ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

お誕生日おめでとう

2008-03-17 10:31:53 | 日記
昨日、3月16日は大ちゃんの22歳の誕生日でした。
この日、私がどこ行ってたかというと。

たまたま実家に帰る予定があって、せっかくだからと相方に連絡取ったら、「滑り納めに行く?」と誘われたのです。
めっちゃ人多かったけど、今回はあんまりマナーの悪い人がいなくて滑りやすかったです。しかし氷にでっかい穴ボコを空けたのは誰なんだ。
凄く楽しかった、けどそれだけに、この楽しい空間が閉鎖されてしまうのは残念というにも余りある気持ちです。今年の滑り納めではあるけど、どうか来年、また滑りに来れますように。

それにしても。このリンクが出来てすぐに、友達みんなで遊びに来た時は、相方は初スケートで全然滑れなくて、ひたすら手すりを磨いてたんですよね。
それが何でマイシューズ買ってリンクに通うくらいハマったの?と聞いたら、「うーん、大ちゃんの影響もあるかも」。4、5年前までは大ちゃんもここで練習してたんですよね。当時は知る人ぞ知るという感じで、今みたいに有名人じゃなかったけど。
「すごく楽しそうに見えて、自分もああいう風に滑ってみたいなーと思ったから」
なんだそれいい話じゃないか。
やっぱり彼のスケートの魅力の、その一番の根本にあるのは、スケートに対する「楽しい」という気持ちなのかも知れないなどと又妄想を膨らませてしまいました。

で、その相方から「ここのスケート教室に入ったらまず一番に、『正しいコケ方』を習うんだよー」と教えて貰ったのですが。
帰って『ボクらの時代』の録画を見たら、同じようなことを大ちゃんが言っててちょっとびっくりしました。
「転び方が上手いから余り怪我はしない。最初に習った時に、転び方をまず教えて貰った。その事には今も感謝している」
本当に、感謝です。怪我しないことが何より大事。

***

という訳で、『ボクらの時代』。濃い番組でした。
3人それぞれの紹介VTR、大ちゃんの演技・藤原くんの舞台・勘太郎さんの歌舞伎が全部漏れなく濃いという。

個人的に、舞台人お二方の「演技に点数が付けられるのってどうよ?」という疑問にすごく共感しました。
スポーツとしての基準で「芸術」を評価するということに対して、私も当初はものすごい不条理さを感じたので。
それに対する大ちゃんの答えが、
「生で観に来てくれる人は、例え点数が出なくても『良い演技だった』と言ってくれるけど、テレビで見る人に取っては結果がすべて、1位になった演技しか印象に残らない」
特に日本人てブランド指向が強いですからね。なかなか点数に惑わされずに、純粋に自分の感性だけで演技を見るのは難しそう。1位の演技なら「1位なんだからきっと良いものに違いない」という目で見るし、8位だったら「8位なんだから大した事ないだろう」というバイアスが最初からかかっている。
自分の目で見て評価できる感性を持った勘太郎さんみたいな人にとっては、そういうバイアスがかけられてしまう世界に違和感を感じるのも無理はないかなと思いました。
個人的にはですね、競技の世界はもう割り切るしかない、選手たちは分かった上で戦ってるんだから、と思うんですが、だからそういう理由でEXにまで点数付けるのはやめて欲しいと思ってます。

ていうか、私は舞台には全然詳しくないんですが。蜷川幸雄のあの濃い舞台で主役を張る藤原くんも、そんな藤原くんを見てファンになったという勘太郎さんも、感性という意味ではかなりハイレベルな人たちなんだろうなと思います。そういう人たちだからこそ聞き出せた話、という感じがしました。なんか大ちゃんて割と相手に合わせているというか、「分かってくれる」と思う相手にしか話さないという所はあると思うので。

良い番組でした。

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3 コメント

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Unknown (ごんた。)
2008-03-17 16:04:56
こんにちは。
私も(早起きは自信なかったので)録画で観ました。こんな濃い早朝番組があるなんて!
個人的には、あんなに多勢が滑ったあとってがたがたじゃないのかと思っていたので、やっぱり最終滑走は大変なんだと、、、納得しました。
ちょっと切ない話もあったけど、あらためて週末の試合が楽しみになりました。
来年のプログラムも!(気が早いですね)
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Unknown (ぶん)
2008-03-17 16:19:07
虹川さん、こんにちは!
『ボクらの時代』、三人とも、話を聴いている表情が素敵でしたね。
スエーデンでも、会場中の人たちに高橋君の演技や存在が丸ごと思いっきり受けとめてもらえますように!
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Unknown (虹川 章)
2008-03-18 01:47:59
>>ごんたさんこんにちは。
濃い人たちでしたね。見た目ではなくて、中身の方が。
氷はやっぱり、製氷したてが滑りやすいですよね。最近はすっかり最終滑走にも慣れたようで、頼もしいです。
「寿命は2年」発言には、切なさというより、ある種の研ぎすまされた覚悟を感じました。
あと2年、心して見守りたいと思います。まずは今週末ですね。

>>ぶんさんこんにちは。
それぞれ毛色の違った男前3人で朝から眼福でしたね。
スウェーデンでは、大ちゃんが持てる力を発揮してくれることを祈るまでです。大輔マジックが発動すれば、向こうのお客さんも盛り上がってくれるはず。
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