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三宮のジュンク堂で初音ミクに呼ばれて振り返った所、表紙に神林さんの名前を発見。
思わず手にとってパラパラめくり、ちょっと考えて購入しましたよ。神林さんの書いた16ページのために。
***
実は最近なにげにこのブログの←にツイッターを貼付けてみました。アカウント自体は大分前から取ってたんですけどね。けど正直、何をつぶやけばいいのか未だによくわからん…。何か、上手く活用すればいろいろ便利に使えそうな気がするけど、じゃあ実際にやってみようとなると何をどうすれば良いのかよく分からん。個人的にはそんなモヤモヤするツールです(笑)。
で。
SFマガジン2011年8月号(表紙は初音ミク)に掲載された神林長平による読み切り作品。
〈引用〉いま集合的無意識を、人類は意識しようとしている。〈引用おわり〉
それがツイッターという訳。正確には、この作品はあくまでフィクションで、この作品に登場するのはツイッターによく似た「さえずり」というインターネットコミュニケーションサービスなんですけどね。
でもこの、「ツイッター=集合的無意識である」という仮説は衝撃的でもあり、同時に自分が何となく感じていた事を形にして貰えたようでもあり、そんなこんなで私はこの16ページのために940円の本を買ってしまったのです。お金ないのに。
個人的に「集合的無意識」ってものには興味があって、過去に自分が携わった企画でテーマとして取り上げた事もあるくらいなのに、ツイッターが集合的無意識のようなものになりつつある(のかも知れない)って事は全く考えも及ばなくて、でも言われて見ればそうかも、と。
ちょっと前までは思っていても口には出さない、せいぜい友達との雑談で口にするくらいだったちょっとした雑感を、気楽にぽいぽいネットに上げられるようになった。そしてそんな雑感がひとつのデータベースにまとめられ、巨大なアーカイヴとなってネット空間に存在している。
例えば「なでしこジャパン」っていうキーワードで検索すれば、「なでしこジャパン」についてのあらゆる人のつぶやきを集めて眺めることができて、それで「なでしこジャパン」について、皆がどんな風に感じているか、その大体の傾向まで分かってしまう。
それってまるで集合的無意識みたいじゃないですか?
ていうか、意識できるならそれはもう無意識じゃないような気もするけど。
〈引用〉ぼくらはいま、人類の集合的無意識を顕在化するテクノロジーを手に入れて、それを意識しようとしている。〈引用おわり〉
あ、でも神林さんは、ツイッターっていうツールに限らず、ネット上のコミュニケーション全体をそういうものとして捉えてるのかも知れないけど。でもそういうネットの性格を最も端的に表してるのはツイッターだと思うんですよね…。
***
この「フィクション」の中では、コンピュータはPC=「パーソナル」コンピュータではなくて、ローカルエリアってものがほぼ存在しない、仮想空間に構築されたシステムに接続するだけの端末的なものになっているけど、今良く言われるクラウドコンピューティングってやつが進化すると、そう遠くない未来に「フィクション」ではなく現実になるような気がしないでもなかったり。
そしてそれは、「帝王の殻」などの作品で神林さん自身が描いた未来図にどこか似ているような…。
***
この「フィクション」では、他にも311地震や若くして世を去ったSF作家伊藤計劃への神林さんの想いなどなどが綴られていたりしますが、如何せん私の頭ではすべてを理解するには難しすぎるというか…。実際の所、私はこの16ページの文章のうち、16分の1くらいしか理解できてないと思います。
とりあえずSFってつまり哲学なんだな、突き詰めると。
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この作品が書かれたのが21年前。
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実はまだ読んだことないです。神林さんのテキストを読む限り、読むのに覚悟が要りそうな印象。
三宮のジュンク堂で初音ミクに呼ばれて振り返った所、表紙に神林さんの名前を発見。
思わず手にとってパラパラめくり、ちょっと考えて購入しましたよ。神林さんの書いた16ページのために。
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実は最近なにげにこのブログの←にツイッターを貼付けてみました。アカウント自体は大分前から取ってたんですけどね。けど正直、何をつぶやけばいいのか未だによくわからん…。何か、上手く活用すればいろいろ便利に使えそうな気がするけど、じゃあ実際にやってみようとなると何をどうすれば良いのかよく分からん。個人的にはそんなモヤモヤするツールです(笑)。
で。
SFマガジン2011年8月号(表紙は初音ミク)に掲載された神林長平による読み切り作品。
〈引用〉いま集合的無意識を、人類は意識しようとしている。〈引用おわり〉
それがツイッターという訳。正確には、この作品はあくまでフィクションで、この作品に登場するのはツイッターによく似た「さえずり」というインターネットコミュニケーションサービスなんですけどね。
でもこの、「ツイッター=集合的無意識である」という仮説は衝撃的でもあり、同時に自分が何となく感じていた事を形にして貰えたようでもあり、そんなこんなで私はこの16ページのために940円の本を買ってしまったのです。お金ないのに。
個人的に「集合的無意識」ってものには興味があって、過去に自分が携わった企画でテーマとして取り上げた事もあるくらいなのに、ツイッターが集合的無意識のようなものになりつつある(のかも知れない)って事は全く考えも及ばなくて、でも言われて見ればそうかも、と。
ちょっと前までは思っていても口には出さない、せいぜい友達との雑談で口にするくらいだったちょっとした雑感を、気楽にぽいぽいネットに上げられるようになった。そしてそんな雑感がひとつのデータベースにまとめられ、巨大なアーカイヴとなってネット空間に存在している。
例えば「なでしこジャパン」っていうキーワードで検索すれば、「なでしこジャパン」についてのあらゆる人のつぶやきを集めて眺めることができて、それで「なでしこジャパン」について、皆がどんな風に感じているか、その大体の傾向まで分かってしまう。
それってまるで集合的無意識みたいじゃないですか?
ていうか、意識できるならそれはもう無意識じゃないような気もするけど。
〈引用〉ぼくらはいま、人類の集合的無意識を顕在化するテクノロジーを手に入れて、それを意識しようとしている。〈引用おわり〉
あ、でも神林さんは、ツイッターっていうツールに限らず、ネット上のコミュニケーション全体をそういうものとして捉えてるのかも知れないけど。でもそういうネットの性格を最も端的に表してるのはツイッターだと思うんですよね…。
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この「フィクション」の中では、コンピュータはPC=「パーソナル」コンピュータではなくて、ローカルエリアってものがほぼ存在しない、仮想空間に構築されたシステムに接続するだけの端末的なものになっているけど、今良く言われるクラウドコンピューティングってやつが進化すると、そう遠くない未来に「フィクション」ではなく現実になるような気がしないでもなかったり。
そしてそれは、「帝王の殻」などの作品で神林さん自身が描いた未来図にどこか似ているような…。
***
この「フィクション」では、他にも311地震や若くして世を去ったSF作家伊藤計劃への神林さんの想いなどなどが綴られていたりしますが、如何せん私の頭ではすべてを理解するには難しすぎるというか…。実際の所、私はこの16ページの文章のうち、16分の1くらいしか理解できてないと思います。
とりあえずSFってつまり哲学なんだな、突き詰めると。
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この作品が書かれたのが21年前。
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実はまだ読んだことないです。神林さんのテキストを読む限り、読むのに覚悟が要りそうな印象。
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