~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

「縁側カフェ」と「焚き火」と「鹿の糞」

2010年01月21日 12時05分07秒 | 田舎暮らし


週末は月に一度の縁側カフェの日でした。
今年初めてのカフェのメニューは「希望満充」と「おしるこ」の2種。
芋あんのサツマイモも小麦粉もキンカンも、自家製で作っています。
風もなく、天気も上々。

午前中にいらしたお客様が裏山を散策したいとのことで、
父ちゃんと子どもたちが裏山をご案内。
お昼頃に下りてきたと思いきや、
おにぎり、干物、マシュマロを持って再び山へ。
長男のお友だち家族も加わって、山で焚き火ランチが始まりました。
結局、お客様を含めて皆さん夕方まで山に篭もりきり。
焚き火を囲んでまったりしつつ、丸太でベンチをつくる肉体労働もしていたとか。
夕方、母ちゃんが山に行ってみると、焚き火を囲むベンチが出来あがっていました。



そして山の奥では「鹿の糞」を懸命に拾う長男の姿が…。
モンゴルやインドで「牛の糞」を燃料に使っているなら、
「鹿の糞」も使えるのではとの発想で、
燃やしてみると、不思議な匂いを発しながらかすかに燃えたとのこと。
集めた「鹿の糞」はただいまベランダにて乾燥中。
近くに牛を飼っている方がいるので、「牛の糞」もいただいて、
実験してみようと思っています。
結果は長男の大論文が仕上がり次第…。

気がつけば「縁側カフェ」が「焚き火ランチ」、「鹿の糞拾い」へ。
こんな山の中まで足を運んでくださる方がいること。
そして私たちが大好きなこの環境を心地いいと感じて下さる方がいること。
その一つひとつが、本当にありがたいなぁと感じた週末でした。

母ちゃん

まるとうわさびH.P-縁側カフェへ
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