2009(平成21)年に入ってから、ぼちぼち本を読むことにした。何にでも“波”
があるが、最近は
に向かう時間が減り、土日などはまるまる1日開かないこともある。その分を読書などに充てるようになった。これ、最近読んだ本たち。“R”はリピート、2回目以上の再読。
下から
NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人-前編-
この頃の「NHK大河ドラマ・ストーリー」、前編と後編に分かれていて盛りだくさんな内容。この辺りの歴史は、上杉謙信・武田信玄・川中島・塩というわずかな単語思い浮かぶ程度なので
、登場人物の名前と相関関係が難しそうだったから。今月4日に始まった『天地人』だが、初回視聴率24.7%。なんと去年大人気だった『篤姫』の初回20.3%より4.4%
。いまや大河人気を支えるのは女性視聴者ということを踏んでか、脚本家・ナレーターとも女性、田中美佐子さん演じる病弱の母と幼子の与六(のちの直江兼続:妻夫木聡さん)の別れ
という見どころを初回から持ってきていた。今後も魅力的な人物の登場に期待。
〔対訳〕オバマ演説集 生声CD付
40万部突破(2009年1月現在)
いつしか20日(火)の就任式も目前。浅草の行きつけ書店でよく売れていたので、英語のお勉強用
に。問題集や検定対策本よりおもろい。
1月20日(火)夕方の「スーパーニュース」
内での解説によると、
オバマさんは演説内容の75%を自分で考えており、
1.偉人・憲法・聖書などを引用
2.「繰り返し」を多様(3回が有効)
3.対照法(映像になる)
演説には上記3項の特徴があるそうです。これで聴衆の心を鷲づかみ
たしかにこの本を読むとそれがよくわかる。
めづめづ和文化研究所 京都 小栗左多里&トニー・ラズロ
これも同書店で平積みになっていて「イラストが可愛いな
」と目をつけていたら、数日後最後の1冊になっていたので即買い
。今の京都で接することができる和文化の体験記を漫画で紹介している。「京都通り名」わらべ唄、東西の
「丸竹夷(まるたけえびす)」は知っていたが、南北の
「寺御幸(てらごこ)」もあることをこの本で知った。昨年末30日(火)にNHK
で「京都・丸竹夷にない小路」っていう番組をやってて良かったのでそのまま録りおいている。また見てみよう。
イニシエーション・ラブ 乾くるみ
30万部突破(2009年1月現在)
『最後から二行目(絶対先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー』と後表紙の解説にある通り。体力なくて二回目無理だから、気づいたことをかき集めてそのトリックをほぼ理解。舞台は静岡と東京。静岡県人のわたし、親しみを感じつつ、薄々変だなと思いつつ、読んでいるうちすっかり騙されていた。バブル期ならではのキーワードが散りばめられていて、当時アラハタ(20歳前後)だった人にはなつかしいかも。読む前は、名前からして作者は女性だと思ったけど、読み進むうちにこれは男性じゃなきゃ書けなさそうな表現だな、と思ったらアタリ
。現在、乾さん本2冊目、『リピート』スタンバイ中。
袋小路の男 絲山秋子
「川端康成文学賞」受賞作品ほか。スルスル読めてしまう。感想うまく書けず。できれば、またいつか。
“R” 自分の中に毒を持て 岡本太郎
なんか元気出る本。とてもこの領域に達することはできないが…。
読書は好きとはいえないが、新しく知る世界、言葉や考え方に出合えるし、ちょっとでもお利口になれるように今年は習慣にしたいもの。濫読気にせず。これでも小学生の頃は学校の図書室で本を借りて読むのが好きだったのだが、中学&高校と“本”が目当てで図書室に行った記憶もなければ、読書をした記憶も皆無に等しい。他のことにごっそり興味が移ってしまったんだと思う。この頃に少しでも本を読んでおけばよかった
。あとは、20代の頃、通勤のときに山田詠美さん本や岡崎京子さん漫画を何冊か読んだ記憶がある程度…。読め~