「ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン」という庭園で、季節のいろいろな花々を楽しんできました。
ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンは、頂(いただき)にまだ残雪が目立つ北アルプスの山麓の長野県大町市にあります。アルペンローザ(長野県大町市)という化粧品メーカーの工場に隣接した庭園です。

化粧品づくりに使う山からの雪解け水を利用した庭園だそうです。空気がきれいなので、花々は陽光をたっぷり浴びて見事に咲いています。広さは1万1000平方メートルもあり、この広大な庭に、季節ごとにいろいろな花々が咲き乱れます。
訪れた6月6日の主役の花の一つは、花菱草(カリフォルニア・ポピーとも呼ばれます)でした。清流が流れ込む池の周りのウォーターガーデンと名付けられた目立つ場所に、いろいろな色の花菱草が咲き乱れていました。

普通見かける濃い黄色の花だけでなく、白やピンク、赤みがかった黄色など、多彩な色の花菱草が咲いていました。ちょうど、最盛期で見事な花々でした。園芸店などではまず見かけない色の花菱草が惜しげもなくあちこちに咲いています。園芸種を極めた感じの芸を見せた庭園でした。
その近くにはオダマキが多数咲いていました。普段よく見かける薄い紫やピンク、薄い黄色の花に加えて、これまで見たことがない変わった色のオダマキがいろいろと咲いていました。しかも、群でです。園芸種として、こんなに多彩な花がつくられていることに感心しました。その一つが濃い赤紫に白が入ったオダマキでした。

こんなオダマキは初めて見ました。狙ってこんな花ができるのでしょうか。永年の園芸の汗の結晶のようです。このほかにも、日ごろよく見かける花なのに、不思議な色の絞りが入っていたりして、園芸の成果に感心しきりでした。
花菱草やオダマキに加えて、ルピナスやジキタリス、アイルランド・ポピー、シレネなどの開花期でした。どれも、一生懸命咲いている感じにあふれていました。
ガーデンには里山風に木立があり、その木陰に枝の小道が巧みに設けられています。小道を歩くと、木陰に白いシャクヤクや深紅の西洋シャクナゲなどが咲いていて、時々驚かされます。これ以外にも、名前を知らない花々に驚きながら、小道を進みました。
つるバラの「スパニッシュビューティー」がガーデンの売り物の一つとの説明がありましたが、バラはまだ蕾でした。もうすぐ、煉瓦(レンガ)の壁沿いに咲き誇るそうです。一部ではピンクの大きなバラが咲いていましたが、これはごく先駆けのようです。これ以外にも、美しいバラがあちこちに咲くそうです。大町市は、バラにはまだ少し早い季節でした。
このガーデンのシンボルは除虫菊の一種とのことですが、写真で見ると、とてもきれいな花です。「除虫菊」という名前に惑わされてはいけません。味わいのある花です。
ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンは、頂(いただき)にまだ残雪が目立つ北アルプスの山麓の長野県大町市にあります。アルペンローザ(長野県大町市)という化粧品メーカーの工場に隣接した庭園です。

化粧品づくりに使う山からの雪解け水を利用した庭園だそうです。空気がきれいなので、花々は陽光をたっぷり浴びて見事に咲いています。広さは1万1000平方メートルもあり、この広大な庭に、季節ごとにいろいろな花々が咲き乱れます。
訪れた6月6日の主役の花の一つは、花菱草(カリフォルニア・ポピーとも呼ばれます)でした。清流が流れ込む池の周りのウォーターガーデンと名付けられた目立つ場所に、いろいろな色の花菱草が咲き乱れていました。

普通見かける濃い黄色の花だけでなく、白やピンク、赤みがかった黄色など、多彩な色の花菱草が咲いていました。ちょうど、最盛期で見事な花々でした。園芸店などではまず見かけない色の花菱草が惜しげもなくあちこちに咲いています。園芸種を極めた感じの芸を見せた庭園でした。
その近くにはオダマキが多数咲いていました。普段よく見かける薄い紫やピンク、薄い黄色の花に加えて、これまで見たことがない変わった色のオダマキがいろいろと咲いていました。しかも、群でです。園芸種として、こんなに多彩な花がつくられていることに感心しました。その一つが濃い赤紫に白が入ったオダマキでした。

こんなオダマキは初めて見ました。狙ってこんな花ができるのでしょうか。永年の園芸の汗の結晶のようです。このほかにも、日ごろよく見かける花なのに、不思議な色の絞りが入っていたりして、園芸の成果に感心しきりでした。
花菱草やオダマキに加えて、ルピナスやジキタリス、アイルランド・ポピー、シレネなどの開花期でした。どれも、一生懸命咲いている感じにあふれていました。
ガーデンには里山風に木立があり、その木陰に枝の小道が巧みに設けられています。小道を歩くと、木陰に白いシャクヤクや深紅の西洋シャクナゲなどが咲いていて、時々驚かされます。これ以外にも、名前を知らない花々に驚きながら、小道を進みました。
つるバラの「スパニッシュビューティー」がガーデンの売り物の一つとの説明がありましたが、バラはまだ蕾でした。もうすぐ、煉瓦(レンガ)の壁沿いに咲き誇るそうです。一部ではピンクの大きなバラが咲いていましたが、これはごく先駆けのようです。これ以外にも、美しいバラがあちこちに咲くそうです。大町市は、バラにはまだ少し早い季節でした。
このガーデンのシンボルは除虫菊の一種とのことですが、写真で見ると、とてもきれいな花です。「除虫菊」という名前に惑わされてはいけません。味わいのある花です。
大町ですから春が来るのは、遅い方です。5月からの多彩な花々は、雪の下などで、光あふれる夏を待っています。いろいろな花が舞っていたように一気に咲き始めます。