⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

「憲法違反」政府与党は影響抑制 民主など攻勢

2015年06月05日 | 政治
「憲法違反」政府与党は影響抑制 民主など攻勢
6月5日 4時59分 NHKニュース

4日に行われた衆議院憲法審査会の参考人質疑で、安全保障関連法案を巡って、与党などが推薦した学識経験者が、「憲法違反に当たる」という認識を示したことについて、政府・与党は、国会審議への影響を最小限にとどめたいとしているのに対し、民主党などは、政府側の認識を厳しくただすなど攻勢を強める方針です。
4日に行われた衆議院憲法審査会の参考人質疑で、安全保障関連法案を巡って、自民党・公明党・次世代の党が推薦した早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男氏が、「集団的自衛権の行使が許される点について憲法違反だと考えている。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかず、法的な安定性を大きく揺るがすものだ」と述べるなど、3人の学識経験者がいずれも、「憲法違反に当たる」という認識を示しました。
これについて、菅官房長官が、記者会見で、「憲法解釈として、法的安定性や論理的整合性は確保されている」と反論したほか、自民党の谷垣幹事長も「手だてを尽くして今後も説明し、国民に理解を求めていく」と述べるなど、政府・与党は、今の国会で成立を期す方針に変わりはないとしています。
ただ、自民党内からは、「与党が推薦した学識経験者が、憲法違反と指摘したことで、今後の国会審議に影響が出るのは避けられない」という声も出ており、政府・与党は、国会審議への影響を最小限にとどめたいとしています。
これに対し、民主党の枝野幹事長は、「いかに無理なでっち上げの論理で法案が出されたのかをみずから認めているようなものだ」と指摘したほか、共産党の志位委員長も、「今回の法制が憲法学の立場から見ても成り立たないことが明瞭になった」と述べました。
野党のうち、法案に反対している民主党などは安全保障関連法案が憲法に違反していることがより明確になったとしており、5日に再開される衆議院の特別委員会の審議で、政府側の認識を厳しくただすなど、攻勢を強める方針です。

憲法審査会 全参考人が「安保関連法案は違憲」

2015年06月05日 | 政治
憲法審査会 全参考人が「安保関連法案は違憲」
6月4日 14時21分 NHKニュース

衆議院憲法審査会で参考人質疑が行われ、安全保障関連法案について、「従来の政府見解では説明がつかない」という指摘や「憲法9条に明確に違反している」といった意見が出され、出席した3人の学識経験者全員がいずれも「憲法違反に当たる」という認識を示しました。
衆議院憲法審査会で行われた参考人質疑では、出席した3人から、後半国会の焦点となっている安全保障関連法案について意見が出されました。
この中で、自民党、公明党、次世代の党が推薦した、早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男氏は、「集団的自衛権の行使が許されることは、従来の政府見解の基本的論理の枠内では説明がつかず、法的安定性を大きく揺るがすもので憲法違反だ。自衛隊の海外での活動は、外国軍隊の武力行使と一体化するおそれも極めて強い」と述べました。
民主党が推薦した、慶応大学名誉教授で弁護士の小林節氏は、「仲間の国を助けるため海外に戦争に行くことは、憲法9条に明確に違反している。また、外国軍隊への後方支援というのは日本の特殊概念であり、戦場に前から参戦せずに後ろから参戦するだけの話だ」と述べました。
維新の党が推薦した、早稲田大学政治経済学術院教授の笹田栄司氏は、「内閣法制局は、自民党政権と共に安全保障法制を作成し、ガラス細工と言えなくもないが、ぎりぎりのところで保ってきていた。しかし今回の関連法案は、これまでの定義を踏み越えており、憲法違反だ」と述べました。
公明・北側氏「突き詰めた議論を経て閣議決定」
安全保障法制の整備に向けた与党協議で座長代理を務める公明党の北側副代表は衆議院憲法審査会で、「憲法9条には自衛の措置の限界は明確には書かれていない。9条は世界的には特別な条項になっているが、その下で、どこまで自衛の措置が許されるのか、相当突き詰めた議論をした。いろいろなご意見、ご批判はあるかもしれないが、そういう中で閣議決定に至ったということだ」と述べて、理解を求めました。

官房長官「違憲の指摘当たらない」

菅官房長官は午後の記者会見で、「安全保障関連法案は去年7月に閣議決定した基本方針に基づいて整備を行っている。その考え方は以前の政府見解の基本的な論理の枠内で合理的に導き出すことができるものだ」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「憲法解釈として法的安定性や論理的整合性は確保されている。したがって、違憲という指摘は当たらないと政府は考えている」と述べました。
また、菅官房長官は記者団が「国会審議への影響はあるか」と質問したのに対し、「そこはないと思う」と述べました。

安保法制について、憲法違反かどうか質問したところ、 3人全員が「違憲」

2015年06月05日 | 政治
衆議院の憲法審査会は4日、憲法の専門家から意見聴取を行いました。

「今の安保法制、憲法違反だと思われますか」(民主党・中川正春衆院議員)
「集団的自衛権の行使が許されるというその点については、私は憲法違反であると考えております」
(長谷部恭男 早稲田大学法学学術院教授)

民主党の中川議員が国会で審議中の新たな安保法制について、憲法違反かどうか質問したところ、
3人全員が「違憲」と述べました。

また慶応義塾大学名誉教授の小林節教授は、安保法制審議において、
「今の議論の中で、野党が明確に論争をしかけて、異常さを国民大衆にさらしてください」とも指摘しました。
(04日11:46)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2509312.html