夏の課題図書（笑）

	日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか
	矢部 宏治
	集英社インターナショナル

何故、軍を持たぬという憲法がありながら自衛隊があるのか、
何故、米の属国になったまま、抜け出せないのか、
散々いろいろな本を読みましたが、これ読めばOKという本です。

	日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか
	矢部 宏治
	集英社インターナショナル

これは、それに原発が絡んだ本ですが、
こちらの方が先に出た本です。

両方とも、日本国憲法は既に無いも同然で、
その上位には日米安保法（＋密約）が乗っかっている事を訴えています。
その起源が決定的になったのが砂川判決であって、
それ以降は思考停止の日本の司法界・・・

とにかく、今の若い人も、投票にいってから、自民が改憲するなんて、
聞いてないよ～と
ダチョウ倶楽部の真似する人が多いらしいけど、
役立たずの新聞・テレビでは分かりません。
ネットに詳しい若い人も、どうやら自分では情報を取に行くという、
基本的な事はしないらしい。
それにネット記事では頭に入りにくいし、本は構成がしっかりしているものが多いので、
お奨めです。

レコードが復権してきたように、本も復権して欲しい。