四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 豪徳寺 紅葉が見頃でした 2017

2017年12月01日 | 紅葉

2017年11月28日 九品仏浄真寺の後、世田谷区の紅葉の名所 豪徳寺へやってきました



田園都市線の三軒茶屋で世田谷線に乗り換えて「宮の坂」駅で下車、徒歩10分足らずで着いた

豪徳寺へ来るのも始めてだが、世田谷線に乗るのも始めてで、2両編成のきれいな電車だ

電車へ乗るドアーには「入口」とあり、運転手さんが車内で改札を行い、下りる時は改札も無く

「出口」ドアーより自由に下りる きれいで静かで乗り心地の良い電車だった

さて豪徳寺は、「安政の大獄」で有名な彦根藩主 井伊直弼を始めとした井伊家の菩提樹として

有名なお寺で、また「招き猫発祥のお寺」としても有名です


この立派な山門は関東大震災で倒壊し、昭和の初期に再建されたそうです





山門を入るとまっ赤な紅葉が出迎えてくれた ちょうど良い時に来たようだ~




正面の仏殿に向かって右側に紅葉が多く見られた

どの木も真っ赤に紅葉していて、さすがに紅葉の名所と言われるわけだ




三重塔の周りにも紅葉が沢山見られた




撮影が難しかったが、三重塔と紅葉を写し込めた


境内マップを持ち合せていないので、紅葉のある方へ歩きます



石柱の脇の説明板によると、国指定史跡 彦根藩主井伊家墓所とある

井伊家のお墓があるって聞いたことがあるが、ここなんだ~




少し中に入ると、広い敷地に大型の墓石が整然と並ぶ

都内でも屈指の大名墓です




まっ赤な紅葉越しに三重塔が見えた




大木よりでた小さな枝にまっ赤な紅葉一つが

落ちずにしっかりと抱きついていた




仏殿のそばの「招福殿」の門より入って左へ行くと、招き猫が沢山見える

境内よりもこちらの方が多くの人で賑わっている

招福猫児(まねきねこ)の発祥の地となったのは

井伊直孝が猫によって門内に招き入れられ、雷雨を避けることが出来

また和尚の法談も聞けて大いに喜んだそうだ

彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」の由来でもあるそうだ




近づくと、あるわ~あるわ~ 無数に並べられている

写真は左手の棚ですが、右の三段棚にも同じく無数に並べられている

このブログを書くに当って調べて見た 「何でこんなに沢山あるの?」

「願いが叶ったら、ここに招き猫を返すと更にご利益がある」と言われ

これだけ沢山の返された招き猫が並べられているそうです

そばにいたご年輩の方は、「一匹ずつよく見ていくと、眼の大きさが違ったり

眉の形が違ったりと様々な招き猫が居るんですよ~」と言っていた




近くでよく見てみると、そう言われればそんな気がしないでもないですね

どの猫も可愛い顔をして右手を挙げて「おいで おいで」と呼んでいるようだ




更におじさんが、「左手を上げている猫が一匹いるんですよ」って

指差して教えてくれた  アップで撮ってみると、確かに左手を上げている

「ええ~ とても珍しいんですよ」と言って笑っていた




招福殿の通用門の所の紅葉がまっ赤だった~と言うよりまっ赤過ぎて、

撮ってから「あれれ何でかな?」・・・影になっていたからかな?




門を出た所にも立派な紅葉があった




少し大袈裟だが「京都に来たような雰囲気の場所だ~」と思いながら撮った


午後も遅い時間であったが、境内を一回りしてきた

確かに沢山の紅葉があって、ちょうど見頃を迎えていた




参道を出てから振り返って撮った  これから行く人も居た 

皮肉にも青空になっていた

下見の積りでやって来たが、すばらしい紅葉を見ることが出来た

次回はゆっくりと紅葉を味わえるようにやって来よう


2017、11、28 撮影 豪徳寺にて