3度あったことは4度 ?
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札幌ドーム
北海道の北部の名寄市の積雪は9日現在71センチの一面銀世界。ここで採れる土がプロ野球の日本一に3度も貢献したという。
新聞を整理していて12月9日付道新スポーツ「甘口辛口」の今村忠さんの記事が目にとまった。その記事によると・・・。
昨年、神宮球場の土の総入れ替えで名寄市の土管製作所が納品した土が使われた。「イレギュラーが起こりにくい硬い土に」との選手の要望があったという。
昨年ヤクルトは日本一になった。札幌ドーム、宮城球場でも同社の土に入れ替えた年に日本ハム(06年)楽天(13年)がそれぞれ日本一になった。
名寄土管製作所は畑や水田などで水を流す土管を制作し野球とは無縁だったが札幌ドームのほど良い硬さが選手たちの評判になりオファーが来るようになったという。
名寄市の冬は氷点下30度近くまで下がり夏はその逆で年間60度の温度差がある。豪雪によって土管の原料になる粘土質の上質な土に恵まれているという。
神宮球場にはコンテナー車で10台以上、60トンが運ばれた。同社の松前司社長はグランドキーパーがうまく素材を生かしてくれた結果で感謝ですといっている。
”2度あることは3度”という。3度あったことは4度・・・?。今年早々関東のある本拠地球場の土の入れ替えで納品が決まっているという。
松前司社長は「名前は言えないが、ヒントだけ言うとしばらく優勝してないチームかな」と。新年早々想像をめぐらすのも楽しいものですね。