ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北鎌倉駅の北東側斜面に建つ円覚寺はスイセンがよく咲いていました

2012年02月06日 | 旅行
 神奈川県鎌倉市のJR北鎌倉駅の北東側の山麓にある円覚寺は、深い森の中に潜んでいます。

 円覚寺は臨済宗の瑞鹿山大円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)という名前の古刹です。時の執権の北条時宗(ときむね)氏が文永・弘安の二度にわたる蒙古来襲を退けた時の両軍の死者を弔うために建立されたそうです。

 巨木の杉の木などがそびえ立つ、うっそうとした雰囲気の境内では、ロウバイとスイセンなどが咲いています。

 日がよく当たる場所では、スイセンの花がよく咲いています。



 その近くの木陰でガサガサと音がして、タイワンリス(台湾栗鼠)が現れました。



 食べるものが少ない冬に、食べ物を探している感じでた。

 境内の東側の小高い斜面の上に、国宝の釣り鐘である梵鐘 「洪鐘」(おおかね)があります。この釣り鐘の斜面は見晴台になっています。

 この見晴台から円覚寺の境内を望むことができます。



 同時に、JR北鎌倉駅を挟んで向かい側の南西方向の谷戸(やと)に設けられた東慶寺の境内がよく見えます。



 東慶寺の境内はまだ冬景色のままで、ハクバイ(白梅)が咲いていない寂しい風情です。

 今年は立春が過ぎましたが、残念ながら当面は冬景色のままのようです。春遠からじと信じましょう。