HDDのデータの整理がやっと終わりました。シンケンジャーも無事に全話DVDに焼いたし、滑り込みセーフって感じですね。
ニュースでの露出も色々出てきていますが、cobaさんがブログで大ちゃんにメッセージを送って下さってますね。多分もう皆さんとっくにチェック済だと思いますが、まだという方は是非今からでも。一読の価値はあります。
やっぱり「ホンモノ」は違う。お約束のフレーズなんて使わなくても、心の底からの熱いエールがちゃんと伝わります。中でも、「絶対的な意味で、彼は既に勝利者」という言葉は深い、と思いました。
私なんかがあれこれ書くのは蛇足になってしまうかも知れませんが、やっぱり本質を語れる人は、自分のものさしを持っている。
競技で順位が付くのは相対的な評価であり、言ってみれば「他人のものさし」。競技の上では、他人同士が価値観を共有するための共通概念は必要不可欠。でも本質が見える人は、他人の価値観に左右されない、自分だけの価値観というもう一つの目でものが見えている。
それは大ちゃんが繰り返し言う、「金メダルが目標だけど、それ以上に自分がやりきったと思える演技がしたい」という言葉にも共通する感性だと思いました。
cobaさんの価値観に於いては、怪我を乗り越えてこの大舞台に帰ってこれたことが勝利。他人の価値観に惑わされない確かな自分の価値観があるからこそ、あれだけ力強い言葉で大ちゃんが勝利者であると言い切って下さったのでしょう。
大ちゃんにとっても、自分の中だけの価値観がありますよね。順位や点数と、彼自身の自分の演技への満足度は必ずしも一致しないと彼自身がしばしば語っています。
万人に認めて貰うための相対評価として、メダルは大事。でもそれ以上に、cobaさんに取っては怪我を乗り越えたことが、大ちゃんに取っては「やりきったと思える演技をすること」が、相対評価以上に大切な自分の中の絶対評価の価値観として確実に存在しているんだなと思いました。
そう考えると、大ちゃんが「be SOUL」やDVDであんなに無防備に「自分自身」をさらけだせる理由も分かるような気がします。
「他人にどう評価されても自分は自分」という価値観が確立されてるからこそ、なんやかや言いながら、あれだけ自分の良い部分も悪い部分もあけっぴろげにできるんじゃないでしょうか。
逆にそういう自分の価値観が乏しい人だと、相対評価である他人のものさしに頼らざるを得ないんでしょうね。必然的に、自分を実際以上に良く見せようとか、結果さえ良ければ勝ち方はどうでもいいみたいな感じで、言動に現れて来ますよね。
私は虚栄心のある人が苦手で、自分を良く見せるために言葉を飾る人が生理的にダメ。
そんな私に取って、大ちゃんの言動はいつも心地良い。
そしておなじような爽快感を、cobaさんのまっすぐなお言葉から感じました。
私も大ちゃんは、既に勝者だと思います。
また機会があったら、cobaさんのパワーを貰いにライブに行きたいなあと思いました。
これから報道も増えてきっと日本のマスコミは練習の度に4回転の数を数えて来ると思いますが、本質はその数字の中にはありません。ファンとしては一喜一憂することなく、勝負のその日に力を発揮してくれることを祈るのみ、です。
***
今日のお守り画像はファーストネーション(カナダインディアン)の意匠による踊る熊のコイン(右)と、ワタリガラスのペンダント(右)です。
これはあくまで私の個人的な持論なんですが、「土地」というものが持つ影響力というのは決して無視できないと思うのです。そしてその土地に住む人々の古い信仰こそ、その土地の持つ力の具象化だと思っとります。
そういう訳で、バンクーバーを含む太平洋岸北西部に古くから住むファーストネーションの信仰から力をお借り致しました。彼らは人種的にもモンゴロイドで日本人に近いし、自分たちの身近な自然をトーテム(=守護動物)として崇拝する信仰は、日本人にも理解しやすいような気がします。
バンクーバーオリンピックにも、メダルのデザインなど各所にファーストネーションズの意匠が使われてますね。
ちなみに熊は「守護」や「力」の象徴、ワタリガラスは彼らの神話に於ける天地創造のヒーローだそうです。
おまけ:関西を中心に活躍する造形作家・薬師寺一彦さんの手による熊とワタリガラス。
実は一昨年の12月にこれの実物を拝見したんです。ちょっとご縁を感じて嬉しかったです。
Studio HARAKARA ~薬師寺一彦~
他の作品もステキですよー♪
***
■拍手コメントへのお返事
2010/2/10 17:33
更新が遅い上に素人がうだうだ言ってるだけのブログですが、楽しみにしていただけてありがとうございます。大した物は書けませんが、これからもお楽しみ頂けると嬉しいです。
ニュースでの露出も色々出てきていますが、cobaさんがブログで大ちゃんにメッセージを送って下さってますね。多分もう皆さんとっくにチェック済だと思いますが、まだという方は是非今からでも。一読の価値はあります。
やっぱり「ホンモノ」は違う。お約束のフレーズなんて使わなくても、心の底からの熱いエールがちゃんと伝わります。中でも、「絶対的な意味で、彼は既に勝利者」という言葉は深い、と思いました。
私なんかがあれこれ書くのは蛇足になってしまうかも知れませんが、やっぱり本質を語れる人は、自分のものさしを持っている。
競技で順位が付くのは相対的な評価であり、言ってみれば「他人のものさし」。競技の上では、他人同士が価値観を共有するための共通概念は必要不可欠。でも本質が見える人は、他人の価値観に左右されない、自分だけの価値観というもう一つの目でものが見えている。
それは大ちゃんが繰り返し言う、「金メダルが目標だけど、それ以上に自分がやりきったと思える演技がしたい」という言葉にも共通する感性だと思いました。
cobaさんの価値観に於いては、怪我を乗り越えてこの大舞台に帰ってこれたことが勝利。他人の価値観に惑わされない確かな自分の価値観があるからこそ、あれだけ力強い言葉で大ちゃんが勝利者であると言い切って下さったのでしょう。
大ちゃんにとっても、自分の中だけの価値観がありますよね。順位や点数と、彼自身の自分の演技への満足度は必ずしも一致しないと彼自身がしばしば語っています。
万人に認めて貰うための相対評価として、メダルは大事。でもそれ以上に、cobaさんに取っては怪我を乗り越えたことが、大ちゃんに取っては「やりきったと思える演技をすること」が、相対評価以上に大切な自分の中の絶対評価の価値観として確実に存在しているんだなと思いました。
そう考えると、大ちゃんが「be SOUL」やDVDであんなに無防備に「自分自身」をさらけだせる理由も分かるような気がします。
「他人にどう評価されても自分は自分」という価値観が確立されてるからこそ、なんやかや言いながら、あれだけ自分の良い部分も悪い部分もあけっぴろげにできるんじゃないでしょうか。
逆にそういう自分の価値観が乏しい人だと、相対評価である他人のものさしに頼らざるを得ないんでしょうね。必然的に、自分を実際以上に良く見せようとか、結果さえ良ければ勝ち方はどうでもいいみたいな感じで、言動に現れて来ますよね。
私は虚栄心のある人が苦手で、自分を良く見せるために言葉を飾る人が生理的にダメ。
そんな私に取って、大ちゃんの言動はいつも心地良い。
そしておなじような爽快感を、cobaさんのまっすぐなお言葉から感じました。
私も大ちゃんは、既に勝者だと思います。
また機会があったら、cobaさんのパワーを貰いにライブに行きたいなあと思いました。
これから報道も増えてきっと日本のマスコミは練習の度に4回転の数を数えて来ると思いますが、本質はその数字の中にはありません。ファンとしては一喜一憂することなく、勝負のその日に力を発揮してくれることを祈るのみ、です。
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今日のお守り画像はファーストネーション(カナダインディアン)の意匠による踊る熊のコイン(右)と、ワタリガラスのペンダント(右)です。
これはあくまで私の個人的な持論なんですが、「土地」というものが持つ影響力というのは決して無視できないと思うのです。そしてその土地に住む人々の古い信仰こそ、その土地の持つ力の具象化だと思っとります。
そういう訳で、バンクーバーを含む太平洋岸北西部に古くから住むファーストネーションの信仰から力をお借り致しました。彼らは人種的にもモンゴロイドで日本人に近いし、自分たちの身近な自然をトーテム(=守護動物)として崇拝する信仰は、日本人にも理解しやすいような気がします。
バンクーバーオリンピックにも、メダルのデザインなど各所にファーストネーションズの意匠が使われてますね。
ちなみに熊は「守護」や「力」の象徴、ワタリガラスは彼らの神話に於ける天地創造のヒーローだそうです。
おまけ:関西を中心に活躍する造形作家・薬師寺一彦さんの手による熊とワタリガラス。
実は一昨年の12月にこれの実物を拝見したんです。ちょっとご縁を感じて嬉しかったです。
Studio HARAKARA ~薬師寺一彦~
他の作品もステキですよー♪
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■拍手コメントへのお返事
2010/2/10 17:33
更新が遅い上に素人がうだうだ言ってるだけのブログですが、楽しみにしていただけてありがとうございます。大した物は書けませんが、これからもお楽しみ頂けると嬉しいです。