ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 18日目

2013年07月26日 | 新しい世界一周 2013
ついに、今回の旅の折り返し点が来た。
プラハは主な観光だけなら、本当に歩いて観光できるくらいの、小さな街である。
それで草臥れててどうするんじゃ、と言われそうですが。

今日はヴァーツラ広場というところに行く。
宿から歩いて20分くらいかな、途中郵便局があったので入ってみる。
天井が高く、さすがに欧州の郵便局なり。


プラハ中央(多分?)郵便局


これも途中のマグドナルド。こちらのマックはどこも立派な建物なのだ。

ブラブラと行くと、広場に出て左正面に国立博物館の威容が見える。
ついでに博物館まで行って、逆からひろばを見下ろす。
博物館自体たいした展示はないので、パス。


博物館から広場を見る、が人物が邪魔なのでもう1枚



実はこの広場は、プラハの春という民主化運動と深い関係があって、
1968年だったか、プラハで民主化運動が盛り上がったとき、
危機感を抱いた他の東欧諸国が民主化をつぶさんとし、ソ連の戦車が侵攻した場所である。
我々年代にとっては、青春時代に出会ったリアルタイムの歴史なのだ。

さて、もう疲れたので、広場の中のカフェに寄る。アイスコーヒーを頼む。
頼んだあとメニューを見たらバカ高い。
そのあと来た客が3,4人ほどメニューを見て逃げたので、ここは相当高いのだろう。
今日が最後でコルナ(チェコの通過)が余ってしょうがない金持ちはそんなことはしないのだ。


ということでアイスコーヒー、一番下からバニラアイス、コーヒー、生クリーム。
とっても美味かったが当たり前でしょう。1300円だもの

広場から少し先まで足を伸ばして、12時に日本料理の「MIYABI」に入る。
ここはチェコ人シェフの日本語通じない日本料理店だが、
メニューは日本語があって、MIYABI弁当の小を食べた。
ほうれん草のおひたしや天ぷら、焼き鮭、漬物などなかなかのレベル。
アイスコーヒーより少し高いくらい。


みやび弁当

宿に帰りさっさと休憩し、4時過ぎから中庭のカフェテラスでビールを飲む。
飲みながらブログの更新をして、晩飯はどうでもいいやという気になるが、
コルナを消費せんといかん、無理矢理に食事に出たのは8時。
夜は今から、なのだがあまり食欲なく、ビールもこれ以上はで9時には帰る。
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世界一周 Part2 17日目

2013年07月25日 | 新しい世界一周 2013
気合い入れっどー。と、9時半に宿を出る。
火薬塔付近から、結構な数の観光客が見えてきた。


火薬塔。ここからプラハ城へ王の道が始まる

ここから、旧市庁舎の方に向かう。
この旧市庁舎広場が、ここプラハの観光の中心。


旧市庁舎広場で一人旅のオジサン


天文時計。からくり時計になっていて、毎正時に仕掛けが動く

そこからさらにプラハ城の方に向かって、カレル橋を渡る。
なかなかいい雰囲気。


カレル橋の上

橋を渡った先は、プラハ城に行くなら坂道を登ればいいが、
城なんて、外から眺めているくらいが丁度いい。
と言い訳して坂道に腰砕けになる。

たった1時間半くらいで、もう疲れた気分になって、テラス席のレストランでビール。
そんな時間からと思うでしょうが、こちらでは朝から飲んでいても普通、とまではないが、ほぼ普通。


ピルスナーのドラフト

椅子にへたり込んでビールをちびちび飲んでいると、
トラムの停車場に孫2人連れのおじいちゃんあり。
微笑ましいような、懐かしいような、そんな感じで写真を1枚。


孫2人連れのおじいちゃん。自分の姿を見るような


カレル橋から見た街の東側(こちらに駅や宿がある)

昼は、パラディウムという大きなショッピングモールのレストラン街で。
鶏肉にチーズを挟んで揚げたのとオレンジジュース(?)。

プラハはほとんど石畳の街で、足に来るという疲れ方をする。
という理由で、宿に帰り夕食までは休憩。

夜は、パラディウムのそばにあるマカオという中華に行く。
スープと焼きそば。肉はもうヤダ、と胃袋が言っているのであります。
ビールもイヤだ、今日はもう、と言っておるのであります。
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世界一周 Part2 16日目

2013年07月25日 | 新しい世界一周 2013
ウィーンからプラハへ。
ホテルをチェックアウトして、メトロで次のミッテ駅まで乗る。
ここでは、CAT(CITY AIRPORT TRAIN)のスペースの中に、
オーストリア航空だとチェックインカウンターがあって、
飛行場に行く前に荷物を預けて、ボーディングパスまで貰える。
しかも、丁度開いていたカウンターのお姉さんが日本人だった。
ラッキーの2乗である。

チェックインを済ませたら、CATという空港行きの特急でウィーン空港に行く。
結構広いのだ。まずはラウンジでゆっくりしていたら、いつの間にかフライトの時間。
慌てて搭乗ゲートに行く。
ビジネスクラスとは名ばかり、同じシート配列なのだが、隣は誰も座らぬよう配慮してある。
たかだか45分のフライトだからな。

空港には定時に着陸。
もちろんパスポートコントロールはない。
荷物を持って、エアポートエクスプレスのバス乗り場を探すが分からない。
空港内で働いているらしい若い男に聞くと、親切に外に出て教えてくれた。

最初のバスは、乗客が多くて座れないので見送り、
約30分後に来たのに乗った。
終点のプラハ駅に降りたが、何が何だか方向感覚が分からない。
仕方なく地下の方に降りると、そこが新しいプラハ本駅だった。

やっと地図との位置確認ができて、宿の方に歩く。
宿の表示が分かり難かったが、無事チェックイン。
夕食は、駅にあるプラハで結構有名なレストランの支店に行く。
うんまいビールを0.5リッターと、適当に頼んだらウィナーシュニッチェルだったという笑い話にもならないものになった。


チェコのウィナーシュニッツェル

本日は移動日なので、観光はしない。
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世界一周 Part2 15日目

2013年07月24日 | 新しい世界一周 2013
朝一で、オーパリンクのトラムに乗る。


オーパリンクのトラム

オペラ駅で降りて、カフェ・ザッハに行く。
もちろん、目的はザッハトルテである。
ご存じのように、ザッハトルテはチョコレートケーキで、この店が発祥なのだ。
私も、一生に一度のウィーンかもしれないので、ちょっとミーハーになったというところだ。


本家で元祖のザッハトルテとウィンナーコーヒー

まだ朝10時で、朝食は8時半に済ませたとはいうものの、
ザッハトルテはなかなかに手強い相手だった。
日本のそれに比べても幾分甘さが強く、それほど腹が減ってもいなく、
ウィンナーコーヒーとのセットで、9.6ユーロも払うかと思うと、
どんなに手強くても完食はするのだ。

いささか持たれた腹を抱えながら、王宮を通り、西洋史美術館に行く。


王宮の入り口

ここではフェルメールの絵が見られるというので、ウィーンカード割引で13ユーロを支払い、
休憩しいしい、フェルメールも、ラファエロも見て、疲れたので帰ることにする。


西洋史美術館

メトロでシュバーデンプラッツ駅に降りて、ソーセージ屋のそれがあまりに美味しそうなので、
ソーセージ1本とビール一缶買って、ベンチで飲み食いする。


ソーセージと缶ビール、6ユーロ

それで十分腹がくちて、今日は昼食抜きにする。
ザッハトルテ恐るべし、昼食さえ抜かせてしまうのだ。

7時前、といってもまだ陽が高い。夕食には早いくらいだ。
実際駅近くのスイーツ屋が満席なくらいだから、彼らの夕食は9時頃なのだろう。
食欲と、地元料理を頭の中で折り合わせていくと、結論は「寿司」となった。
要するに肉は見たくない状況ということだ。


この店で一番高い寿司。なかなかのクオリティー。ネタの種類が今一。
酢飯でないのは、その寿司飯では、こちらでは受けが悪いのだろうなぁ。

寿司とジャスミンティーで今日の夕食はおしまい。
ウィーンの食事もおしまい。
結局ウィナーシュニッツェルだけしか食ってないのか。
来る前は、いろいろ研究して、あれもこれもと思っていたのになぁ。

レストランやカフェも随分調べたのになぁ。
調べたところに入ったのは、ザッハカフェだけだったというお粗末。
そんな下調べは役立たずなのだ。
だって、レストランもカフェも腐るほどあるのだから。
思い立ったところに入ればそれでOK。
旅なんて、そんなものだ。
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世界一周 Part2 14日目

2013年07月23日 | 新しい世界一周 2013
今日のメインは、シェーンブルン宮殿。一応世界遺産。
マリー=アントワネットの出家というか実家というか、母親のマリア=テレジアが住んでいたとこ。
8時から開いているので、混み合う前に行こうと8時半に宿を出る。
今は夏真っ盛りで日が長く、皆宵っ張りなので9時頃はまだ少ないだろうという算段。


メトロの車内。ドアは開けるときは手動、閉まるのは自動。ドアの前でじっと立っていても開かない。

宿のすぐそばのメトロ駅から、乗換なしで9つめくらいなので、とても分かり易い。
今日も真っ青な空の下、シェンブルン駅から約500mで門に着く。
入って左の建物でチケットを購入。ウィーンカード割引なし。
それならクレジットカ-ドで購入。11.5ユーロは高くないかい?


宮殿を正面から

宮殿だから広い。建物も広いが、敷地もとてつもなく広い。
中に入って、様々なお宝を拝見して、
これが日本語のオーディオガイドを、無料で貸してくれるので非常に分かり易い。
重宝々々。


裏庭から

宮殿の見学を終えて、裏庭に出る。
ここがまた、果てしなく広くて、ヤフードームがいくつ入るか分からない状況。
同年代のご夫婦がいたので、、写真を撮ってあげて、撮ってもらって、しばらくお話。
プラハから回ってきたとのこと。いやあ、これから行くんです。といった話。
日本語で喋られるなら、内容なんてどうでもいいのです。

さて、メトロでカールスプラッツ駅で降りて、オペラ座の前に出たら、
救急ヘリがいて、救急車がいて、パトカーがいて、野次馬がもっといて、
何かあったらしいのは分かるが、何かはまったく分からない。
やがて、救急ヘリに担架で人が積まれ、飛び去っていった。


飛び立っていく救急ヘリ

その後歩いてシュテファンプラッツに行き、
ウィナーシュニッツェル(要するにトンカツ)の有名店に行ったら、今日も行列ができている。
たかだかトンカツを並んでまで食べるほどではないだろうと、
昨夕「ケラケラ」のメニューに確かそれもあったはずだと、ケラケラに向かう。

ここのウィナーシュニッツェルは9ユーロと安め。
じゃあ、ビール2杯は飲めるなと暗算して注文する。
豚肉(牛肉の場合もある)を薄くなるまで叩いて広げ、それをカツにした食べ物だが、
例の有名店のものは、半端じゃない大きさらしい。
ケラケラのそれも十分大きくて、やっとの事で完食。


薄いトンカツ

今日は十分歩いたので、しばし休養して、夕方からグリツィンにワインを楽しみに行こうと宿に帰る。
4時半過ぎに、メトロを1回乗り換えて、グリツィン行きの路面電車が出ている、
ショッテントーア駅に降り立ったが、さんざん探し回ったあげく、
路面電車工事中で、今は休んでいるという。

かなり落ち込んで、疲れて、仕方ないのでシュテファンプラッツ駅までメトロに乗る。
まだ5時過ぎだがいいや、ケラケラに行きカウンターでビールを飲む。
ビールをついでくれるお姉さんが、また来たね、という風にニヤッと笑う。
やはり2杯が限度で、もう飲めない。

ケラケラに来る途中で見つけた寿司屋があったので入る。
明らかに中国人経営だが、食べてみるとなかなかのクオリティー。
これなら許せる、と食べ終わって少し上機嫌になり、
宿に帰る途中で、ジェラート屋で2スプーン注文して、食べながら帰る。

このジェラート系のスイーツはウィーンで大人気で、どこも満席の行列ので、
入れ墨をしてスキンヘッドの強面の男が、ペロペロしながら歩いているのは可愛いものである。
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