しつこく引きずります。「駆ける魂」です。(下)では大ちゃんの現在、そして未来へ向けての想いが取り上げられています。
「バンクーバーの後のことは考えていない」(考えないようにしている?)そうですが、そう言えば私は、彼を知ってからちょっと時間に関する感覚が変わったことを思い出しました。
人は過去の延長で未来を予測してしまうけれど、実際には過去は未来に関して何一つ保証してはくれないんだなと。過去や現在からは予想もつかないものが、未来からやって来るかも知れない。そして未来から来たものを的確にキャッチするためには、なるべく過去にとらわれずに気持ちをニュートラルにしていた方がいいのかもと思うようになった訳です。
「銀メダルは過去」というのも同じ感覚かなと思いました。メダルを取ったという実績は、これからも彼に様々な変化をもたらすと思いますが、でも競技に関して言えば、過去のメダルは決して未来の成績を保証してくれるものではない。寧ろメダルに恥じない演技をするために、今まで以上に自分を高めて行く努力が要求されるのかなと、今はそういう責任の方を重く感じてるのかも知れないという気がしました。
それにしても、夢はあくまで壮大だけれど、一転現実を見る目はシビアですね。自分が立っている現実と、掴みたい夢と、その両方を冷静に把握しなければ、その間にある距離を埋めることもできない。
(上)で指摘されて来た自己評価の低さがあった、謙虚通りこして「弱気」にまで行っちゃうような人だったからこそ、今こうして結果を出した後でも地に足を付けてシビアに自分を見ることができるのかも知れません。
***
で。なまじ弟子がそんな感じで、どんどん発言が自分に厳しい方向に向かって行ってしまうので、ホメる担当としてモロゾフさん登場(?)。
実はここからが今回の本題です(前置き長過ぎ)。
「体つきがいい」って意外な発言でした。そして同時に日本人は、日本人の体型にコンプレックスを持ち過ぎてるのかなとも思いました。
ちなみに私が最初にラフマニ衣装の大ちゃんを見た時に思ったのは、「多少手足が短くっても、筋肉がキレイに付いてればかっこ良く見えるもんなんだな」ということでした。
よく小説で「細身で引き締まった筋肉質な体」なんて出て来るんですが、それ、書くのは一行ですむけど、実際その体型作って維持するのどれだけ大変なんだよとか思ってました。で、大ちゃんを見た時はその「書くのは簡単」な体型を現実に見てしまった、そんな感じでした。その体を作るのが、やっぱり半端じゃなく大変なことだったんだという事を知ったのは、それから少し後の事です。
ついでに、全日本でオペラ座衣装の大ちゃんを見てて、何故か唐突に「これは中々良い骨格かも」と思ってしまったことまで思い出しました。上手く言えないんですが、小柄だけどぎゅっと締まっていて、シャープで強そうな印象を受けたんです。骨格に。髭が生えるのが早いってことは男性ホルモンの影響が強いということだと思うので、男性的な「戦う体」が出来上がってるのかしらなどと妄想したり。それと筋肉のバランスで言うと、速筋と遅筋のバランスも取れている方なのかも(でもどっちかというと速筋の比率が高そうかも)、とか勝手に思ってみたりしてます。
これに関しては、私は全くの専門外なので、あくまでも妄想の類いです。
モロゾフさんの言う「体つきがいい」の真意は不明なんですが、その言葉を受けて私が思い出したのはそういうアホなことでした。
***
アホなことを言ってる間に、GPSの派遣先とか決まってるみたいですね。
DOIのチケットは取れなかったので、FOIの方を狙ってみたいかもとか思ったり。仙台のNHK杯も楽しそうだなと思いつつ、大阪でやってくれる全日本は外せないかなとか思ってみたり。
ショーに関しては、大ちゃんはスケジュール入れ過ぎな気もするので、急に抜けても仕方ないかも(いや寧ろ休んで欲しいかも)と思うので、まあ、100%出るのを期待するのではなくて、「見れたらラッキー♪」くらいに思っていた方が良いのかも知れません(小心者)。
「バンクーバーの後のことは考えていない」(考えないようにしている?)そうですが、そう言えば私は、彼を知ってからちょっと時間に関する感覚が変わったことを思い出しました。
人は過去の延長で未来を予測してしまうけれど、実際には過去は未来に関して何一つ保証してはくれないんだなと。過去や現在からは予想もつかないものが、未来からやって来るかも知れない。そして未来から来たものを的確にキャッチするためには、なるべく過去にとらわれずに気持ちをニュートラルにしていた方がいいのかもと思うようになった訳です。
「銀メダルは過去」というのも同じ感覚かなと思いました。メダルを取ったという実績は、これからも彼に様々な変化をもたらすと思いますが、でも競技に関して言えば、過去のメダルは決して未来の成績を保証してくれるものではない。寧ろメダルに恥じない演技をするために、今まで以上に自分を高めて行く努力が要求されるのかなと、今はそういう責任の方を重く感じてるのかも知れないという気がしました。
それにしても、夢はあくまで壮大だけれど、一転現実を見る目はシビアですね。自分が立っている現実と、掴みたい夢と、その両方を冷静に把握しなければ、その間にある距離を埋めることもできない。
(上)で指摘されて来た自己評価の低さがあった、謙虚通りこして「弱気」にまで行っちゃうような人だったからこそ、今こうして結果を出した後でも地に足を付けてシビアに自分を見ることができるのかも知れません。
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で。なまじ弟子がそんな感じで、どんどん発言が自分に厳しい方向に向かって行ってしまうので、ホメる担当としてモロゾフさん登場(?)。
実はここからが今回の本題です(前置き長過ぎ)。
「体つきがいい」って意外な発言でした。そして同時に日本人は、日本人の体型にコンプレックスを持ち過ぎてるのかなとも思いました。
ちなみに私が最初にラフマニ衣装の大ちゃんを見た時に思ったのは、「多少手足が短くっても、筋肉がキレイに付いてればかっこ良く見えるもんなんだな」ということでした。
よく小説で「細身で引き締まった筋肉質な体」なんて出て来るんですが、それ、書くのは一行ですむけど、実際その体型作って維持するのどれだけ大変なんだよとか思ってました。で、大ちゃんを見た時はその「書くのは簡単」な体型を現実に見てしまった、そんな感じでした。その体を作るのが、やっぱり半端じゃなく大変なことだったんだという事を知ったのは、それから少し後の事です。
ついでに、全日本でオペラ座衣装の大ちゃんを見てて、何故か唐突に「これは中々良い骨格かも」と思ってしまったことまで思い出しました。上手く言えないんですが、小柄だけどぎゅっと締まっていて、シャープで強そうな印象を受けたんです。骨格に。髭が生えるのが早いってことは男性ホルモンの影響が強いということだと思うので、男性的な「戦う体」が出来上がってるのかしらなどと妄想したり。それと筋肉のバランスで言うと、速筋と遅筋のバランスも取れている方なのかも(でもどっちかというと速筋の比率が高そうかも)、とか勝手に思ってみたりしてます。
これに関しては、私は全くの専門外なので、あくまでも妄想の類いです。
モロゾフさんの言う「体つきがいい」の真意は不明なんですが、その言葉を受けて私が思い出したのはそういうアホなことでした。
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アホなことを言ってる間に、GPSの派遣先とか決まってるみたいですね。
DOIのチケットは取れなかったので、FOIの方を狙ってみたいかもとか思ったり。仙台のNHK杯も楽しそうだなと思いつつ、大阪でやってくれる全日本は外せないかなとか思ってみたり。
ショーに関しては、大ちゃんはスケジュール入れ過ぎな気もするので、急に抜けても仕方ないかも(いや寧ろ休んで欲しいかも)と思うので、まあ、100%出るのを期待するのではなくて、「見れたらラッキー♪」くらいに思っていた方が良いのかも知れません(小心者)。
私は仕事中に日経読んでいました。「さぁっ、大ちゃん見て今日も残業頑張るぞ!」ってな感じで、密かなお楽しみのある3日間でした。
1日目を読んだ時には、私の個人的な好みの問題だと思うのですが、言葉の使い方や構成で「んっ?」とひっかかるようなところがあったのですが、(下)の横顔が素敵過ぎて・・・。もうこれで全てOKになりました。(笑)あれを仕事中に見てはいけません。
ラフマニとオペラ座の衣裳は特に「体つき」が良く見えると思います。胸は程よく厚く、腕はしなやかに、脚は逞しく、ウエストはキュッと細く・・・(羨)。小柄だけど本当に美しいですよね。
それにしても、「体つき」といい、虹川さんも前に書かれていた「彼こそが氷上のアーティストだ」といい、実際の英語ではなんて言っていたのでしょうか。
境界日の話、他の星座も見せていただきました。ありがとうございます。やっぱり魚座と相性が良い方みたいです。(笑)
私もFOI、申し込んでみました。もし当たれば、94年の幕張ワールド以来の生フィギュアです。当時キャンデロロ選手のファンでNHK杯にも行ったりしました。またコンペが観たいなぁ、と思いつつも、暮れが最も忙しい職場なので諦めていましたが、昨年来虹川さんのレポを読ませていただいたりしている内に、ショーも観たい!という気持ちが高まってきました。
とはいえ、大ちゃん、いま挙がっているショーに全て出るとしたら忙し過ぎですよね。私も大ちゃんが観られたらラッキーかな、くらいに思ってます。って当たってから考えることですね。(汗)
いやぁ、私が13年もウダウダしている間にチケット争奪戦はこんなに厳しくなってしまったんですねぇ・・・。
実はずっと、“大ちゃんいい身体してるなー”と、スケーティングだけでなく身体つきにもほれぼれして見てたのですが、“いい身体してる”以上のうまい表現が見つからず、なかなか言いにくくて誰にも言ってませんでした。今回虹川さんが話題にしてくれて、なんだかほっとしたような気がしたりして。。。。(笑)
足や背中の筋肉もいい感じだし、お尻がまた美しいです。(変な意味じゃなく)海外の選手に比べて小柄ではあるけど、すごく密度の濃い、質の高い身体だなあと思います。(んーやっぱりうまい表現はできないなあ)
でも、身体つきで、「他と違った男性像を表現できる」って思うニコライもすごいと思いました。他と違った男性像ってなんだーってまたまた妄想がひろがっちゃいます!!
こんばんは。日経の記事はちょっと新聞にしてはクセのある文体だったので、好き嫌いの分かれる所だと思います。でも(下)の写真は良かったですね~。あれは本当にいい横顔でした。
モロゾフさんが実際の言葉で何と言ったのかは気になりますね。一体どういうつもりで「体つき」なんて言ったのか(笑)。
日本人はどうしても手足の長さに拘ってしまいますが、そこを気にしなければ(笑)、体型には寧ろ恵まれているのではないかという気もします。
94年以来の生ですか。キャンデロロさんの人気はすごかったですもんね(私は長野五輪しか知らないんですが)。私も去年数年ぶりにF1に行って来ましたが、一度離れていた生観戦に、もう一度引き戻して貰えるのって嬉しいことだと思います。
FOI、お互いチケットが当たれば、そして大ちゃんに無事会えるといいですね。
>RURUさん
こんにちは。
RURUさんも大ちゃんの体には目を付けてたんですね(何だか怪しい表現になってしまった…)。そう、上手く言えないけどいい体ですよね(お尻のカタチも大切ですよー)。出来の良い車みたいな、機能美みたいなものを感じます。
モロゾフさんは、選手に合わせたプログラムづくりを心がけてるなあとは前から感じていましたが、体付きを生かした他と違う男性像ってどんなのなんでしょう。
そろそろ新しいプログラムの情報も欲しいですね。楽しみにしてます。
>過去は未来を保証してくれない
虹川さんの仰る「時間に関する感覚」とは違う感慨かもしれませんが、私も、こうなったらいいなと思った以上の事を高橋君が現実に変えてゆき、そしてある試合に彼に感じた考えやモノの見方が、次の試合で彼によって打ち砕かれるので、もう彼に関しては、多分これから先も、次々に溢れ出す事象を目撃するのみで、彼の何かを解ったつもりでいる事すらかなわないかもしれない…と思いました。(笑)
これが「勢い」って事なのかな?
何かを一から作る人というのは、シンプルですね。言葉も、考えも。
いや、葛藤の果てにあれやこれをそぎ落としてシンプルにしてるのかな?
何かを生み出す人は自分の苦しみに関しては多くは語らない、という偏見が私にはありまして(笑)、そういう意味でも高橋君の考え方や受け答えにもすごく惹かれます。
こんばんは。
>星座
私はあんまり信じていなかったんですが、やっぱり性格の傾向ってでるものなんですね。
>過去は未来を保証しない
私が大ちゃんを見て来たのはほんのここ1年ですが、初めて真面目に見た06-07シーズンの序盤は、「今現実として現れているものは、彼の持っているものの一部でしかない」と思っていました(いつ彼の本当の力が見れるのかは分からなかったのですが、NHK杯では「待っていた時が来た!」という感じでした)。世間様ではそうは思ってくれていなかったみたいですが…表面に現れた部分だけを見ていても、未来の予想はつかないのだと思います。でも隠れたものは中々見えないですけどね(ともすると「願望」で語ってしまいますし)。
大ちゃんは、常に表面に見えている以上のものを内側に秘めている人なのだと思います。何が出てくるか分からない。だからこそ、見ていて飽きないし魅力的なんだと思います。
モロゾフさんなんかは、何とかそれを表に引っ張り出してやろうと張り切ってるんじゃないでしょうか。
現実は、突き詰めればシンプルなものなのだと思います。でもその現実を掴むのはきっと簡単なことではないんじゃないかと思います。
ちょっととりとめのない返事になってしまいましたが、苦労に関して多くを語りたがらない彼の姿勢に好感を感じるのは同意です。