masumiノート

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総合商社

2012年07月05日 | 切り抜き

最高益ラッシュの大手商社に潜む死角とは(プレジデントオンライン) - goo ニュース

総合商社が好調だ。2012年3月期の決算では、大手5社中三菱商事を除く4社が最高益を記録した。

要因の一つに資源高の影響がある。新興国の台頭を背景に、鉄鉱石や石油などの価格が上昇。生産量の増大も追い風となった。三井物産などが投資するロシアの資源開発事業「サハリンII」が2009年に本格稼働し、配当が業績に寄与し始めたことはその一例だ。

資源以外の分野についても、リーマンショック以降に投資した事業が利益を生み始めている。海外での発電所建設など、IPP(独立系発電事業者)事業も実りつつある。

今期、特に順調なのは丸紅だろう。08年に投資したチリの銅鉱山エスペランサが本格立ち上げに入るほか、中国向けの穀物取引の伸長、LNG船の収益貢献など、資源分野と非資源分野がバランスよく利益に貢献しそうだ。

伊藤忠は純利益ベースで住友商事を抜き、業界3位となった。岡藤正広社長は、前期達成した3000億円を今期も維持せよという大号令をかけている。同社の業績予想は保守的だが、3200億円程度の利益を出す可能性はある。

苦戦を強いられそうなのが三井物産だ。今期の純利益見通しは、前期比8%減の4000億円になると発表。最大の要因は資源価格の下落にある。同社は純利益の資源依存度が高く、伊藤忠や丸紅が5割程度であるのに対し、約9割もある。特に鉄鉱石の取り扱いが大きい。世界の鉄鉱石の6割を買い占める中国は、現在、経済の失速が懸念され、価格の弱含みが業績には重石だ。

各社が中長期的に成長を遂げるためには、3つの課題がある。

1つ目は非資源分野の拡大である。資源価格はボラティリティ(変動性)が高い。資源依存度は3~4割に抑え、インフラ事業など順調な利益拡大が見込める投資を拡充すべきだろう。

2つ目は“利益の質”の改善だ。各社の利益の多くは持分法適用会社が占める。商社の業績は純利益によって判断されるが、持分法適用会社を増やすことにより資産を抑えられるメリットがある一方、純利益の成長ほどキャッシュの利益が伸びない側面もある。

最後に収益構造の見直しが挙げられる。利益が好調な今こそ、膨らんだ資産を整理することが求められよう。


腰抜け

2012年07月05日 | ガソリンスタンド

6月26日の記事で、「だけどそこで終わらせてちゃ、ただの間抜けですよ」。なんて書いたからか・・・?

最近公取委さんにご訪問頂いておりません(汗)


・・・やっぱり3者店は見殺し?!

だけどそれじゃあ間抜けどころか 腰抜けですよ。


*****

7月4日 燃料油脂新聞より


右から
「元売だけが儲かっている」
「PBと公正な競争できない」

系列が2-3円のマージンしか取れない価格設定でも、PBは10円近くのマージンが取れる。
仕切りが「高い」「安い」ではない。
問題の多い今の仕切り体系を早く改善してほしい。

※そうです。「高い」「安い」の問題ではないのです。
「ルール」そのものが間違っているのです。

向って左
「失望感から退職へ」業界見切る優秀スタッフ

疲弊し切って閉塞感でいっぱいのSS業界
スタッフからは「業界はこれ以上良くならない」と見切った声が増えている。
厳しい環境だが、少しでも希望をもてる業界にしないと本当に業界は衰退してしまう。

※経営してる側が、見切っているくらいだもんね・・・


真ん中
「地域社会貢献に軸足」

顧客から指示されるSSになるため、顧客とより密接な関係の構築を重要視。
燃料油販売だけの関係でなく、地域の“情報発信の場”“相談の場”としてのSSを目指す。

価格競争から脱し、災害時の緊急対応など地域社会への貢献に軸足を置いた展開をすべきではないか。
SSは地域の人々に支えられて発展してきたのだからこれからもそれを忘れたり、蔑ろにしてはいけない。

SS運営を続けることができるギリギリの低価格での安売り競争は、再投資や社会貢献などの費用捻出も困難になっている。
地域社会に根ざした事業、様々な社会貢献の視点から小売業としてのSSを再度見直すことが大切な時期に来ている。

※地域社会への貢献、それを蔑ろにしてはいけない。

そんなん言われなくても分かってる。
だけど、今はもう、したくても出来ない。

これまでも、そうありたいと思って、
“かも知れない”オイルショックに備えて系列100%仕入れでやってきた。

赤字だったけど社員が居る間はこうちゃんが自分の預貯金を崩してボーナスも支給してきた。

そうこうしてるうちにお金が底をついて・・・
従業員に「社長、業転取りましょうよ」って言われても、業転は取らずにいたら経営ももの凄く苦しくなって、
閉塞感で一杯の店(業界)に見切りをつけて、みんな辞めていっちゃった。

それはもちろん経営者としての力不足もあるけれど。

ボーナスを支給するために、個人資産を持ち出す必要は無くなったけど
他人さんが居なくなったから、人件費に頭を悩ます必要も無くなったけど

だけど

お金もない。
人もない。
だから時間もなくなった。

こんな状態でどう社会貢献したら良いのだろう


例えば、地域の活動も、
店があるから中々参加できない。

例えば、震災が起きたとて、
以前は人手があったから何とか対応出来たけど、二人しか居ない今は無理。

例えば、オイルショックが起きたとしても、
昔は買えた「高い業転玉」、今、買う為のお金がどこにある?


そんなコトを考えると、一刻も早く退散した方が身のためだと思えてくる。

「なんだ系列って言ったって、何も出来やしないじゃないか」
「全然頼りにならないじゃないか」

そんなふうに消費者の期待を裏切ることになるよ

己が可愛いmasumiさんは、消費者からそんなコトバを投げつけられるのは耐えられない。


心が押しつぶされそうだよ
だから早く逃げ出してしまいたい

masumiさんも腰抜けだ。




だけど
本当に悔しいな


もしも真に公平公正なルールが構築されたら・・・
震災時にも頼りになる存在に、今すぐにはなれないけれど

でも本当に、この業界の問題が全て是正されたら・・・
1年後には何とか出来るようになれるんじゃないだろうか


当たり前に真面目に商売をすれば適正マージンを確保できる、
そんな業界になれば
スタッフもヤル気を失うことはなく、人員を確保して、
震災時にも頼りになる、そんな以前のような販売店に戻ることが出来ると思う。



でも、無理かなぁ・・・
公取委にも経産省にも消費者庁にも
特約店や元売にも
あんまり(殆ど?)期待は出来なさそうだ。


記事では安売り競争していては再投資や社会貢献などの費用捻出は困難だから、しっかりマージンを取るべきだと書いているけど
それも最初から分かっている。
だけどそれが叶わないから、どんどん廃業する店が増えるのだし続けようか続けまいかと悩むのだ。


消費者に、世間に、知ってもらうことで変えられるかも知れないと思ってこうしてブログを書いているけど

沖縄の基地問題や原発でさえ変わらない
そんな大事な事ですら、未だに無関心の人たちが多いのに

こんなSS業界のことなど
誰が真剣に考えてくれるというのだろう


*****



こうちゃんは、「震災があったら」とか「オイルショックが起きたら」とか、「たら」の心配はしてもしょうがない。
「その時はその時や」って・・・
この人、普段は「地域のため」とか「お客さんに迷惑は掛けられない」って言ってるけど、
確かに普段はその通りの人だけど

・・・「その時はその時」って(汗)
本当に責任感があるのかないのか、よぉワカラン( ̄_ ̄ i)?