ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市にある北本自然観察園では、珍しいアオバトにも出会いました

2012年12月19日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市にある北本自然観察園にバードウオッチングに行って来た話の続きです。

 冬の雑木林でも、シジュウカラなどのカラ類が野鳥の多数派です。よく見かけるシジュウカラに混じって、やや日陰の薮の中にヤマガラがいました。





 ヤマガラは冬には、シジュウカラなどのカラ類と混群をつくります。カラ類の混群として、近くにいたようです。

 北本自然観察園の中心施設になっている自然学習センター建家の裏手にある高尾の池の近くの小径では、珍しいアオバトを1羽、見かけました。少し日陰になっている枝に留まっています。



 アオバトは日陰の部分に留まっているために、美しい羽根の色を見ることができません。あまり動きません。アオバトを冬に見たのは初めてです。

 北八ヶ岳などの高山で夏にたまに見かける野鳥です。以前、北八ヶ岳の麦草峠近くにある白駒池で休憩していたら、アオバトがすぐ目の前に出てきて美しい姿を見せてくれました。今回は、高山から越冬のために平地に降りて来たためと想像しています。アオバトは繁殖の実体などがよく分かっていない、謎の多い野鳥だそうです。

 高尾の池にはカルガモやマガモなどがのんびりと泳いでいました。奥の方に、小柄なアオサギが1羽います。





 警戒しながら、浅瀬でエサを探しています。

 アオサギ以外は、コサギやカワウなどの水鳥はいませんでした。来園した野鳥観察の愛好家の方々は、すこし珍しいカモ類を探している方もいるようでしたが、残念ながら今回は出会えなかったようです。

 比較的年配の方などを中心に、1周が約2キロメートルの北本自然観察園の中をゆっくりと散策しています。初冬の雑木林や草原、浅い池などに集まる野鳥に出会えて幸せそうでした。