを降りる。気候が良ければ通りの散歩でもしたかったんですが、寒かったのでけやき通りを眺めながらカフェでお茶しました。スパイス入りの紅茶であったまるー♪
そこからのんびりアーケードを歩いて仙台駅に向かいました。
途中、前日にお参りした三瀧不動院にも寄ったりして。
ところで、仙台の街ってやたらドラッグストアが多い気がするんですが、何か理由があるんでしょうか。
その後は仙台駅でお土産を物色した後、電車で空港へ向かいました。
仙台はやっぱり、緑が多くて気持ち良い街です。総じて食べ物が美味しくてハズレのない印象。
あと、人が親切な気がしました。人当たりが柔らかい人が多い感じ。楽しかったです。
おまけ
noon~DINETTE FOR HAPPINESS~
2日の夜に相方と祝杯を上げたお店。静かな雰囲気でまったり幸せに飲みました(笑)。
お洒落な雰囲気&野菜たっぷりのお食事&お手頃値段のお酒で、特に女の子にオススメです。
店員さんも親切で感動したのでちょっと宣伝。