ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

神戸から・その2

2011-04-03 23:47:00 | ノンジャンル
※4/4 ご質問を頂いたのでおせっかい情報に追記。

今年に入って初めてポーアイのリンクに行って、「このリンク、ちょっとしたアイスショーならできそうだな」と思ったばっかりだったのでそういう意味でも驚きだったんですが。

東日本大震災チャリティー演技会~復興の街、神戸から~

考えて見れば、関西にあって震災の影響を受けていない、常設のリンクで客席もある、試合を控えた大ちゃんにも移動の負担がかからない。

…そして何より「神戸」でやる。それ自体がメッセージとなる場所。考えれば考えるほどここしかない、という感じですね。

大ちゃんのメッセージを見ると、本当に皆で真剣に考えて、自分たちにできることをやろうと行動に移したんだなあと言うのが分かります。こんなに短期間にショーの準備を整えるなんて普通はできないですよね(これより遅くなるとポーアイのリンクはプールになってしまうし)。

西日本にいると余震もないし停電もないし普段通りの生活はできてるけど、被災地では沢山の人が苦しんでたり、またそういう人たちの為に駆け付けて働いてたりする人たちがいる訳で、自分たちはこれでいいのか?と心のどこかで思ってしまう。
特に神戸は。神戸の人は、皆16年前の記憶を甦らせています。当時神戸にいなかった私でさえそうなのだから、実際に「あの時」を体験した人たちは尚更そうだと思います。
自分たちにも何かできないか、「神戸」だから伝えられる事があるんじゃないかと思わずにいられないのです。

大ちゃんと、それから田村岳斗先生のブログを見ると、一般のニュースには名前は出て来ないけど、宮本賢二さんがキーマンとして重要な役割を果たしているようですね。
宮本さんは関西の出身。大ちゃんも関西が拠点で、神戸とも縁がある(熊川さんと対談してたのも神戸でしたね。あの建物(神戸国際会館)って震災前はすごく古くて暗い建物で、震災の数年後に新しいお洒落なビルに生まれ変わったのを見て、「ああ、本当に神戸は復興したんだな」と感慨深く思ったものです)。
そして被災地である東北出身のお三方と、今も東北を拠点にしている羽生選手。
このメンバーが集まる、という事にもすごくメッセージ性があると思います。

世界選手権の前の大変な時期ではあるけれど、きっと大ちゃんにとっても、これをやる事が必要だったんだと思います。みんなで一つの良いショーを作り上げて、被災地に少しでも力を送れる事を祈ります。

私も何とかチケットが取れたので見に行って来ます。田中刑事くんの演技も楽しみ。

***

以下、おせっかいな神戸情報

・ポーアイのリンクは、客席に座ってるとじわじわ冷えて来ます。冬装備必須。ダウンが欲しい。
・椅子が冷たいので、お尻の下に敷くものを用意すると良いと思います。
・三宮発のポートライナーには北埠頭行きと神戸空港行きがあるけど、どっちに乗っても市民広場駅には行けます。
・JRは電車の本数が減っている(整備用の部品が不足しているせいらしい)ので要注意。

〈追記〉
・市民広場駅からリンクまでの間には、お店らしきものはありません。反対側のポートピアホテルの側にはホテルの売店もあるみたいだし南公園まで行けばイケアもあるけど、お買い物はなるべく三宮で済ませる事をおすすめします(そう言えばイケアまだ行ったことない)。
・会場のトイレは、個室の数はそこそこあったと思います。当日はお客さんが多いので混むだろうとは思いますが。

その他、ご質問あれば分かる範囲でお答えします。
※ご質問へのお答えを以て、コメントへのお返事に代えさせて頂きます。