TBA

(仮)

擬態

2019-05-21 | 本と雑誌

 

 

ゆうべからけさがたの雨から想像つかないくらい、真っ青な空。

風はあいかわらずでちょっと肌寒いけど。

さすがに雨降ってたからか、きょうはくしゃみしてないような。

でも、まさか晴れると思わなかったので、

日なたに車を置いてたら暑かった。

日よけすると迷惑そうなところだったしなあ。

 

「いいねえ、鬼退治!」

竹内結子さんの声に聞こえる?

 

 

あしあと抽選ポイント、ひさしぶりに当たった。

少なくとも、1年以上は当たらなかったはず。

たまには新刊でなにか買ってみようかな。

 

 

「芥川賞の偏差値」を読む。

こうやってすらーっと並べてみると、

やっぱり時代とか選考委員によって傾向があるらしい。

 

ブックレヴューのようなものかと思いきや、

作品のことよりもそれにまつわるエピソードとか小ネタのほうが多い。

某作家さんと某作家さんが不倫をしてた、みたいな話があって、

そういうイメージはない方だったので調べてみたら、

ちゃんと結婚されてたみたいでちょっと安心したり。

 

手に入る範囲で、一時期、勉強のつもりで受賞作を読んでたことがあるのだけど、

たしかに、これはなにが評価されてるんだろう、と思うものが多かった。

純文学ってわからないなあ、という結論に。

で、この本を読んでも特にどれかを読みたいなあと思ったりはしなかった。

 

 

「Robihachi」はあいかわらず。

ハッピーを強制されてネガティブなことを言うとたいへんなことになるとか、

微妙にブラックなところを攻めてるけど、暗くはならずに気楽に見られる。

 

「どろろ」も今回はお気楽な話。

知らないあいだに封印が解けてて…みたいなの最近なんかで見たっけ。

「夏目友人帳」っぽいのかな。

 

それを見た相手が一瞬でかなわないと感じて、

争いをとめてしまう刀を作りたいという刀工がでてきた。

 

「ソロモンの指環」だったか。

相手を殺してしまうような鋭いくちばしを持った鳥は、

仲間同士では相手を殺しあうまで争うことはない、と。

相手を殺すまで争いをやめないのは、実はそういう武器を持たないハトだとか。

 

核兵器だって実はそういう存在なのかも。

反撃してこない相手だと思われると攻撃を受けやすいというのは、

確実にあることなのだし。

毒針を持ったハチに擬態する虫は数多いし、

毒を持たないのに持っているものに擬態する生きものも多い。

 

軍隊を持たない国、にもいろんな事情があって、

持たないのではなく持てなかったり、また持つ必要がない国もある。

 

「アニメのガンダムでも」ほんとうに見ていたなら、

戦争で多くの人々が死んでいる事実がわからないわけはない。

 

もし「戦争も辞さず」というポーズをすることで戦争を避けることができるのなら、

それは悪いことではないのでは。

 

コメント
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