ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

頭を垂れない稲穂

2009-06-03 21:53:25 | 日記・エッセイ・コラム

今日こそはノー残業デーという思いで、中野坂上乗換えの
満員丸の内線通勤ごった煮埼京線コースにした努力家の私である。
明るいうちに帰れるのだルンルン帰宅のためである。
定時には帰れなかったけど、30分の残業で済んだ。
普段は『お先に失礼します』を何十回も聞くのだが
今日は私が『お先に失礼します』を照れながら言えた。
あまり使わない言葉は照れるというものだ。
今日は地元駅に着いてから床屋に寄った。それからセブンイレブン。
ドックがあるので氷結ストロング500mlと焼き鳥とアイスクリームを買った。
金曜日にドックがあるので、明日はそれも無しに大人しく帰る。
8時前に夕飯を食べて大人しく寝るのだ。

明日は6月4日、会社の創立記念日である。特に何も無い。
昔の話しだが、お客さんの中に、創立記念日に必ず
大きな大きなドラ焼を配っていた会社があったり、
別の会社では紅白の餅をくばったりしていた会社があった。
凄く儲けているのであろう時期には一万円相当の品物を
社員だけでなく我々にも配っていた会社があった。
今は、どの会社もそんな事をしている余裕は無いのが寂しい。
スポーツクラブの閉鎖だとか、コマーシャルを半分以下にするとか
いろいろな節約がなされているようである。
昼休みになると全ての電灯、パソコンを消し真っ暗にしたり
夜の7時を過ぎると空調が切られたり、
御客様によっていろいろな節制をしているのである。
何が正常なのか、正解なのか判らなくなってきている。
節制をみんなが遣りだすとずーっと節制が続くような気がする。
目一杯の無駄使いをお金持ちにしてもらいたい。
お金の使い方を知らないような使い方を目一杯して欲しい。

ただし、国は国民の税金をめいっぱい無駄に使うのを止めてもらいたい。
偉そうに恵んでやる風の使い方をしているが、その金は
我々の税金である。元を正せば、我々のお金だ。
偉そうに使い道を語っているけど、『偉そうに』が余計だ。
下手糞な使い方をして、これだけ迷惑をかけているわけだ。
『すみませんでした、今度こそ皆様の為になるよう使わせてください』
このぐらいの気構えで使ってほしいものである。
お金を苦労しないで入ってくると自分で稼いだ気になって
好き勝手をやっているようにしか見えないのだよ。
ホントに稼いでいるのは、今は黙っている我々なのだ。きづいて欲しいね。