おもむろに、カントの小論、啓蒙とは何かを読みました。
凄く短いので、あっという間に読める。
純粋理性批判のように、難解じゃない。
けれど、その最初の最初から、
現代人の多くに、ぐさりとくる言葉で始まる・・・
啓蒙とは、自らまねいた未成年の状態から抜け出る事・・・
その状態とは、他人の支持が無ければ自分で理性を使う事ができない。
という事だという。
そんな啓蒙を促す標語としては、
知る勇気を持て、
すなわち、自分の理性を使う勇気を持て、という事である・・・
今の日本人、殆どその勇気がないように思えます。
| Trackback ( 0 )
|