今日は「ハイスクール・フリート」劇場版の公開初日でした。
内容は……まぁ面白かったですよ。
ただちょっと前半の日常シーンが長かったかな。
10分削ってその分後半に持っていって欲しかった。
そしてその後半も艦隊戦というよりちょいSF風味になっちゃったのが残念。
でもやっぱりはいふりははいふりにしか無い魅力はあると思うし、この映画でもそこはちゃんと描かれていた。
主人公たちの艦である「晴風」は小さなフネと言っても120mはあり、人はどうしても巨大な物には畏怖の念を抱いたり憧れたり頼ったりするわけで、そんな巨大な鉄の塊が海を突き進む魅力は十分に表現されていました。
音楽も良いので錨を巻き上げ黒煙を吐き出しながら出航するシーンはトリハダものです。
そんな巨大な兵器の描写というのはガールズ&パンツァーやコトブキ飛行隊では見ることができないはいふりの持つアドバンテージだと思っています。
そして、晴風クラス31人全員の個性がちゃんと見えていたのも良かった。
もちろん艦は1人では動かせないという前提があるにしても皆が役割を持ち艦橋組6人以外のキャラクターたちも生き生きとしていました。
メイン以外のキャラから生命がまったく感じられず主人公たちのためだけに動かされているようなアニメもある中、このはいふりはそこのところは結構ハイレベルな演出やカメラワークをしているなと感じます。
だから……まぁ好きですよぼくは。
まぁ……と付いてしまいますが。
最近はグッズ類はあまり手を出さないのですが、これは買ってしまいました。
主人公たちが乗る陽炎型駆逐艦をモデルとした「晴風」と「武蔵」「大和」「信濃」「紀伊」の艦章ピンズです。
大和型4番艦として計画されていながら着工されることが無かった「紀伊」
そしてこのはいふりは航空戦力が進歩しなかった世界でのお話なので「信濃」も途中から空母に建造変更されることなく大和型3番艦として就役していて大和型計4隻が横須賀、呉、佐世保、舞鶴の各海洋学校に1隻ずつ配備されています。
このはいふり世界においてもやっぱり大湊は……