masumiノート

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仕入値以下の販売価格に疑問

2017年02月28日 | ガソリンスタンド2

ガソリン粗利8%台に乗る。に載せた最後の画像の書き写しです。

2月24日燃料油脂新聞より
SS運営の窮状訴える 仕切り以下販売価格に疑問 (厚木市内地元業者)

フルサービスSSでは販売価格135円前後で、価格差は常態的に最大20円以上に達しているのが昨今の実情といえる。
市内地元販売業者は、市内マーケットについて「大手販売業者と元売子会社は1社に限らず、ほぼすべてが地元業者の仕切り並あるいはそれ以下のプライス販売で、販売店潰しに等しい行為を続けている」と指摘する。

さらに「元売は販売業者に高く売って吸い尽くしてから利益をあげ、さらにマーケットを通じて間接的にも潰しにかかっている」とし、
「POSや計量機などの設備関係や固定資産税、定期的に実施される地下タンクや計量機などの検査費用をまかなうのもガソリンマージンにかかってくる。加えて最低賃金が東京に次ぐ全国2番目に高い水準で人件費は高い。これら合算した諸経費だけで経営分析しても5円未満が常態化するマーケットでは割が合わない。地元業者が廃業に追い込まれるなか、大手販売業者のSSは生き残っていけるのだからこの業界はおかしい。元売からSS施設をタダで借りるしか生き残れないはずだ。地元業者は完全にカヤの外に置かれている」と訴える。

また前述販売業者は前述を裏付けるように「たとえば時給1,000円のスタッフを3人配置するごく一般的なセルフSSの場合、1時間の人件費計3,000円をまかなうのに10円マージンで300リットル販売しなければならない。
1時間300リットルを10台の給油を想定しても、平日の昼間に10台も来ない。
これがマーケットの示す通り1円マージンだったら1時間に3キロリットルの販売量をあげなければならないが、そのようなSSはどこを見渡してもない。だが大手は運営できているのだから、カラクリを知りたい」と強調する。

このうえで「元売社員は自分の出世ばかり考えて量の数字を追いかけている。確保できるマージンはマーケット事情に委ねられると言い訳が立つからだ。実際に数字をあげた元売社員は出世するが、出世の代償に小規模業者のSSがつぶされていく構図ができあがっている。地元業者はセルフSSとかけ離れた価格でも15円程度のマージンをあげてSS運営を維持しようと必死。しかし異業種にくらべて高額な設備更新費用などを含めると30円マージンがあっても決しておかしくない。元売はこのまま廉売を続けたいなら、実態とかい離した状況を埋めるため、エリアマーケット最安値から5円安い仕切価格にしてほしい。会社やSS施設を良くするためというよりも、やめるために運営しているような地元販売業者の実情に沿った販売戦略を行ってほしい」と述べる。



*以下masumi


※厚木市だけでなく、大手や元売子会社がある全国のマーケットも同様です。

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昨年1月に地域に1軒しかないスーパーが閉店したので、日曜日は1週間分の食材などを買うために車で市内を走ります。
車が無ければ買い物難民です。


当市のセルフは、大手と元売子会社ばかりです。
大手のセルフはフィールドが広いこともあるせいかスタッフは点々と待機し給油客の誘導などを行っている光景を目にしますが、元売子会社のセルフの店頭では3-4名のスタッフが輪になって雑談している光景を目にすることが多いです。

元売から運営費を支給されているCAセルフは、恐らく給油開放操作のため事務所にいると思われ、店頭でスタッフの姿を目にすることは稀です。

何れにしても、これらセルフはポリ容器1つ2つといった小口の配達はしてくれません。
スタッフが3-4人店頭で雑談していても、です。

方や地場フル店はどこも似たり寄ったりの家族経営です。
今働いている世代の、「次」はないと思います。

少ない人員で、
当店では一人が配達に出ると店頭は一人です。
危険物乙四資格保持者は二人の常駐が推奨されている、危険物取扱給油所で。


これからの時期は(もう要らんやろけど、もうちょっと)で小口の配達が増えます。
その一軒のためだけにローリーを走らせます。明らかに逆ザヤです。
でも昔からのお客さんです。昔と同じ感覚でいらっしゃいます。
お年寄りですから今更変えることも出来ません。

その配達に出ている小一時間の間に、「オイル交換」など利益率の高いお客さんが来店されたら、「今、主人が居りませんので」とお断りしています。

安値店より13円高く売っても粗利が5円しかないー
自店の仕入れ値が安値店の売り値ー
20年近く前から、そのようなマーケットでしたから。

今は好市況です。
ですが、いつまた逆転するか分からないので人を雇用することには躊躇いがあります。

ジリ貧は覚悟で、「投資回収は不可能」だけど「やれるところまでやる」というのが、地下タンク改正消防法で対応工事をどうするか夫婦で話し合った結論です。




「masumiノートで検索」と書いたものを機会があればお客さんに渡していますが、相変わらずこうちゃんはそれを嫌がります。
理由は、「個人的なことを書いている」のと、「村内(むらうち)を当てにしていると思われたら嫌だ」と。

masumiさんの返事は、
「(個人的なことは)夫婦仲よくやってますよってコトやから別にいいやんか」
「そうやな、当てにされても困らはるやろうし、こっちも受け入れ態勢整えられへんしな。・・『当てにしてない』って書いとくわ(笑)」

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この18年、こうちゃんは色んな思いを飲み込んできたんだよね。

18年は長かったよね。









受信設備ないのに衛星契約、NHKが不正手続き

2017年02月28日 | ニュースから一言二言

受信設備ないのに衛星契約、NHKが不正手続き

これ、こうちゃん家も昔やられたそうです。
田舎の家ですから昔から通常の契約はしていて、
こうちゃん娘のMちゃんがまだ小学生だった頃、留守番していたMちゃんがNHKの集金人に言われるままにハンコを押したら衛星契約だったそうです。設備ないのに。

だけどこうちゃん、文句言いながらも「しゃーない」って、そのままにしてました。


私なら絶対にNHKに苦情の電話入れて取り消させる。