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新調された浅草寺本堂の「施無畏」扁額 200614

2020年06月14日 10時36分07秒 | 【浅草】ぶらり散歩
東京は先週11日(木)に入梅。
早朝、小雨がパラついていましたが、7時台には止んで梅雨らしい曇天でした。

昨夜アップされたmsnニュース(朝日新聞DIGITAL)※で、東京大空襲で焼失していた浅草寺の扁額が、
昨日(13日)午前、なんと75年ぶりに新調され、奉納法要が営まれたということを知り、
さっそくお参り方々拝観してきました。
浅草寺の扁額、75年ぶりに新調 参拝者ら平穏願う 朝日新聞社 2020/06/13 19:43

👇こちらはこれまでの「施無畏」扁額。

1958(昭和33)年に本堂は再建されましたが、扁額は資金不足などで作られず、
これまではずっと写真による複製が飾られていました。

👇今回新調された「施無畏」扁額✨

扁額に彫り込まれた「施無畏(せむい)」の文字は、
不安や恐怖を取り除く浅草寺本尊・観音菩薩(ぼさつ)の力を表してます。
コロナ禍のいま、まさに民衆に向けられた慈悲の言葉ですね…

横幅約4メートル、重さ約700キロという堂々たるこの「施無畏」扁額。
天台宗僧侶で書家の豊道春海の筆による文字を、
「井波彫刻」で知られる富山県南砺市の彫刻師・南部白雲さん(68)が大欅(おお・けやき)の1枚板に彫りました。

周囲には禍を表す餓鬼や兜(かぶと)と、それらを鎮める薬壺(やっこ)や白蓮などの繊細な彫刻をあしらっています。

彫られているいろいろな生き物がとても可愛らしく、優しい気持ちになりました。

11日(木)には東京アラートが解除され、ステップ3に移行した東京ですが、
当分新型コロナウイルスへの警戒とコロナ禍は続いていきます。
マスクの着用、丁寧な手洗いと消毒など、自分にできることをしっかりと終息の日まで。
浅草寺はそんな日々にも心のよりどころです。

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