TBA

(仮)

天井うらのふしぎな友だち

2016-08-28 | 日記

いまでも時間があると、

NHK教育じゃなくてEテレが好きでよく見る。


で、うまくいえないけど、

なんかいつのころからか、

「子どもの心を持ってる」と思い込んでる人が、

「子どもの心を持ってる」と思い込んでる人向けに、

作ってるものもちょろちょろある気がする。


子どもに向けて真剣に作ってるものと、

子ども向けに見せかけて、

「子どもってこういうのが好きでしょ」的な感じで、

「子ども向けなものを作ってる自分が好き」みたいに作ってるものって、

たぶんちがうんじゃないかなあと思う。


なんていうか、

かわいい絵柄だとか、ひらがなっぽいとか、

そういう表面的なものじゃなくて、

少々難しい言葉が使われてても、

子どもはおもしろいものはおもしろいって見抜くもんだと思うし、

背伸びしたがるもんだから、

難しくても興味さえ持てば見ると思う。


でもまあ、それはそれでもったいない気もする。

子どものときに子どもらしくいさせてもらうって、

すごくしあわせなことなんだなあと思うから、

難しいとこだけど。


自分も大人ぶって、

いわゆる子どもの本っていうのを、

子どものころにあまり読まなかったから、

そこはすごく後悔してる。


河合隼雄さんの、

「子どもの本を読む」とか、

「ファンタジーを読む」とかを読んでから、

いろんな本を読んできたけど、

ほんとは子どものときに読みたかったなあっていう本が多い。




で、柏葉幸子さんの本もそういう本。

この本もそうだけど、

柏葉さんの本って悪い人が出てこない。

「子ども向け」の本を書いている人の中には、

こういう話を書くとき「自然破壊」とか「さべつ」とか、

なにがしかの教え諭すようなにおいを練り込んでくる人も、

いる気がするけどそういうのがない。

変化は変化として受け止めるし、

違いは違いとして認め合う。

白黒つけようとするんじゃなくて、

その間になんとか答えを見つけようとする感じ。


なにかうまくいかないことがあれば、

とにかく作り出してでも敵を見つけて、

攻撃してやっつけさえすれば、

すべてがうまくいくみたいな、

いまどきの風潮とはずいぶん違う。


だからあんまり流行ってないのかも。


あと、もうひとつ、

けっこういろんな本に出てくるのが、

とにかく強大な力を持ってて、

ルールにきびしくて、

融通が利かなくて杓子定規だけど、

意外と本気で願った時には、

なんとなく目をつぶってくれるような存在。

「絶対神」とは違う日本的な神さまみたいな。


こういうものの存在をゆるーく受け入れられるのが、

日本人のいいところのような気がする。





感想文書いてみた。





きのうからずいぶん涼しくなったけど、

きょうはやっぱり日が照ると暑かった。

でも、あしたは雨降るんだよなあ。


あ、ポイントの有効期限が切れるってことで、

あしたの着で代引きの注文しちゃった。

雨降ったら、ごめんなさい。
コメント
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