TBA

(仮)

落語の本と音楽の本

2017-05-06 | 本と雑誌

ゆうべは寝苦しかった。

きょうも湿気でしんどいかと思ったら、

急に風がびゅーびゅーふきだして、

どうなるかと思ったけど、

しばらくしたらどうもならずに終わった。

なんだったんだろう。





結局、MP3プレイヤーは買うことにした。

安いやつ。

不良品があったり当たりはずれがあるみたいだけど。

はずれだったらどうしよう。


目の手術での入院なので、

退屈しのぎに落語をいっぱい入れてあげよう。

ラジオだったりTVの放送を録音したのが、

いっぱいあるから。





ちょうど「上方落語の四天王」という本を読んだ。

寄席や落語会には行ったことがないので、

放送されるものしかわからない。

三代目春団治さんのは最近わりと聴いたけど、

四天王だとやっぱり米朝さんのものが多いかな。

平成紅梅亭で五代目文枝さんの「悋気の独楽」を見たけれど、

女性のだけど丁稚も印象に残ってたので、

この本に書いてあることはすごくよくわかった。


これを読みながら落語を聴けるといいんだけど、

ちゃんとタイトルとかつけてないから、

さがすのがたいへん。


ほかの五代目文枝さんや六代目松鶴さんの落語も聴きたくなる。

「素人名人会」に出ておられたなあとか、

「突然ガバチョ」に出ておられたなあとか、かすかに覚えてくるくらいだし。


ぎりぎり間に合わなかったのが残念だと思うけれど、

なかなかこどもではわからない世界でもあるし。


あと、古今亭志ん朝さんの章もおもしろかった。

「痛快エブリデイ」に出演された時のエピソードとか、

大阪の町を大阪の人よりも良く知ってた話とか。

東京で大阪弁が聞こえてくるのがいやだ、といったら、

仁鶴さんが文化人やなあっていうのも。




サンボマスターの山口隆さんの対談本、

「叱り叱られ」もおもしろかった。

前から興味はあるんだけど、正直、あんまり知らない。

「電車男」で流行ってたなあとか、

そのころ爆笑問題の田中さんがものまねしてなかったかな、とか、

「海月姫」のエンディングだったかなあ、とかくらい。


尊敬する大先輩と話をするだけで緊張しそうだけど、

けっこうぐいぐいいろんなことを聞いててすごい。


こっちは、話に出てくる曲なんかを、

Youtubeで調べながら聴いてみたり。

便利だけど、こういうのはあんまりよくないな。

話はすごくおもしろいんだけど、

その音楽を聴いてみるとあんまり好みに合わなかったり。


でも、その読んだ話だけを頼りに、

中古屋さんとかレンタル屋で探し回って、

やっと見つけて聴けたのだとしたら、

むりくりにでもたぶん好きになっただろうし、

好きにならずにはいられなかったはず。


ぱっと聞いてぱっと評価してしまったのは失敗だったと思う。

忘れたころに読み返せることがあったら、

そのときはちゃんとCDを探して聴ければいいなと思う。

これ図書館で借りたんだけど、文庫になってないのかな。
コメント
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