7月23日（木）西鉄ライオンズの逸話を聴ける「いきっ子会」開催。

　今日は朝から、まるで梅雨が明けたかのような夏の空だった。早朝の散歩
が楽しい季節である。家の前を流れる御笠川沿いを軽く散歩。しかし、朝も
９時を過ぎると暑くてたまらない。

　今日は参加している「いきっ子会」の７月例会（第192回）の案内ハガキ
が届いた。７月23日（木）18:30～福岡朝日ビル地下２階多目的ホールで
開催される。壱岐酒造組合さんや焼酎「壱岐っ子」好きメンバーが主体とな
って10数年続いている会だが、毎回美味しい焼酎を囲み軽食をつまみながら
卓話ゲストの楽しい話も聴けるという、会費2500円の割に盛りだくさんの
文化系異業種交流会だ。

　ゲストによって参加する層も変わるが、今回は私の知人で「西鉄ライオン
ズとその時代」の執筆編纂中にもアドバイスやコラム執筆で大変お世話にな
った、元TNCアナウンサー（現在はアナウンサー育成講師）久保歩さんが登
場。TNCの開局時から、西鉄ライオンズのTV中継の実況アナウンスをしてい
た方である。

　久保さんは小倉高校時代は、西鉄ライオンズに入団し活躍した畑隆幸投手
と同級生。中学時代からライオンズの追っかけでライオンズファン歴57年と
いう強者だ。実際、久保さんのコレクションはファンにはよだれが出そうな
ものばかり。東京在住時や大学時代には、東京の宿舎にもいつも顔を出して
いたそうで、大下選手らレギャラー皆が寄せ書きしたサインボールなども持
っておられる（昨秋、ソラリアプラザで開催されたにしてつ１００年展の際
に、ライオンズコーナーで展示）。

　写真集「西鉄ライオンズとその時代」のコラムにも書いてくれている様々
なエピソードを中心に、実況した方ならではのリアルな平和台球場・小倉球
場での逸話、選手とのエピソードなどが聴ける卓話になりそうである。先日
亡くなられた和田博実さんとの打ち合わせにも、何度も久保さんに加わって
もらい、和田さんから色々な話を引き出してくれた。そのあたりのエピソー
ドも話してくれると嬉しい。

　この「いきっ子会」は過去に稲尾和久さんも卓話ゲストで何度か登場。最
初は写真集を執筆編纂した私に卓話ゲストの話があったが、久保さんを推薦。
私は４年前に一度、ゲストで呼んでいただいているので遠慮させてもらい、
久保さんの話を楽しむつもりだ（笑）。

　卓話ではライオンズの話だけだろうが、久保さんは昭和30～40年代の様々
なイベントの実況を経験されていて、それを聴くのも私の楽しみである。若
戸大橋開通時の全国中継の話、小川宏ショーの話、どれも私にとってはわく
わくする内容だ。その久保さんを紹介してくれたのは、博多大丸近く薬院新
川・雷橋脇にあるジャズ喫茶JABのマスター。

今日の写真は、昭和33年夏の平和台球場。西鉄対大毎戦。西鉄のピッチャー
は河村、中西や大下は故障で戦列を離れ、豊田が４番を務めている。
写真は運営サイト「画像アーカイブ」から「古写真にみる昭和の福岡」掲載
の平原健二コレクションより。「記憶探偵キノレオ」で採用された「香椎球
場で野球指導をするジョー・ディマジオ」写真も掲載。画像貸し出しも可能！
画像アーカイブ・古写真にみる昭和の福岡

写真集「西鉄ライオンズとその時代」は、海鳥社の今年発売の本としては
ブルートレイン全廃記念の「九州発　最後のブルートレイン」に次ぐヒット
になっている。

写真集「西鉄ライオンズとその時代」
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