心霊特捜 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2008-08-19 |
今日読み終った本は今野敏『心霊特捜』である。
心霊現象が絡む捜査班の連作物である。表紙が面白そうと語っている。
あと、持った時に本の重さが軽かったので借りたのだ。
なーんとなくだけで、軽い本を借りようという週だったのだ。
このシリーズはまだまだ続きそうなので楽しみだ。
今日の麻雀は一人勝ちという展開であった。
勝負事には、こういった落とし穴的、はまる原因があるものである。
だって、想像以上に思い通りに行くことなんて、なかなか無いものだ。
ギャンブルに狂う人は、こういう経験が100回のうち1回でもあれば
充分なのである。判っていても止められない。植木等の世界だ。
麻雀仲間の名コックであるOさんは脳腫瘍になってしまった。
場所が場所だけに手術とかは出来ないそうである。
料理を作るとかの問題以前に杖の生活になってしまった。
おにぎりを食べても咳き込んで苦しそうだ。
体重も10キロ以上痩せてしまったし、
お酒を二人で2リットル飲んでいたのに、一滴も飲まないし
煙草もほとんど吸わなくなってしまった。
稗パイもイマイチちゃんと積めなくなってしまった。
どう接すればいいのかって思うのだけど、男は不器用なものだ
いままで通りの付き合いをしてしまうのだ
『えっ、12キロ痩せたんですか、あまり変らないですけどね』
『それ、ロンです、高めです』
『このシマは稗がぽろぽろこぼれる』
あたかも脳腫瘍だとか関係ないように振舞っている。
凄く心配しているのに、出てくる態度は今までどおりである。
現代の医学は凄いんだよなぁ、治してくれないかなぁ。
今日みたいに、一人勝ちしても、イマイチ嬉しくないんだよなぁ。
『いつも』に戻してくれないかなぁ。それだけでいいから。