それにしても、外にいるだけで汗をかく暑さの中、
少し立ち寄ったのが、太子駅跡。
戦争末期、鉄の輸入も難しく、困った政府が目を付けたのが、
群馬の山の中にある鉄山で、その鉄鉱石を
運び出すために、太子線が作られ、その荷積みをする駅が、
ここ、太子駅・・・
たいしと読むのかと思ったら、おおしと読む。
今までも観た事はあったけれど、
GWにいったら観光地用に整備された施設に生まれ変わっていました。
昔はコンクリートの廃墟だった。5~6年くらい前は、この施設の準備中でした。
戦後は旅客列車も走ったそうですが、
やがて廃れて廃線と・・・
この山奥に鉄道とは、工事は大変だったでしょうに。
コンクリートの建物の下にはレールはほぼ無くなっていましたが、
ここに貨物車を止めて、上から鉄の塊を載せていたようです。
ファウストで有名なゲーテは、旅をする際には、その土地の
歴史や鉱物、産物などを知ることが大切だと言っていましたが、
ちょっとした歴史を知ると、今まで何度も行っていた場所も、
観る目も感じ方が変わります。
旅行に行く際は、歴史的な事も調べると、面白いですよ。
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