あの夢のような時間から早一週間。
フレンズオンアイスでの大ちゃんについて。
メインの出入り口である左側から入るとずらっっとスタンド花が並んでましたが、今回並び切れなかったのか西側のプレスエリアの前にも並んでました。大ちゃん宛の花は、関係者からのに加えてファンからのお花も多かったですよ。
実はこっそり私もその一つに参加させて頂いたのですが、やはり今回は特別。『待ってたよ!』の気持ちをカタチにして伝えたい!というファンが少なくなかったのだと思います。『待ってたよ!』の気持ちはお花だけでなく、会場での拍手やバナーやプレゼントなんかにも溢れていました。
そしてそんなファンの気持ちに答えてオープニングに登場した大ちゃん。
黒Tシャツ&デニムで元気にリンクに飛び出し、ノリノリで踊る姿はまさしく、1年前同じ会場で目にしたのと同じ人。去年のFOIと今回の映像を繋げて見たら、間に怪我と手術で思うように動けない時期を経て、氷の上に乗ることも出来ずに地道なリハビリを重ねて来た時間があるとはとても思えないような。ああ、本当に帰って来てくれたんだ…と思うのと同時に、これがこの人の美学というかプライドなんだろうな…というのは実は後で思いました。
実際見てる時には、目で追いかけるのに必死。
今回は、スケーターの紹介時に本人からのメッセージをナレーターが伝えるのが基本形式。でも大ちゃんだけは、荒川さんがわざわざ出て来て、御本人の言葉で紹介してくれました。荒川さんはいつも私たちの気持ちを良く分かって下さっている。ありがとうございます。
満場の拍手に迎えられ、元気にリンクに飛び出す大ちゃん。
リンクの中央でポーズを取ると一転、静かに。
情緒的なピアノの音によく似合う、繊細で流麗なプログラム。私にはスケーティングの事なんか分からないんですけどね、何かこう、さらさらと静かに流れて行くようなそんな感じ。
もともと大ちゃんて、例えば『ロクサーヌ』みたいな男っぽいプログラムでも、手の動きには細かくタメを入れてて単調な動きは絶対しない、という印象があるんですけどね。このプログラムでは、繊細で流麗な指の動きを心ゆくまで堪能できます。
そしてジャンプ。今迄のテレビやら何やらの予備知識によって、頭の中では大丈夫だと分かってるんですが。何せ私は小心者なので、それでもやっぱりドキドキしてしまう訳で。
しかしそんな私の心配を余所に、かる~く飛んで楽々降りてしまいましたよ。3回見たんですが、どの回もこのプログラムの中では、ジャンプはすべて完璧でした(フィナーレの時には1回くらいずっこけてたような…)。
スピンは素人目にも上手くなってました。回転が速い。そしてとても安定している。レイバックステキ。またこれが見れて嬉しい。
それで衣装が、シンケンジャーに出て来そうな和風の衣装。大ちゃんに和風って正直予想してなかったんですけど、この曲には似合ってると思います。ピアノの分散和音が、ちょっと箏曲っぽくもあるんですよね。定番(?)の黒×ゴールドに加えて、敢えて中間色の紫と橙っていうのも好み。ここで赤を持って来るとうっとおしくなると思いませんか?
その紫と橙を袖口から覗かせるのも上手いなあと思いました。和服っぽさを残しながら、腕の動きを引き立たせる感じで。あと、ゴールドの部分に本物っぽい着物地(帯地?)を使っているのも好みです。海外で作った和物「っぽい」衣装にはないディテールのリアリティがある感じで。
ていうか私、和物が好きなんですよ。大ちゃんの和物。嬉しい…。
ただこのプログラム、まだ本当の意味での完成ではないのかな、とも思いました。
いや実際出来上がってから数日とは思えないほど出来上がってるのは確かだし、しかも怪我明けと思えば奇跡のような完成度だと思うんですが。
でも大ちゃんて本当の意味でプログラムをものにしてしまうと、そこからプログラム自体が意志を持つ、みたいに自由に展開していくように見えるんですよね。特に点数にこだわらないEXの方にその傾向が顕著な気が。このプログラムはまだそこまでは行ってなくて、でも3回の公演の間で確実にそこへ近づいて行っているような気がして、これはこの先が楽しみだなあと。
そして同時に、そうやってプログラムが変容していくのをリアルタイムで追いかけられるのはすごく幸せな事なんじゃないかなあと、そんな事を考えてしまいました。
曲はDJ OKAWARIという人の「LUV LETTER」という曲だそうですね。初めて聞く名前だなーと思ったら、大ちゃん自身ショップでかかってたのを偶然聞いて気に入って、店員さんに教えて貰って音源を入手したみたいですね。こういう所が、「常にアンテナを広げている」所以なんだろうなと思いました。知名度とか、既に出来上がっている評価に留まらず、自分自身の感性に忠実な大ちゃんらしいエピソードだと思います。
でも実際この曲、すごくとっつきやすくて、割と最初に聞いた瞬間から素直に耳に入って来る感じの曲なので、知名度の低さはそんなに問題にはならないんじゃないかなと思いました。
振付け担当は宮本さんだと専らの噂ですが、正式な情報はまだないのかな?
宮本さん好きなので、彼の振付けだと嬉しいんですが。
このプログラムに関しては、ちょっと色々考え出すと長くなるので、もしかしたらまた何か書くかも知れません。
長くなりました。
バナーコンテストではお手伝い係として登場。例によって和やかというかなんと言うかな感じで進行した後、何故かコーナー最後のシメの挨拶は毎回大ちゃん担当でした。しかもこの部分、何故か毎回滑舌もよくてやけにイイ声でした。
そしてエンディング。ノリノリの所ではやっぱり水を得た魚。一旦客席に行った後再び中央に集合する所があるんですが、何かいつも出遅れる。特に土曜日の夜は慌てて戻ろうとして転倒。「世界一コケるのが上手い男」の名に恥じない、それは見事なヘッドスライディングでした。
それと最終日のスピン。素人目にも凄かった。スピン一つであんな衝撃を受けるとは思いませんでした。
ともあれ、御本人の言うように、本当にいい形での再出発が出来たんじゃないかと思います。
どなた様もお疲れ様でした。
荒川さんにも改めて感謝。
そして私も覚悟を決めなければなりません。
いや本当に嬉しいですよ。またこのジェットコースターに乗れるなんて(笑)。
***
拍手コメントへのお返事
■8/27 5:33
「LUV LETTER」に関しては、その内また書くかも知れません。
でもニュースだけじゃなくて、早く全体像の映像が欲しいですよね。
しかしJ:COMでは日テレプラスは映らない…(涙)。
■8/27 17:38
いつもありがとうございます。
現地でご覧になったのですね。
大ちゃんも良い再スタートが切れたと思います。
フレンズオンアイスはショー全体の雰囲気が良いですよね。気が付くと毎年通っています(笑)。
■8/28 13:52
フレンズオンアイス、万難を拝して観に行く価値はあると思います。
大ちゃん自身が「皆いいものを見せますんで…」と言っていた通り、他のスケーターもすごくレベルが高くて楽しませて貰えるのも魅力ですね。
■8/28 23:00
こんにちは。こちらこそ、現地ではバタバタしてて、中々落ち着いてお話するということができなかったですね。何人かの方から「ブログ読んでます」と声をかけて頂いて嬉しかったです(更新滞ってるのが心苦しくもありましたが/汗)。
リアルタイムで大ちゃんを追いかけられるのは、本当にラッキーだと私も思います。これからも彼の夢を応援して行きたいですね。
フレンズオンアイスでの大ちゃんについて。
メインの出入り口である左側から入るとずらっっとスタンド花が並んでましたが、今回並び切れなかったのか西側のプレスエリアの前にも並んでました。大ちゃん宛の花は、関係者からのに加えてファンからのお花も多かったですよ。
実はこっそり私もその一つに参加させて頂いたのですが、やはり今回は特別。『待ってたよ!』の気持ちをカタチにして伝えたい!というファンが少なくなかったのだと思います。『待ってたよ!』の気持ちはお花だけでなく、会場での拍手やバナーやプレゼントなんかにも溢れていました。
そしてそんなファンの気持ちに答えてオープニングに登場した大ちゃん。
黒Tシャツ&デニムで元気にリンクに飛び出し、ノリノリで踊る姿はまさしく、1年前同じ会場で目にしたのと同じ人。去年のFOIと今回の映像を繋げて見たら、間に怪我と手術で思うように動けない時期を経て、氷の上に乗ることも出来ずに地道なリハビリを重ねて来た時間があるとはとても思えないような。ああ、本当に帰って来てくれたんだ…と思うのと同時に、これがこの人の美学というかプライドなんだろうな…というのは実は後で思いました。
実際見てる時には、目で追いかけるのに必死。
今回は、スケーターの紹介時に本人からのメッセージをナレーターが伝えるのが基本形式。でも大ちゃんだけは、荒川さんがわざわざ出て来て、御本人の言葉で紹介してくれました。荒川さんはいつも私たちの気持ちを良く分かって下さっている。ありがとうございます。
満場の拍手に迎えられ、元気にリンクに飛び出す大ちゃん。
リンクの中央でポーズを取ると一転、静かに。
情緒的なピアノの音によく似合う、繊細で流麗なプログラム。私にはスケーティングの事なんか分からないんですけどね、何かこう、さらさらと静かに流れて行くようなそんな感じ。
もともと大ちゃんて、例えば『ロクサーヌ』みたいな男っぽいプログラムでも、手の動きには細かくタメを入れてて単調な動きは絶対しない、という印象があるんですけどね。このプログラムでは、繊細で流麗な指の動きを心ゆくまで堪能できます。
そしてジャンプ。今迄のテレビやら何やらの予備知識によって、頭の中では大丈夫だと分かってるんですが。何せ私は小心者なので、それでもやっぱりドキドキしてしまう訳で。
しかしそんな私の心配を余所に、かる~く飛んで楽々降りてしまいましたよ。3回見たんですが、どの回もこのプログラムの中では、ジャンプはすべて完璧でした(フィナーレの時には1回くらいずっこけてたような…)。
スピンは素人目にも上手くなってました。回転が速い。そしてとても安定している。レイバックステキ。またこれが見れて嬉しい。
それで衣装が、シンケンジャーに出て来そうな和風の衣装。大ちゃんに和風って正直予想してなかったんですけど、この曲には似合ってると思います。ピアノの分散和音が、ちょっと箏曲っぽくもあるんですよね。定番(?)の黒×ゴールドに加えて、敢えて中間色の紫と橙っていうのも好み。ここで赤を持って来るとうっとおしくなると思いませんか?
その紫と橙を袖口から覗かせるのも上手いなあと思いました。和服っぽさを残しながら、腕の動きを引き立たせる感じで。あと、ゴールドの部分に本物っぽい着物地(帯地?)を使っているのも好みです。海外で作った和物「っぽい」衣装にはないディテールのリアリティがある感じで。
ていうか私、和物が好きなんですよ。大ちゃんの和物。嬉しい…。
ただこのプログラム、まだ本当の意味での完成ではないのかな、とも思いました。
いや実際出来上がってから数日とは思えないほど出来上がってるのは確かだし、しかも怪我明けと思えば奇跡のような完成度だと思うんですが。
でも大ちゃんて本当の意味でプログラムをものにしてしまうと、そこからプログラム自体が意志を持つ、みたいに自由に展開していくように見えるんですよね。特に点数にこだわらないEXの方にその傾向が顕著な気が。このプログラムはまだそこまでは行ってなくて、でも3回の公演の間で確実にそこへ近づいて行っているような気がして、これはこの先が楽しみだなあと。
そして同時に、そうやってプログラムが変容していくのをリアルタイムで追いかけられるのはすごく幸せな事なんじゃないかなあと、そんな事を考えてしまいました。
曲はDJ OKAWARIという人の「LUV LETTER」という曲だそうですね。初めて聞く名前だなーと思ったら、大ちゃん自身ショップでかかってたのを偶然聞いて気に入って、店員さんに教えて貰って音源を入手したみたいですね。こういう所が、「常にアンテナを広げている」所以なんだろうなと思いました。知名度とか、既に出来上がっている評価に留まらず、自分自身の感性に忠実な大ちゃんらしいエピソードだと思います。
でも実際この曲、すごくとっつきやすくて、割と最初に聞いた瞬間から素直に耳に入って来る感じの曲なので、知名度の低さはそんなに問題にはならないんじゃないかなと思いました。
振付け担当は宮本さんだと専らの噂ですが、正式な情報はまだないのかな?
宮本さん好きなので、彼の振付けだと嬉しいんですが。
このプログラムに関しては、ちょっと色々考え出すと長くなるので、もしかしたらまた何か書くかも知れません。
長くなりました。
バナーコンテストではお手伝い係として登場。例によって和やかというかなんと言うかな感じで進行した後、何故かコーナー最後のシメの挨拶は毎回大ちゃん担当でした。しかもこの部分、何故か毎回滑舌もよくてやけにイイ声でした。
そしてエンディング。ノリノリの所ではやっぱり水を得た魚。一旦客席に行った後再び中央に集合する所があるんですが、何かいつも出遅れる。特に土曜日の夜は慌てて戻ろうとして転倒。「世界一コケるのが上手い男」の名に恥じない、それは見事なヘッドスライディングでした。
それと最終日のスピン。素人目にも凄かった。スピン一つであんな衝撃を受けるとは思いませんでした。
ともあれ、御本人の言うように、本当にいい形での再出発が出来たんじゃないかと思います。
どなた様もお疲れ様でした。
荒川さんにも改めて感謝。
そして私も覚悟を決めなければなりません。
いや本当に嬉しいですよ。またこのジェットコースターに乗れるなんて(笑)。
***
拍手コメントへのお返事
■8/27 5:33
「LUV LETTER」に関しては、その内また書くかも知れません。
でもニュースだけじゃなくて、早く全体像の映像が欲しいですよね。
しかしJ:COMでは日テレプラスは映らない…(涙)。
■8/27 17:38
いつもありがとうございます。
現地でご覧になったのですね。
大ちゃんも良い再スタートが切れたと思います。
フレンズオンアイスはショー全体の雰囲気が良いですよね。気が付くと毎年通っています(笑)。
■8/28 13:52
フレンズオンアイス、万難を拝して観に行く価値はあると思います。
大ちゃん自身が「皆いいものを見せますんで…」と言っていた通り、他のスケーターもすごくレベルが高くて楽しませて貰えるのも魅力ですね。
■8/28 23:00
こんにちは。こちらこそ、現地ではバタバタしてて、中々落ち着いてお話するということができなかったですね。何人かの方から「ブログ読んでます」と声をかけて頂いて嬉しかったです(更新滞ってるのが心苦しくもありましたが/汗)。
リアルタイムで大ちゃんを追いかけられるのは、本当にラッキーだと私も思います。これからも彼の夢を応援して行きたいですね。