今年も撮りたいと思っていた紅葉も一段落してきた
快晴の今日は「夜も晴れ」との天気予報を見て夕日~夕やけ撮りに出掛けた
ここ横浜市南区南太田にある清水ヶ丘公園の見晴らし台にやってきた
高台にあるすばらしい眺望の見晴らしの丘である
一昨年の年の暮れに始めてやって来て、その夕やけのすばらしさに感動した思い出があり
その感動をもう一度とやって来た
丘の上には、この公園のシンボルとなっている一本の大きな木エノキ「ゆずの木」がある
通称「ゆずの木」と呼ばれるこのエノキはゆずの曲に登場したことから
ゆずの木として親しまれるようになったそうだ
今は療養中とのことで大きな包帯を巻いていた
まだ明るい時間に着いたので見晴らし台でしばらく休憩してから
下から見上げて撮っていると女の子が二人遊んでいて
カメラのファインダーを覗きながら手を振ったら
二人が一緒に大きな万歳を返してくれた
木の方に近づいてくれるように合図して、再度手を振ったら
またまた万歳をしてくれた瞬間を上手く捉える事が出来た
大きな声で「ありがとう~」・・・
夕日も一緒に笑顔を送ってくれた
丘のてっぺんにこのゆずの木があり、その周りには桜の大木がある
桜の頃もきっとステキだろうな~と思い巡らした
近くで車の走る音がする
すぐそばを首都高速神奈川3号狩場線が走っている
花の木と永田ICのほぼ中程に位置する 金網越しに撮ってみた
間もなく日没らしい 雲が無いので赤くはならないようだ
お二人連れがやってきて木の足元からの眺望を楽しんでいる
皆さんが帰ってしまった後は丘のてっぺんでゆずの木は
ひとりぼっちになって寂しいだろうなぁ~
それとも慣れっこになっていて又明日多くの人が来てくれると
楽しみにしているんだろかなぁ~
毎日の散歩の日課なのだろうか~一人の方がやって来て夕やけを眺めていた
遠くに思いを馳せているようにも思えた
入れ替わりにワンちゃん連れの方がやって来た
ワンちゃんの夕方の散歩らしい
このゆずの木はこうして毎日多くの人の人間模様を眺めているのだろう
足元はまだ幾分赤らんでいるが、空は夜を迎えようとしている
日中はぽかぽか陽気だったのに日没後は急に気温が下がって
カメラを持つ手が冷たくなってきた
磯子の方角と思えるが、街に灯りがついてきた
そろそろ撮影を終わりにしよう
ゆずの木の足元にはまだ夕焼けが見えるが
空は静かな夜を迎えようとしている
きれいな青一色の空だ
明日もきっと良いお天気だろう~
【注】 清水ヶ丘公園 見晴らし台へのアクセスとして
京急線井土ヶ谷駅下車し、すぐの信号のある交叉点「水道局前」を右折する、
京急線と平行にしばらく行くと五叉路があり、左前方の細い道に入る
北東の方向に高い山が見えるのが目指す方向である
この細い道は急な石段となっていて100段はあるだろうか
階段の踊り場毎に「睦月」「如月」「弥生」・・・と書かれてあり
「師走」で階段の終わりとなり、公園は道なりにすぐだ
井土ヶ谷駅から15分程で着く
2013年12月5日 撮影
撮影地 : 清水ヶ丘公園