流 氷 接 岸
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網走市に接岸した流氷(31日午後、網走地方気象台)
ちょっと見逃していたが、網走市でオホーツク海の流氷が31日に接岸していた。今年の「流氷接岸初日」は平年より2日、昨年より11日早い。
シベリアのアムール川から流れ込んだ淡水が海水を薄め、塩分濃度が3.5%しかないため、冷たい季節風が吹いて氷点下1.8度くらいですぐ凍る。
北海道の冬の風物詩。極寒のアムール川からオホーック海を白い大地となって南下する流氷の衝撃的な眩しさを、流氷観光砕氷船「おーろら」で堪能できる。
流氷の天使クリオネをはじめ、アザラシなどの海獣類やオジロワシなど鳥類が、流氷の上で佇む姿を見ることができるクルージングツアーが始まった。