それにしても、年が明けてからも、訳のわからない悲惨な事件は起きるは、
テロ特措法は通過するは、今、大変な時代を通過しているらしい予感を感じる。
ねじれ国会とは言うけれど、ねじれているのは衆参の議会だけじゃなく、民意と政治もねじれている。
先日・・・木曜日か金曜日、会社から帰ってきて報道ステーションをご飯を食べつつ観ていたら、円高ではあるけど、それはドルに対してのみで、他の通貨に対しては円安だと報じていた。
今まで読んだ本と同じだなあとしか思わなかったけど、中国やロシアなど海外から来る観光客が日本で高級品を買う場面など、バブル時代の日本の逆だ。
ドルとべったりの円だから、旅は道連れで落ちていくしかない。
そのうち技術を持っている国内企業なんか買い叩かれる時代になるな・・・
中国は当然だろうけど、他の国々にしたってまねしたくても出来ない技術は欲しいに決まっている。
ニュースで円高と声高々に言っているのだけ聞くと、なんだか日本はこれから良くなるんじゃないかと思うけれど、実際は世界的に見ると弱ってきている。
世の中は相対性だから仕方ない。
竹中・小泉の頃は、いい企業がガバガバ儲けて、それに牽引してもらい底辺も上げてもらうと熱弁していたけど、結局、儲けた企業だけ得をして、他には回ってこない悪循環。世界中で同じことが起こっているのに、その打開策は何もないかのよう。
という事は、もっと続くわけだ・・・資本主義の膿が出尽くすまで待たなければいけないのか。
最近、金の価格に注目しているけど、円高になっても金の価格が上がっている(ドル決済なので、円高になると下がるのに)。
そういう方面にお金をつぎ込む人が出てきたわけなんだろうか。
一般市民と、そうでない富裕層のねじれが大きくなるのは、まだ続くようですね。
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