通勤に東京メトロ日比谷線を使っているのですが、3年ほど前に霞ヶ関〜神谷町駅間に「虎ノ門ヒルズ」駅が開業しました。
しかし虎ノ門ヒルズを含む周辺の再開発は感染症蔓延で停滞期間もあり現在も進行中であるために日比谷線の駅も営業されながらもいまだ工事の隔壁に囲まれています。
それが数日前に一部外され、やっと正規の改札口が営業開始となった為に珍しい光景が見れるようになったということなので仕事帰りに途中下車しましたよ。
駅ホームの大窓から見た虎ノ門ヒルズ駅前です。
地下鉄ホームに大窓というのがすでに???となりますね。
これだけでも少し驚くのですが、外に行ってみるとこの構造がよく分かるとの事です。
既に写真を撮っている人の姿も見えますね。
改札を出てエスカレーターを登りその場所に行ってみると、
なんと中段に地下鉄のホームが見えるんですよ。
ちょうど日比谷線車両が到着してドアが開いてますね。
上には外の光が見え、下は駅の改札口コンコース。
あれが地下鉄の駅だなんてちょっと信じられないような光景です。
日比谷線って東京メトロの中でも3番目に建設された路線なので結構浅い所を走っているとはわかっていたのですが、それをこうして目で確認できるというのは面白い。
中目黒方面行ホームに東武THライナー用の70090型車両が入ってきました。
外から地下鉄ホームが見れるのは、横浜のみなとみらい駅ホーム上が巨大な吹き抜けとなっていて、頭上の商業施設クイーンズスクエアから覗くことができたけれど、こうして水平方向で見えるというのも楽しい。
この珍しい光景がSNS等で広まったのか写真をここから写真を撮りに来る人もちらほらと。
こういった商業施設内での写真撮影の可否は不明な事もあるのですが、カードマンさんも何も言わずに見ているので大丈夫なのでしょう。
このビルが開業したらどうなるのかはわかりませんが。
改札前もかなり広い。
東京メトロは感染症禍以前は銀座駅コンコースで演奏会や絵画展なども開催されていたので、このビルが本格開業され人も多くなればそういったイベント等も出来そうですね。
デジタルサイネージで虎ノ門ヒルズ公式キャラクターの「トラのもん」が動いています。
左右の画面をどこでもドアで移動する演出が楽しい。
この壁画?は波型のガラスで奇妙な立体感があり目の焦点が合わない感じで少し気持ち悪い。
改札口から地下鉄ホームに上がっていくと言うのはこの駅でしか体験できないのではないでしょうか。
(より深い路線からの構内乗り換えだったり、上下線の渡り通路だったら今までにもあったのですが)
今年の秋に本格開業となるようです。
ぼくとしては改札内に「そば処めとろ庵」(東京メトロ運営の立食いそばやさん)が開業してくれる嬉しいんだけど。