今年の有楽町の音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・ジャポンは、
かなりの縮小バージョンでしたが、
とりあえず3日と5日に行ってみました。
3日は、偵察目的でしたが、買えるチケットを眺めていたら、
おばさん二人組が、買わないかと悪魔のささやき。
その日の7時~の講演でしたが、
買ってしまいました。弦楽四重奏。
小さな会議室のホールで、目の前で演奏を見ながら聴く、ちょっと贅沢。
あと、5日には彼女と一緒に音楽を。
クラリネット五重奏曲です。あとはフリーの講演。
考えてみたら、初めての事でした。
今年は、いつもご用達のホールAが震災で使えないらしく、
つまり交響曲のようなオーケストラがずらりと並ぶ演奏は聴けませんでした。
その代わり、小編成の室内楽が2つきけて良かった。
ブラームスの場合、交響曲も良いですが、この室内楽がよろしい。
ベートーヴェンの室内楽より、もっと印象に残る曲が目立つ。
一番好きなのは、弦楽六重奏曲ですが、その次に、このクラリネット五重奏曲。
どこか哀愁漂うブラームスの世界がよく出ている名曲です。
あまり見ないで買ったのですが、3日の日の講演で聴いた楽団と同じでした。
でも交響曲1番で、ドーンと最後に盛り上がるのを楽しみにしていたのだけど・・・
少し残念かな。
去年までと違うのは、今年は、震災のためかどうかわかりませんが、
B1でやるフリー講演は、チケット要らずでした。今までは何かしらの講演を聴いた人だけでしたけどね。
チケット買ったあとに、みせたら要らないと分かった。というか下調べをあまりしていなかっただけですが。
あと客もかなり少なかったなあ。
フリー講演なんか、いつも座れたもの。過去4回か5回行ってて、初めてです。
あと屋台で食事して座って食べたのも初めて。
まあ、原発もあったし、来ないアーティストもいるし、異例の事ずくめでした。
| Trackback ( 0 )
|
|