2017年11月28日 九品仏浄真寺の後、世田谷区の紅葉の名所 豪徳寺へやってきました
田園都市線の三軒茶屋で世田谷線に乗り換えて「宮の坂」駅で下車、徒歩10分足らずで着いた
豪徳寺へ来るのも始めてだが、世田谷線に乗るのも始めてで、2両編成のきれいな電車だ
電車へ乗るドアーには「入口」とあり、運転手さんが車内で改札を行い、下りる時は改札も無く
「出口」ドアーより自由に下りる きれいで静かで乗り心地の良い電車だった
さて豪徳寺は、「安政の大獄」で有名な彦根藩主 井伊直弼を始めとした井伊家の菩提樹として
有名なお寺で、また「招き猫発祥のお寺」としても有名です
この立派な山門は関東大震災で倒壊し、昭和の初期に再建されたそうです
山門を入るとまっ赤な紅葉が出迎えてくれた ちょうど良い時に来たようだ~
正面の仏殿に向かって右側に紅葉が多く見られた
どの木も真っ赤に紅葉していて、さすがに紅葉の名所と言われるわけだ
三重塔の周りにも紅葉が沢山見られた
撮影が難しかったが、三重塔と紅葉を写し込めた
境内マップを持ち合せていないので、紅葉のある方へ歩きます
石柱の脇の説明板によると、国指定史跡 彦根藩主井伊家墓所とある
井伊家のお墓があるって聞いたことがあるが、ここなんだ~
少し中に入ると、広い敷地に大型の墓石が整然と並ぶ
都内でも屈指の大名墓です
まっ赤な紅葉越しに三重塔が見えた
大木よりでた小さな枝にまっ赤な紅葉一つが
落ちずにしっかりと抱きついていた
仏殿のそばの「招福殿」の門より入って左へ行くと、招き猫が沢山見える
境内よりもこちらの方が多くの人で賑わっている
招福猫児(まねきねこ)の発祥の地となったのは
井伊直孝が猫によって門内に招き入れられ、雷雨を避けることが出来
また和尚の法談も聞けて大いに喜んだそうだ
彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」の由来でもあるそうだ
近づくと、あるわ~あるわ~ 無数に並べられている
写真は左手の棚ですが、右の三段棚にも同じく無数に並べられている
このブログを書くに当って調べて見た 「何でこんなに沢山あるの?」
「願いが叶ったら、ここに招き猫を返すと更にご利益がある」と言われ
これだけ沢山の返された招き猫が並べられているそうです
そばにいたご年輩の方は、「一匹ずつよく見ていくと、眼の大きさが違ったり
眉の形が違ったりと様々な招き猫が居るんですよ~」と言っていた
近くでよく見てみると、そう言われればそんな気がしないでもないですね
どの猫も可愛い顔をして右手を挙げて「おいで おいで」と呼んでいるようだ
更におじさんが、「左手を上げている猫が一匹いるんですよ」って
指差して教えてくれた アップで撮ってみると、確かに左手を上げている
「ええ~ とても珍しいんですよ」と言って笑っていた
招福殿の通用門の所の紅葉がまっ赤だった~と言うよりまっ赤過ぎて、
撮ってから「あれれ何でかな?」・・・影になっていたからかな?
門を出た所にも立派な紅葉があった
少し大袈裟だが「京都に来たような雰囲気の場所だ~」と思いながら撮った
午後も遅い時間であったが、境内を一回りしてきた
確かに沢山の紅葉があって、ちょうど見頃を迎えていた
参道を出てから振り返って撮った これから行く人も居た
皮肉にも青空になっていた
下見の積りでやって来たが、すばらしい紅葉を見ることが出来た
次回はゆっくりと紅葉を味わえるようにやって来よう
2017、11、28 撮影 豪徳寺にて