ここ須郷の山里も晩秋の気配が漂いはじめました。
自然の中で仕事や生活をしていると”温暖化”を痛切に感じます。
毎年9月にワサビの種を蒔くのですが、今年は10月に入っての残暑(夏日)の為
発芽率が非常に悪く散々でした。
数年前の冬のワサビ田仕事は過酷すぎました。
陽の当たらない谷間のワサビ田は極寒で、収穫したワサビはその場で凍ってしまうほどでした。
焚き火で凍える指先を温めながら鼻水、涙を流しながらの作業でした。
それが最近では真冬でも凍ることもなく、秋からそのまま春が来る感じです。
台風や大雨によるワサビ田の被害、山崩れも多くなりました。
この先10年20年後はどんなことになるのか心配でなりません。
不安を感じながらも今のこの環境、自然に感謝しつつ楽しんでいきたいです。
そこで今回初めてワサビ田ウォーキングを企画しました。
初冬の色づく山々を見ながらのんびりと水源近くのワサビ田まで歩きます。
冬の足音がする郷愁をそそるような山里から,
鮮やかな緑が茂るワサビ田の風景を見ていただきます。
普段なかなか見られないワサビ田を間近でみてみませんか?
父ちゃん
【須郷の山里からワサビ田ウォーキング】
日時 12月5日(日) 9時集合、9時30分出発
集合場所 まるとうわさび
参加費 1000円 (下山後には、カニ汁を用意しております。)
持ち物 弁当、水筒、敷物、
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