実は年末の全日本選手権を観戦するために結構会社に無理を言ってしまったもので、今回、世界選手権のカラミで休みを取ることが出来なかったんですね。でも、せめてEXくらいは観ておきたい。大阪なら、休みを取らなくても何とかなるか……?ということで行って参りました。
普段は一応6時くらいまで仕事してるんですが、5時の定時で速攻切り上げてダッシュで駅へ。神戸から大阪までは新快速乗ればすぐだもんねーと思ってたんですが、梅田から門真南まで行くのも結構バカにならないもので、開演10分前に会場に駆け込み。
今回、流石に岡山の友人は出て来れなかったのですが、代わりにいつもお世話になってる方とご一緒させて頂き、とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
以下、印象に残った所を幾つか。
***
トップバッターは南里くんのカルメン。全日本で見た時は素敵なプログラムだったのですが、今回はジャンプが不調で本人凹み気味。第一部にゲストとして登場した四大陸代表の日本人選手は、既にオフシーズンに入ってたためか皆さん本調子ではなさそうな感じでした。といいつつ中庭選手の演技は今まで見た中で一番きれいだったかも。4月から関大生な澤田亜紀ちゃんはおなじみの三連傘。
そんな中文武両道の神崎選手が冬ソナで登場。お客さんの心を掴む。雪だるまにピンスポットを当てる辺り、照明さんも分かってるなー…と思っていたのですが。照明さんがその真価を発揮するのは実はまだまだ先だったのです。
アイスダンスの渡辺&木戸組。DOIと同じ蛍光ピンク。この試合を最後に現役を引退するということで、ご挨拶がありました。この時期は、そういう時期でもあるんですね……。
中野さんMOIと同じクロディーヌ。柔らかい表現が奇麗。エッジのゴールドが清楚な衣装のアクセントになって、美しいスピンに映えてました。
銅メダルランビエール選手はフラメンコ。EXには珍しくジャンプを飛びまくってたのですが、同行者様曰く「試合でのフリーの演技はこれよりずっと良かった」そうなので本調子ではなかったかも。しかし、迫力。最初の牛みたいな(?)動きが「ぬっ」って感じでちょっと怖いです。
ユナ・キムちゃん。曲名忘れました。この娘も優雅で、「見せる」という感覚を分かってる感じですね。センスの良い子は若くても分かるんだろうな。髪をポニーテールにしてるのが年相応に可愛らしい感じでした。
記憶が曖昧なんですが、多分このへんで休憩。トイレから帰って来たら、突然大ちゃんのインタヴューが始まってました。こういう所は流石に地元という感じ。関西テレビの番組で流れると思いますー。
「銀メダルは、もう過去の事のように感じている」だったかな? 気持ちはもう未来に向かっている様子。頼もしいお言葉でした。
(そして今八木沼さんを見るとカレイドスパイラルジャンプ@ゲキレンジャーを思い出さずにいられない)
第二部トップバッター織田くん。フライミートゥザムーンEX版。この順番はかなり優遇されていると見ました。何故か演技の前に「がんばれー」の声が。
しかし私、DOIや全日本を見に行ったお陰で日本人選手には大分詳しくなったんですが、外国の選手がまだ良く分かってない模様。特にペアとダンスがごっちゃになってよくわからなくなります(涙)。
とりあえずアイスダンスは美しかったし、ペアはダイナミックでした……男性が女性をひっつかんでぐるぐる回すのがジャイアントスイングにしか見えないんですが、あれを普通にこなすってスゴいですね。
アイスダンスのステップは流石にカッコいいですね。姿勢もきれいで。椅子を使ったスピンが印象的。
真央ちゃんのハバネラの後に、大ちゃんのロクサーヌ。この演技の順も地元特権っぽい。オマケにアンコールでノクターンの前半も付きました♪
改めて見ると、FOIで初めて見たロクサーヌ(EX版はあれが初披露だったんですよねー)と今のロクサーヌは違うような気がします。FOIではまだ荒削りで、でもそれ故に圧倒的な迫力でもって襲いかかって来たのでした。夏のDOI辺りから洗練され、ジャンプも俄然安定し(3Aがとても簡単そうに見えてしまう)、そして今はノクターンと同じようにその時々で色を変えて演じているようにも思えます(色と言えば今回、照明が赤くなかったのが残念)。
ていうか、世界のメダリストと比べても、やっぱり大ちゃんのステップは「速い」。ものすごい勢いで踊りながら、ものすごいスピードで駆け抜けて行く。この疾走感はナマで見る時の醍醐味ですねー。スピード狂にはたまりません。
ノクターンはできればステップまで見たかった所ですが、ジャンプがちょっと怪しかったので流石にお疲れだったのかも。でも美しいレイバックスピンが見れて嬉しかったです。
そんなこんなで金メダリスト登場。ジュベール選手。
持てる技全てを駆使して魅せてやるぜ……!という気合いを感じました。照明さんの。
……すみません。
でも本当にすごかったんですこの時の照明。氷の上に映し出される色鮮やかに華やかなパターンの数々。アップテンポな音楽に乗ってめまぐるしく動き、変幻自在に姿を変えるその妙。照明さん楽しそう。きっと滑ってる選手よりノリノリで楽しんでるに違いない。
もちろんジュベール選手もがんばってくれてました。同行者様曰く、ヤグディンっぽい感じのステップだそうです。
トリはもちろん安藤さん。彼女は芸風(?)はどちらかというとパワー系ですが、本人が持ってる素の雰囲気自体はすごく「女」っぽいなーとDOI見て思ったのですが、今回見ててもぐっと大人っぽく、女っぽくなったなーと感じました。新しい黒衣装良いですね。イヴニングドレスみたいで。上品な色気とクラス感が女王様に似合うと思います。でも連続ジャンプでガンガン飛ぶ姿は男前。
フィナーレ。帰りの電車で「宮本さんぽい振付けですねー」とか話してたんですが、実際宮本さんだったみたいですね。宮本さん活躍してるー!!(嬉)。今風の曲でノリノリ。もちろん大ちゃんもノリノリ。
銀&銅メダリスト(大ちゃん・真央ちゃん・ユナちゃん・ランビエール選手)のスピン対決にお客さんが湧いてました。
大ちゃんはノクターン用の黒衣装でしたが、他の日本人男性はまたも衣装替えをやってた模様です。織田くんが木戸さんの蛍光ピンクに帽子とリュックを合わせていたのは、あれは「オタク」の表現だったんだろうか。リンク周回の時には、お客さんに紛れてスケーターと握手してたし。地元のお客さんに喜んで貰おうと頑張ってネタを仕込んでたのかも知れません。大阪人のそういう所ってスゴイなと思う私@地方出身者。
一方の木戸さんは神崎さんのヨン様衣装がしっくりと馴染んでいました。その神崎選手が南里くんのカルメン衣装を着ていた(違和感ゼロ)所までは確認。
そして大ちゃんは。リンクサイドで握手責め&プレゼント責め。貰ったプレゼントを落としては拾い、落としては拾い、最後にはお客さんが大きな紙袋を出して「これに全部まとめたらええよ」とばかりに荷物の整理が始まる。メダル取ってもそういう所は相変わらず天然なのね君は。
***
同行者の方は大ちゃんが世界ジュニアで優勝した時からのファンということで、公演終了後に色々と話を聞かせて頂きました。私はトリノが終わってからのファンなので、昔の話はもちろん色々な所で話には聞いていたけれど、実際にリアルタイムで追いかけていた方から直接話を聞くと、改めて本当に大変な思いをしてここまで来たんだなーと。
そうして改めて世界選手権のフリーの演技を見返すと、あの涙はここ1年やそこらのものでは無かったのかも知れない。もう何年も背負い続けてずっと流せなかった涙を、あそこでようやく流すことが出来たのかも知れない……などと思ってしまいました。
ちなみにもうお一方とは初対面だったのですが、F1の話がいっぱい出来て楽しかったですー♪去年のあの鈴鹿を体験した仲間に会えて嬉しかったですよ。
お二人共、本当にありがとうございました。
普段は一応6時くらいまで仕事してるんですが、5時の定時で速攻切り上げてダッシュで駅へ。神戸から大阪までは新快速乗ればすぐだもんねーと思ってたんですが、梅田から門真南まで行くのも結構バカにならないもので、開演10分前に会場に駆け込み。
今回、流石に岡山の友人は出て来れなかったのですが、代わりにいつもお世話になってる方とご一緒させて頂き、とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
以下、印象に残った所を幾つか。
***
トップバッターは南里くんのカルメン。全日本で見た時は素敵なプログラムだったのですが、今回はジャンプが不調で本人凹み気味。第一部にゲストとして登場した四大陸代表の日本人選手は、既にオフシーズンに入ってたためか皆さん本調子ではなさそうな感じでした。といいつつ中庭選手の演技は今まで見た中で一番きれいだったかも。4月から関大生な澤田亜紀ちゃんはおなじみの三連傘。
そんな中文武両道の神崎選手が冬ソナで登場。お客さんの心を掴む。雪だるまにピンスポットを当てる辺り、照明さんも分かってるなー…と思っていたのですが。照明さんがその真価を発揮するのは実はまだまだ先だったのです。
アイスダンスの渡辺&木戸組。DOIと同じ蛍光ピンク。この試合を最後に現役を引退するということで、ご挨拶がありました。この時期は、そういう時期でもあるんですね……。
中野さんMOIと同じクロディーヌ。柔らかい表現が奇麗。エッジのゴールドが清楚な衣装のアクセントになって、美しいスピンに映えてました。
銅メダルランビエール選手はフラメンコ。EXには珍しくジャンプを飛びまくってたのですが、同行者様曰く「試合でのフリーの演技はこれよりずっと良かった」そうなので本調子ではなかったかも。しかし、迫力。最初の牛みたいな(?)動きが「ぬっ」って感じでちょっと怖いです。
ユナ・キムちゃん。曲名忘れました。この娘も優雅で、「見せる」という感覚を分かってる感じですね。センスの良い子は若くても分かるんだろうな。髪をポニーテールにしてるのが年相応に可愛らしい感じでした。
記憶が曖昧なんですが、多分このへんで休憩。トイレから帰って来たら、突然大ちゃんのインタヴューが始まってました。こういう所は流石に地元という感じ。関西テレビの番組で流れると思いますー。
「銀メダルは、もう過去の事のように感じている」だったかな? 気持ちはもう未来に向かっている様子。頼もしいお言葉でした。
(そして今八木沼さんを見るとカレイドスパイラルジャンプ@ゲキレンジャーを思い出さずにいられない)
第二部トップバッター織田くん。フライミートゥザムーンEX版。この順番はかなり優遇されていると見ました。何故か演技の前に「がんばれー」の声が。
しかし私、DOIや全日本を見に行ったお陰で日本人選手には大分詳しくなったんですが、外国の選手がまだ良く分かってない模様。特にペアとダンスがごっちゃになってよくわからなくなります(涙)。
とりあえずアイスダンスは美しかったし、ペアはダイナミックでした……男性が女性をひっつかんでぐるぐる回すのがジャイアントスイングにしか見えないんですが、あれを普通にこなすってスゴいですね。
アイスダンスのステップは流石にカッコいいですね。姿勢もきれいで。椅子を使ったスピンが印象的。
真央ちゃんのハバネラの後に、大ちゃんのロクサーヌ。この演技の順も地元特権っぽい。オマケにアンコールでノクターンの前半も付きました♪
改めて見ると、FOIで初めて見たロクサーヌ(EX版はあれが初披露だったんですよねー)と今のロクサーヌは違うような気がします。FOIではまだ荒削りで、でもそれ故に圧倒的な迫力でもって襲いかかって来たのでした。夏のDOI辺りから洗練され、ジャンプも俄然安定し(3Aがとても簡単そうに見えてしまう)、そして今はノクターンと同じようにその時々で色を変えて演じているようにも思えます(色と言えば今回、照明が赤くなかったのが残念)。
ていうか、世界のメダリストと比べても、やっぱり大ちゃんのステップは「速い」。ものすごい勢いで踊りながら、ものすごいスピードで駆け抜けて行く。この疾走感はナマで見る時の醍醐味ですねー。スピード狂にはたまりません。
ノクターンはできればステップまで見たかった所ですが、ジャンプがちょっと怪しかったので流石にお疲れだったのかも。でも美しいレイバックスピンが見れて嬉しかったです。
そんなこんなで金メダリスト登場。ジュベール選手。
持てる技全てを駆使して魅せてやるぜ……!という気合いを感じました。照明さんの。
……すみません。
でも本当にすごかったんですこの時の照明。氷の上に映し出される色鮮やかに華やかなパターンの数々。アップテンポな音楽に乗ってめまぐるしく動き、変幻自在に姿を変えるその妙。照明さん楽しそう。きっと滑ってる選手よりノリノリで楽しんでるに違いない。
もちろんジュベール選手もがんばってくれてました。同行者様曰く、ヤグディンっぽい感じのステップだそうです。
トリはもちろん安藤さん。彼女は芸風(?)はどちらかというとパワー系ですが、本人が持ってる素の雰囲気自体はすごく「女」っぽいなーとDOI見て思ったのですが、今回見ててもぐっと大人っぽく、女っぽくなったなーと感じました。新しい黒衣装良いですね。イヴニングドレスみたいで。上品な色気とクラス感が女王様に似合うと思います。でも連続ジャンプでガンガン飛ぶ姿は男前。
フィナーレ。帰りの電車で「宮本さんぽい振付けですねー」とか話してたんですが、実際宮本さんだったみたいですね。宮本さん活躍してるー!!(嬉)。今風の曲でノリノリ。もちろん大ちゃんもノリノリ。
銀&銅メダリスト(大ちゃん・真央ちゃん・ユナちゃん・ランビエール選手)のスピン対決にお客さんが湧いてました。
大ちゃんはノクターン用の黒衣装でしたが、他の日本人男性はまたも衣装替えをやってた模様です。織田くんが木戸さんの蛍光ピンクに帽子とリュックを合わせていたのは、あれは「オタク」の表現だったんだろうか。リンク周回の時には、お客さんに紛れてスケーターと握手してたし。地元のお客さんに喜んで貰おうと頑張ってネタを仕込んでたのかも知れません。大阪人のそういう所ってスゴイなと思う私@地方出身者。
一方の木戸さんは神崎さんのヨン様衣装がしっくりと馴染んでいました。その神崎選手が南里くんのカルメン衣装を着ていた(違和感ゼロ)所までは確認。
そして大ちゃんは。リンクサイドで握手責め&プレゼント責め。貰ったプレゼントを落としては拾い、落としては拾い、最後にはお客さんが大きな紙袋を出して「これに全部まとめたらええよ」とばかりに荷物の整理が始まる。メダル取ってもそういう所は相変わらず天然なのね君は。
***
同行者の方は大ちゃんが世界ジュニアで優勝した時からのファンということで、公演終了後に色々と話を聞かせて頂きました。私はトリノが終わってからのファンなので、昔の話はもちろん色々な所で話には聞いていたけれど、実際にリアルタイムで追いかけていた方から直接話を聞くと、改めて本当に大変な思いをしてここまで来たんだなーと。
そうして改めて世界選手権のフリーの演技を見返すと、あの涙はここ1年やそこらのものでは無かったのかも知れない。もう何年も背負い続けてずっと流せなかった涙を、あそこでようやく流すことが出来たのかも知れない……などと思ってしまいました。
ちなみにもうお一方とは初対面だったのですが、F1の話がいっぱい出来て楽しかったですー♪去年のあの鈴鹿を体験した仲間に会えて嬉しかったですよ。
お二人共、本当にありがとうございました。
大ちゃんの「ロクサーヌ」も見納めですね。虹川さんが初めて見たFOI、私も見てみたかったなあ。アチコチで伝説化してるので、「宝物」ですね。
でも、あのFOIの直後に見たジャパンオープン・ガラは本当に「ああ…大ちゃん…(しっかりしてよ)」で、世界TOPにはまだまだかな、と思ってしまいました。
しかし「なみはや」で見たらもう、ランビエールやジュベールと遜色ないですね。この一年の成長が伝わってきて、暖かな気持ちになれました。
スウェーデン&フィンランド掛け持ちツアー、どうしますかー!?(笑)目の前で金メダル…という夢も膨らむんですよね…。
今晩は。ホントにお世話になりました。F1話は又機会があればたっぷりお話したいですね。
ロクサーヌ、そう言えばもうラストなんですね。FOIは何でしょう、物理的な衝撃を感じたのは後にも先にもあれ一度きりです。大ちゃん、あの技また出してくれないかな。JOは試合の時に飛ばし過ぎたせいもあるのかも知れませんね(自分の演技以外でもはしゃぎまくってたような……)。その反省もあって、その後はしっかりペース配分も考えているような気がします。
初心者な私が初心者なりに思うのは、特に男子のフィギュアって、コンスタントに勝つには技術だけでなく「格」ってものが必要なのかなということで、多分大ちゃんもそう思って、今年一年自分の「格」を上げるということをやって来て、そしてきっちりやり遂げたのかなとそう思いました。
>掛け持ちツアー
ただ今お財布と相談中です(笑)。現実は厳しい。でも夢はぐんぐん膨らんで行って困りますー!