米海軍の「EA-6B プラウラー」電子戦機が全機退役したそうです。
そのずんぐりとしたフォルムに前席が並列なことからまるで顔のようなキャノピーと愛らしさを振りまきつつも、電子戦機としての大きな装備、そして後席キャノピーを含むうなじのラインがとても美しいといったとても魅力あふれる機体でした。
昨夜、在日米海軍司令部が「さようならプラウラー」をツイートしだした途端多くの人が基地祭などで撮ったプラウラーや、なかにはプロの方による飛行中のプラウラー写真などがアップされ、なかなか楽しませてくれました。
やはりプラウラーのその愛らしいフォルムゆえなのでしょうね。
このプラウラーが担っていた艦上電子戦機という役割は現在FA-18ホーネットの派生型、EA-18Gグラウラーが受け持っており、空母の上はそのホーネット一族だらけとなっています。
かつては空母の上は、F-14トムキャットをはじめ、このプラウラーやその原型であるA-6イントルーダー、A-7コルセアにS-3バイキングととても多彩だったのも遠い昔です。
ところでその在日米海軍のツイートですが、みんながあまりにさようならプラウラーの大合唱が広がったためなのか「退役するのは海軍機であって海兵隊はしばらくは運用を続けます」との発言にズコーっとなるオチが付きました。
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